ただ、本を読んだからと言って
簡単にアイデアが出るわけでもありません。
アイデア能力を高める最善の方法は、簡単なことです。
常にアイデアを出し続けることです。
出し続けていると
アイデア発想力はおのずと高まります。
だから、アイデアはどんどん人に
提供すべきだと思っています。
人にアイデアをゆずって
次をまた考えればいいわけです。
実際、アイデアをあげても
それを実現する人は少ないですが・・・。
そんなことを口にしていると、アイデアが欲しい人
から相談を受けることも多くなります。
先日も、ビジネスマナーの講師をしている先生から
マナー学習ゲームの相談を受けました。
人の名前と顔を覚えるトレーニングになる教材が
つくれないかといった依頼です。
言われてすぐにアイデアは出るものでないので
ひとまず考えてみますということにしました。
どんなゲームにしようかと悩んでいると
あるアイデアが浮かんできました。
それば、スーパーの喫煙コナーでたばこを吸っている時
すぐそばにあるスピード仕上げの「証明写真ボックス」を
見ていて浮かんできました。
証明写真ボックスの正面パネルには
撮影できる写真見本がならんでいます。
用途にあわせサイズのことなる写真が並んでいます。
一番大きいサイズになると
70ミリ×70ミリになっていました。
まるで、カルタサイズの写真という印象がしました。
すると、このような大きな写真を使って
名前と顔をおぼえるゲームのアイデアが浮かんできました。
同じ人で、髪形や衣装、背景の雰囲気を
変えた写真を2点用意します。
1点の写真をみて、同じ人のもう一点の写真を探す
オープンな神経衰弱といったようなゲームです。
1人1人の、目や鼻などの特徴を覚えておかないと
正解を探すのは難しくなります。
なんとなく、ゲームになりそうです。
しかし、このゲームを制作するには手間がかかります。
年齢・性別の違う人を何十人か集める必要があります。
そのうえで、シチュエーションの異なる写真を
2点用意する必要があります。
これだけの手間をかけられるでしょうか?
アイデアとしては面白いが
実現が難しいといった典型的なゲームのようです。
依頼のあった先生には
一応このアイデアを伝えておこうと思っています。
先生がどうするかは別にして・・・。
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