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2015年09月29日

「大学生の就活」は、サイコロを振る「スゴロク」と同じで“運”任せかも? 採用基準が曖昧で面接官の主観が大きく影響し、不公平な選考となることも?

10月1日で、大学生の就活も前半戦が終了します。

これからは、秋募集の後半戦が始まります。


その就活について、こんなことをいうと不謹慎といわれるかも
しれませんが、きわめて“運”とか“縁”という要素が決め手となります。

なぜなら、人が人を評価するわけですから
その採用基準は極めて曖昧で主観的です。

ある面、採用する側の感情的な要素が入りますので
不公平でもあります。

だからこそ、偏差値の高い人が圧倒的に有利というわけでなく、
一流大学でない学生にも有名企業内定のチャンスが生まれます。


不公平で主観的採用があるということからでしょうか、
就活の指導本を読んでいくと、正反対のことが書かれたりしています。

就活の基本とされる「自己分析」について、
「自己分析など必要ない、できるわけがない」という本があります。

また、就活にはエントリーシートがつきものですが、
企業側で真剣に読めない理由が、親切に解説されていたりします。

なぜ7割のエントリーシートは、読まずに捨てられるのか?―人気企業の「手口」を知れば、就活の悩みは9割なくなる



読まないなら提出させるなといいたいものです。


面接で「あなたとは一緒に働きたい」と好評価だったのに、実際は不採用。

「圧迫面接でズタズタになったのに採用」とか、一筋縄でいきません。

理不尽なことがまかり通る就活は、まさに人生そのものかもしれません。

最後は、「声高に彼を採用しよう」と言ってくれる人がでてくるかどうか
“運”と“縁”の世界になってきます。


これは、スゴロクと一緒です。

サイコロの転がり方次第で、結果が左右されるスゴロクのようなものです。

「人生ゲーム」と一緒です。


そんな背景から「就活スゴロク」を作り始め、ほぼ完成しかけています。

「就活スゴロク」の最大の特徴が、マス目の文章です。

全く逆の内容を書いたマス目がいくつかあります。

就活の答えは一つでありません。

なにが正解になるかは、面接官の価値観次第です。

就活に必勝法はなく、“運”と“縁”まかせの側面がある点で
「スゴロク」のテーマにピッタリです。


何かいい加減なようですが、就活の不公平さにつながる本質を突くことで
就活生を激励するゲームにしたいと考えています。

なにごとも答えが一つと信じている就活生の頭を揺さぶり、
就活では答えが一つでないことを理解してもらうつもりです。
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