先日、阿部寛さん主演で少し古い映画ですが、譲られなかった者たちへという作品を見ました、概略はあの東北の震災において、生き残った方が(その当時は自分たちだけのことで、生きることに精一杯)その時に出来なかったこと、救えなかったこと、手を差し伸べることができなかった過去をずっと心に持ち続けるという映画です。阿部寛さんは、個人的に大好きな俳優さんですので、涙を流しながら見入ってしまいました。今回の作品は、災害という誰のせいでもなく、仕方ないことだとはわかっていても、それでもすべき事、出来た事、大切なひとを何とかできたのではないか、もっと手を差し伸べることができたのではないかというメッセージ性の強い作品でした。これを自分に照らしてみて、過去の分岐点などでの行動や、思考、選択に誰しも後悔という気持ちはあると思いますが、その時に人のせいにするのではなく、自分がやってきたことでいい意味でも悪い意味でも今という結果があるものだと考え、これからも自分がどう考え、行動するかで未来は変わるし、切り開けるものと信じています。もちろんですが、過去は変えることはできません、しかし、過去をどう捉えて、今からどう生きていくかは、自分次第だと思います。なんか偉そうなことをダラダラと書きましたが、筆者も自分に甘くて、弱い人間の一人です。ブログを通じて、様々な方々の考えなどをご教授していただけましたら、大変うれしく思います。これからも、生きていく上で様々なハードルにぶつかると思いますが、乗り越えなければならないという考えではなく、逃げずに正面からぶつかれば、何か解決策も導くことができ、それが無理であったとしても、一生懸命に生きていれば、必ず、どこかで見ている人が手を差し伸べてくれるのではないでしょうか?逆にもがいている人がいれば、力になりたい、手助けしたいと思うのが、人ではないかと思います。こんな事を書いて、意味があるのかないのか・・・。と思うところもない事はないですが、みなさんのお考え、ご意見も聞くことができれば嬉しい限りです。
タグ:心のうち
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