一昔は仮想通貨の価値が暴落し、マイニングは割に合わないというのが通説でしたが、ここ数か月の仮想通貨の価格高騰により、多少スペックの低いPCでもマイニングで利益が出るという話を聞きました。
ここでスペックの低いPCというのはロースペックのGPUを搭載したパソコンという意味なので、通常のグラボ非搭載のPCは対象外です。
いわゆるゲーミング用途として利用可能なPCをマイニングに転用することで少しばかり利益を出すことができるという事です。
ちなみにマイニングというのは、仮想通貨の暗号化された取引情報の処理に自分のPCの処理能力を貸す代わりに報酬をもらうという行為の事らしいです。そして、マイニングの暗号化の処理にはCPUよりもGPU(グラフィックボード)の方が適しており、よりハイスペックなGPUを搭載したPCであればあるほど有利に報酬を受け取ることが出来るらしいです。
ちなみにCPUでもマイニングは可能ですが、電力消費(電気代)に対して報酬額が小さくなるらしく、やればやるほど赤字になる事が殆どだそうです。あと、旧型のグラフィックボードも処理効率が悪くCPUマイニングと同じことが起こるらしいので、報酬をもらったと喜んいたら、実は電気代で損をしていたという事態に陥りかねないのでそこは要注意です。
ところで、我が家にはゲーミング用途としてグラフィックボードを搭載したパソコンが2台あります。
1台は数年前にGTX1650を増設したマウスコンピューター製のデスクトップPC、そしてもう1台はGTX1050を搭載したMSIのゲーミングノートPCです。
どちらも搭載しているのはローエンドクラスのGPUなので、そこまで報酬は期待できませんが、マイニングアプリケーションの公式サイトで報酬金額を確認したところ、とりあえず赤字にはならなさそうな感じでした。
ここ最近我が家のゲーミングPCは電源も入らず放置されていることが多いので(仕事やプライベートが忙しくてゲームしている暇がない・・・)ここは隙間時間にしっかりとお金を稼いでもらおうという事で、勉強がてらプチマイニングをやってみることにしました。
ちなみに、ここ最近はマイニングブームのせいでグラフィックボードの需要が高くなり、近所のPCショップでは軒並み品切れ、ネットショップは顧客の足元を見て価格を吊り上げて売っています。(適正価格から+3〜5万円くらいが平均的な感じです)非常に悲しい限りですが、供給が間に合うまではこの状況が続くような気がします・・・
ZOTAC GAMING GeForce RTX 3060 Twin Edge グラフィックスボード ZT-A30600E-10M VD7559 新品価格 |
あまり大枚をはたいて割高なグラボを購入し、挙句マイニングの途中で仮想通貨の価値が暴落すると目も当てられませんので、今回は現状のゲーミング用途のついでという位置づけで、過剰投資にならない程度でマイニングを行いたいと思っています。(自宅にマイニング工場を構築してガチで稼ぐ人も居るみたいですが、自分はそれが本業ではありませんし、所得税の問題もありますのでそこまでは出来ませんでした。)もちろん良心的な店舗で運よく安価にグラボを手に入れることが出来るのであれば良いグラボを購入したいとは思いますが、なかなかそれも難しそうな感じです。
とりあえず次回からはマイニングにかかわる準備、そして収益の管理に使用した機器類や手段について自分なりに考えたことを書いていければと思います。
にほんブログ村
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image