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2016年03月03日

ミニ植物工場を使った野菜栽培の科学実験教室。10年前、私がやってみたかった環境学習が、近所の中学校ではじまります。あきらめずに、提案を続けておくべきでした?

むかし、オセロゲームやルービックキューブを商品化した
玩具メーカーの専務から、開発者としての心得を2つ教わりました。


一つは、開発者は「天国と地獄を味わう仕事」であり
世間の評価に一喜一憂するなといわれました。

商品開発が成功してヒットしたとたん
自称「オレも、あの開発にかかわった」という人たちが
あふれでてきて、何十人、何百人になります。

プロジェクトに批判的であった人さえ
いつのまにか協力者になっていたりします。

逆に、失敗すると、回りに誰もいなくなり
孤立無援となります。

「彼も終わりか・・」といった噂も飛び交います。

これが、「ビジネスの実態」だと・・・。


もう一つは、「『オレが言っていた通り』
という言い訳はしない」です。

企画の仕事をしていると
自分の提案したことがすべて通るわけではありません。

役員会などで、否定されたりします。


数年後、提案していた商品が他社から出され
ヒットしたりします。

つい、あのとき「オレが提案していたでしょう」
と言いたくなります。

しかし、「死んだ子の年は数えるな」と言われました。


たしかに、「俺が言った通りでしょう」といっても
何の意味もないことです。

そんな教えを受けていたのですが
最近「なぜ、あのときもっと踏ん張れなったのか」
という思いに駆られる情報に接しました。

ぜひやってみたかったことが
近所の中学校で実際に実施されます。


10年前でしょうか、中・高校生の科学教育の一貫として
植物工場による野菜作り教育を考えました。

実験用のミニ植物工場を使い、LED照明、室温、養液供給などの
データを取ながら、レタスなど葉物野菜を栽培する学習です。

データの数値によって、生育度にどのような
変化がうまれるかを実験していきます。

科学者として最も重要なとなる、データによる
実験管理と試行錯誤の積み重ねを体験していきます。

近隣自治体の教育委員会や環境課などに提案しましたが
実現にいたりませんでした。


今回、小型植物工場を使った実験教育が行われるのは
千葉県浦安市の中学校です。
植物工場写真mini.jpg
ワゴン型植物工場を使い、1台ずつ栽培環境を調整でき
比較実験できるようになっています。

イメージしていたような学習方式です。


いま大いに反省しています。

植物工場学習の提案を続けていたら
やはり受け入れられていたのはないかと・・・。

なぜ、継続して提案をし続けなかったのか・・・。

やってみたい事は、諦めずに言い続けることが重要のようです。

「心に強く想うことは、必ず実現する」ということでしょうか?


来週、実験装置を設置した中学校へ見学に行く予定です。
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