一昔前だと、据え置きのパソコンを自宅でスタンドアローンで使っていたのが、近年では持ち運びに便利なモバイルPCをいつでもどこでもネットワークに接続し、様々な用途に使用することが可能となってきています。
今回はそんなサービスの中の一つであるクラウドサービスの活用事例を紹介しようと思います。
我が家では親子でマインクラフトというゲームをやっています。
普段は自宅のデスクトップPCとノートPCを使ってマルチプレイで楽しんでいますが、ノートPCが他の用途で使われている場合は、タブレットPCとデスクトップPCという組み合わせでマルチプレイを行う場合もあります。
そこで発生するのが、セーブデータの引継ぎの問題です。
普段のマルチプレイは、ノートPCをホストにして、デスクトップPCをクライアント接続してやる場合が多いので、そのノートPCが使用中の場合、まずノートPCのセーブデータをあらかじめNAS等に退避し、タブレットPCのセーブデータフォルダーにコピーして遊ぶ必要があります。
また、遊んだ後は、タブレットPCのセーブデータをNASにアップロードし、そのデータをノートPCにコピーしてやる必要があります。
このプロセスが結構面倒くさく、いつ、どのPCでプレイしたのか忘れてしまった場合、どのPCから何をNASに転送し、コピーしていいかわからなくなってしまう事もしばしば起こります。
そこで登場するのがOneDriveというクラウドサービスです。
OneDriveはマイクロソフトが提供するクラウドサービスで、Officeアプリケーションと密に連携しているので、同一アカウントでサインインしている限り、どのパソコンでも一元の最新データを扱う事が可能となるサービスです。特徴として、パソコン内のドキュメントや画像フォルダ、デスクトップフォルダをバックアップ設定することで、複数のPCにまたがって共通のデスクトップ、ドキュメントのファイルを使用することが出来るという事が挙げられます。つまり同一アカウントであればどのPCを起動しても同じマイドキュメント、画像、デスクトップでの作業か可能という訳です。
しかも、基本のストレージ容量(5GB)であれば無料で使用することが可能です。
今回はこのOneDriveを活用し、マインクラフトのセーブデータを特に意識することなく最新のデータをどのPCでも利用可能にする方法を紹介しようと思います。
具体的な手順については次回から紹介という事で・・・
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