これからは、秋募集の後半戦が始まります。
その就活について、こんなことをいうと不謹慎といわれるかも
しれませんが、きわめて“運”とか“縁”という要素が決め手となります。
なぜなら、人が人を評価するわけですから
その採用基準は極めて曖昧で主観的です。
ある面、採用する側の感情的な要素が入りますので
不公平でもあります。
だからこそ、偏差値の高い人が圧倒的に有利というわけでなく、
一流大学でない学生にも有名企業内定のチャンスが生まれます。
不公平で主観的採用があるということからでしょうか、
就活の指導本を読んでいくと、正反対のことが書かれたりしています。
就活の基本とされる「自己分析」について、
「自己分析など必要ない、できるわけがない」という本があります。
また、就活にはエントリーシートがつきものですが、
企業側で真剣に読めない理由が、親切に解説されていたりします。
読まないなら提出させるなといいたいものです。
面接で「あなたとは一緒に働きたい」と好評価だったのに、実際は不採用。
「圧迫面接でズタズタになったのに採用」とか、一筋縄でいきません。
理不尽なことがまかり通る就活は、まさに人生そのものかもしれません。
最後は、「声高に彼を採用しよう」と言ってくれる人がでてくるかどうか
“運”と“縁”の世界になってきます。
これは、スゴロクと一緒です。
サイコロの転がり方次第で、結果が左右されるスゴロクのようなものです。
「人生ゲーム」と一緒です。
そんな背景から「就活スゴロク」を作り始め、ほぼ完成しかけています。
「就活スゴロク」の最大の特徴が、マス目の文章です。
全く逆の内容を書いたマス目がいくつかあります。
就活の答えは一つでありません。
なにが正解になるかは、面接官の価値観次第です。
就活に必勝法はなく、“運”と“縁”まかせの側面がある点で
「スゴロク」のテーマにピッタリです。
何かいい加減なようですが、就活の不公平さにつながる本質を突くことで
就活生を激励するゲームにしたいと考えています。
なにごとも答えが一つと信じている就活生の頭を揺さぶり、
就活では答えが一つでないことを理解してもらうつもりです。
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