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2015年03月29日

カルタやスゴロク制作のアイデアはいくらでも出てきますが、実際に制作するのは大変?相談を受けるごとにアイデアは提供しても、なかなか完成はしない?

アイデア発想の本が何冊もでています。

ただ、本を読んだからと言って
簡単にアイデアが出るわけでもありません。


アイデア能力を高める最善の方法は、簡単なことです。

常にアイデアを出し続けることです。

出し続けていると
アイデア発想力はおのずと高まります。


だから、アイデアはどんどん人に
提供すべきだと思っています。

人にアイデアをゆずって
次をまた考えればいいわけです。

実際、アイデアをあげても
それを実現する人は少ないですが・・・。


そんなことを口にしていると、アイデアが欲しい人
から相談を受けることも多くなります。

先日も、ビジネスマナーの講師をしている先生から
マナー学習ゲームの相談を受けました。

人の名前と顔を覚えるトレーニングになる教材が
つくれないかといった依頼です。


言われてすぐにアイデアは出るものでないので
ひとまず考えてみますということにしました。

どんなゲームにしようかと悩んでいると
あるアイデアが浮かんできました。

それば、スーパーの喫煙コナーでたばこを吸っている時
すぐそばにあるスピード仕上げの「証明写真ボックス」を
見ていて浮かんできました。

証明写真ボックスの正面パネルには
撮影できる写真見本がならんでいます。

用途にあわせサイズのことなる写真が並んでいます。

一番大きいサイズになると
70ミリ×70ミリになっていました。

まるで、カルタサイズの写真という印象がしました。


すると、このような大きな写真を使って
名前と顔をおぼえるゲームのアイデアが浮かんできました。

同じ人で、髪形や衣装、背景の雰囲気を
変えた写真を2点用意します。

1点の写真をみて、同じ人のもう一点の写真を探す
オープンな神経衰弱といったようなゲームです。

1人1人の、目や鼻などの特徴を覚えておかないと
正解を探すのは難しくなります。

なんとなく、ゲームになりそうです。


しかし、このゲームを制作するには手間がかかります。

年齢・性別の違う人を何十人か集める必要があります。

そのうえで、シチュエーションの異なる写真を
2点用意する必要があります。


これだけの手間をかけられるでしょうか?

アイデアとしては面白いが
実現が難しいといった典型的なゲームのようです。

依頼のあった先生には
一応このアイデアを伝えておこうと思っています。

先生がどうするかは別にして・・・。
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