2021年01月11日
シエンフエゴスチーム 全員にPCR検査実施 感染者2人に加え3人が発症か
Radio Rebelde、2021年1月11日、Mireya Ojeda Cabrera記者
野球のシエンフエゴスチームは、新型コロナウイルス感染の疑いのため、県防衛評議会と公衆保健局の指示を遵守し、シエンフエゴス・スポーツホテルセンターで隔離状態にある。
メンバーのうち3人に症状が出始め、接触者のカテゴリーから感染疑いのカテゴリーに移り、この月曜日(1月11日)、シエンフエゴスチーム全体の結果を把握するため全員にPCR検査が実施された、と県保健局の警戒センター長アレリス・クレスポ・ガルシア女史は記者会見で発表した。
シエンフエゴスチームではシエンフエゴス市在住のメンバー2人がPCR検査で陽性となり新型コロナウイルス感染の無症状者として報告され、うち1人は接触者61人、もう一人は合計82人の接触者を申告した。
パンデミック開始から292日が立ち、シエンフエゴスは累計感染者221人を記録しており、そのうち100人は外部からの発生で、121人は県内での発生となる。1月10日終了時点で感染確認者のうち56人がマタンサスの各病院とシエンフエゴス専門外来センターに入院しており、とても良好な回復をみせている。
クレスポ・ガルシア博士は、安全対策を極度に講じた上での必要な規律の大切さを訴えている。あらゆる場所でのマスク着用必須、ソーシャルディスタンス、手指と表面の消毒である。
Aislado cienfueguero equipo de béisbol Los Elefantes por la COVID-19
https://www.radiorebelde.cu/noticia/aislado-cienfueguero-equipo-de-beisbol-los-elefantes-por-la-covid-19-20210111/
カラコル、パルマーレスら新たに4社 CUC払いを受け入れへ
Cubadebate、2021年1月11日、ACN
チェーン店「カラコル」、ホテル関連会社「パルマーレス」、芸術文学販促代理店(アルテックス)、音楽録音編集会社(エグレム)の各社は、CUCでの支払いを受け取るよう、全国で手配した。国が実行している通貨整備に含まれる通貨統一の一環である。
このように自身のツイッターで述べた改革大綱実行常設委員会のマリーノ・ムリージョ委員長は、これらの新たな施設は、すでに実施中の「シメックス・コーポレーション」や、チェーン店「カリベ」に続くものである、と説明した。
「シメックスとカリベに続いて、全国のカラコル、パルマーレス、アルテックス、エグレム各社の合計500か所以上の施設でもきょう以降徐々にCUCの支払いが受け取れるよう、環境が整った」、とムリージョ委員長はツイートした。
ムリージョ委員長はまた同じツイッターで、釣りはCUPのみとなり、1回の購入ではCUCとCUPおよびカード払いを併用できる、と説明している。
キューバTV (2121年1月12日)
Habilitan nuevas entidades comerciales para recibir el pago en CUC
http://www.cubadebate.cu/noticias/2021/01/11/habilitan-nuevas-entidades-comerciales-para-recibir-el-pago-en-cuc/
サンティアゴ・デ・クーバ コロナ感染者増加で規制強化 回復第二段階に後退
サンティアゴ・デ・クーバ、新型コロナ陽性者が増加
Radio Habana Cuba、2021年1月11日、PL
直近の新型コロナ感染者の数が全国最多になったキューバ東部サンティアゴ・デ・クーバ県は、直面するパンデミックの悪化に対して新たな規制を適用する。
負の疫学的行動の結果として、同地域は回復第二段階に後退するとともに、県都サンティアゴ・デ・クーバ市はここ最近の感染者数の高い割合のため、第一段階に戻った。
この状況のもっとも象徴的な場所の一つが、同市でもっとも人口が多い地区の一つであるサンタ・バルバラ人民評議会である。ここは23ブロックに4千人以上が隔離され39人の感染者が判明し、教育やサービスのセンターの機能が麻痺している。
人びとの密集や、もっとも脆弱な人びとを守る日常的使用の物資や食料の配布偏りなどを避けるため、県防衛評議会は、公共交通と飲食施設の制限を決定した。
同県は6か月以上感染者ゼロを続けたが、ここ数週間のぶり返しにより、キューバでPCR検査を始めた最初の3機関のうちの一つであるモレクラール生物研究所によるPCR検査分析の日々のキャパシティーを高めることを強いられた。
この土曜日(1月9日)は89人の感染者が判明し、サンティアゴは感染率を大幅に上げた。これには海外旅行者とその家族や隣人による疫学的規範の違反が影響している。
キューバTV(2021年1月10日)
ルイス・エウヘニオ・バルデス・ガルシア県防衛評議会顧問(2021年1月8日)
キューバTV パルマ・ソリアーノで感染者増加(2021年1月7日)
Santiago de Cuba adopta nuevas restricciones ante espiral de la pandemia
http://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/244260-santiago-de-cuba-adopta-nuevas-restricciones-ante-espiral-de-la-pandemia
キューバ セリア・サンチェスを追悼 没後41年
セリア・サンチェス
Radio Habana Cuba、2021年1月11日、PL
キューバはきょう、キューバの革命プロセスにおける女性参加の中心的な象徴のひとりで、1980年の1月11日にハバナで死去したセリア・サンチェスを回想する。
キューバのオリエンテ地方で生まれた若きサンチェスはとても早い時期に、フルヘンシオ・バティスタの独裁政権に反対する組織に加わり、そのあとフィデル・カストロが指揮する7月26日運動の一員となる。
セリアの地下活動における働きは、独裁政権との戦いを始めるために11月25日以降メキシコから航海していたグランマ号の遠征隊員82人のキューバへの上陸作戦にとって決定的だった。
1957年3月にセリア・サンチェスはシエラ・マエストラに登り、叛乱軍に加わり、この軍事組織において戦闘員の地位を占めた最初の女性となった。セリアはまた、ゲリラ戦の後衛への支援として機能したマリアナ・グラハレス女性大隊の創設の主要な促進者だった。
1959年1月1日の革命勝利後は、重要な任務や責務を担い、キューバ共産党中央委員会やキューバ女性連盟全国指導部メンバー、国会議員、国家評議会書記を務めた。
サンチェスはまた、ゲリラ戦に関するあらゆる情報を収集し整理することにも専念し、1964年には国家評議会歴史問題事務所の創設を実現させた。
キューバTV(2021年1月11日)
El pueblo cubano recuerda hoy a la extraordinaria revolucionaria Celia Sánchez
http://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/244244-el-pueblo-cubano-recuerda-hoy-a-la-extraordinaria-revolucionaria-celia-sanchez