静電気の帯電で電源が入らなくなったり、キー配列が特殊でタイピング性能がイマイチ等、色々と癖の強いマシンですが、小型で持ち運びや収納が容易なため、場所を選ばず作業できること、小型な割にマシンパワーもあり、動画エンコードも十分に対応できること、ThunderBolt対応なので、外付けGPUを繋げてゲームまでこなせる事等がメインPCとしての主な採用理由です。
類似サイズのSurfaceGOも相変わらず手放さず所有していますが、こちらはマシンパワーが低いのであまり重たい用途には使えませんが、カメラ内蔵で省電力なので主に外出先に持ち歩く用途として棲み分けて使用している感じです。
本来ならばこの2つを兼ね備える理想のPCが欲しい所なのですが、なかなかそういう都合のいいPCは出現していないのが現状です。そしてお金もあまり無尽蔵に使えませんので・・・
そろそろ購入して2年が経過しますが、当初はTPM2.0非対応で心配していたWindows11への対応もファームウェアのアップデートで解決しましたし、まだまだスペック的にも現役で行けるレベルなので、これからも継続して使っていこうと思っています。
そんな絶好調(?)なOneMix4に、最近新たな問題が発生しました。
それはバッテリーの劣化問題です。
最初に違和感に気づいたのは数か月前です。
残量60%程度の状態でシャットダウンし、数日後に使用しよう電源を入れると、Windows起動直後に省電力モードになってしまいました。バッテリー残量を確認すると9%まで減っていました・・・
会社で使っているWindowsPCもシャットダウンしても電池が減り続き、数日後にバッテリー切れを起こす事が時々あるので、その時は普通に電源ケーブルを接続し使用していました。
ところがその後、また電源接続せずにバッテリーで使っていると、今度は残量40%から一瞬で7%まで減ってしまい、またまた省電力モードに突入し、その直後間髪入れずにサスペンドモードになってしまいました。
これは明らかに異常なので、まずいと思い、バッテリーの診断プログラムで残量をチェックしてみることにしました。(バッテリーの状態を調べる方法はこちら)
その結果・・・
↑元々の容量が39655mWhなのに対し、現在は27838mWhまで低下していることが判明しました。
パーセント換算すると約70%という事で、iPhoneであれば交換を推奨されるレベルになります。
(確かiPhoneは80%を切ると自動的に交換サービスのある店の位置が地図で出てくるみたいです)
それにしてもバッテリーのシリアルナンバーが123456789って・・・
怪しさ満点ですね^^;
スマホのバッテリー寿命はおよそ2年とか言っていますし、このOneMix4については電源につなぎっぱなしで動画編集したり、ゲームしたりで本体が熱を持った状態で酷使していたので、バッテリーの寿命も縮まったのかもしれません。
(バッテリーは空っぽの状態で放置すると劣化しますが、フル充電の状態で高温環境に置くとそれも劣化を早めるらしいです。長期保存する場合は60%くらいまで残量を落としておくと長持ちするとからしいです)
ちなみに、OneMix4がバッテリー劣化するとバッテリーが膨張して本体が変形し、ディスプレイがきっちり閉じなくなったり、タッチパッドのクリックが効かなくなるという噂を聞きました。
試しに自分のOneMix4はどうか試してみたところ・・・
タッチパッドは右クリック側が異様に固くなっていました。(普段マウスばっかり使っているので気付かなかった)
そして本体は・・・
↑綺麗に画面と本体にすき間ができて、ぴったり閉じなくなっていました・・・
このままバッテリー膨張の状態で使っていると色々と支障が出てきて危なそうなので、思い切ってバッテリー交換を行うことにしました。
本来ならばメーカーのサポートに送るところですが、工賃も取られるし、サポートに出している間(約2週間くらい)PCが使えなくなると不便なので、Youtube等の動画を参考に自力で交換することにしました。
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交換用バッテリーはAmazonで購入することが出来ましたので、それを使って次回は交換の様子をアップしようと思います。
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