「スゴロク」を作りたいと相談にきました。
2年前に、私がAO入試の指導をした生徒です。
指導していたとき、就活になったら
大苦戦するだろうと感じていました。
推薦入学の志望理由書も満足に書けないのに
さらにレベルアップする「エントリーシート」は
どうするのだろうと心配になりました。
彼女とのデートとお遊び的サークル活動で
大学生活を送るタイプに見えます。
いざ就職になると、ＰＲできる大学時代の活動もなければ
自分の強みも主張できない大学生になると感じていました。
そんな彼からの連絡です。
「スゴロクを作りたい」ので
指導してもらいたいという依頼です。
将来、「モノづくり」
特に商品企画の仕事に就きたいそうです。
そのためには、実際に自分で企画して
完成したモノを作ってみたいと考えたようです。
スゴロクはほとんど制作費がかかりません。
それでいて、一つの企画作品になります。
作業もほぼ一人でやれ、自分の企画として発表できます。
悪い話ではないので、指導することにしました。
実際にスゴロクを何点か作っておけば、就活に利用できます。
少なくとも、自己ＰＲに関して
何も書くネタがないということはなくなります。
いまから就職対策も悪くない話です。
そこで、防災スゴロクの作成を薦めました。
最近、地震が増えています。
ゲリラ豪雨という新しい災害も増加し
防災全般への関心は高まってます。
防災関連の本は多く出版されています。
東京都は、「東京防災」という本を出しています。
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市町村には、ハザードマップがあります。
ハザードマップとは、地震や豪雨による被害を予測し
被害予測を地図化したものです。
避難場所も表示されています。
防災関連本の内容を参考にすれば
安全のために学んで欲しい知識が収集できます。
その知識をハザードマップと一体化させていけば
スゴロクのリアリティが高まり学習効果も大きくなります。
いまのモチベーションを維持させながら
彼の地元の防災スゴロクを完成させたいと思っています。
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