ランクル70購入記

メインの林道体験が終了したのでここからは一気に行きたいと思う。



さて、家族一同大満足のはずの初のロング林道体験を終えて、ようやく温泉旅館に向かう。

今回は林道出口（追貝入口）からほど近い老神温泉郷に素敵な宿があったので、家族を林道におびき寄せるための餌としてその宿を取った。


宿は一休で探した「仙郷」という旅館（参考リンク）。なかなか綺麗で、対応も丁寧で素晴らしい感じ。


宿の中に入ると、ロビーのスペースに面して綺麗な中庭があり、窓が一部空いていて、そこから不思議なほどに気持ち良い風が吹き込んでいる。
ロビーのソファ―で受付を済ませると室内に案内してもらい、ようやくのくつろぎタイム。
ここで温泉を楽しみながら２泊できるとは楽しみじゃないか。


食事は適量でどれもおいしかったが、メインは初日が上州牛の鉄板焼き、二日目が上州牛のシャブシャブ。シャブシャブが特に最高〜。




天ぷらもおいしかったなぁ。それに久保田（紅寿）もうまかったなぁ。もちろん、温泉も最高。ランクルの話どこいった〜


そして、群馬滞在２日目（8/17）は子供を吹きガラス体験（月夜野びーどろパーク）に連れて行っただけで旅館でのんびり温泉を満喫。ガラス吹きは社会人になりたての頃の社内旅行で行ったことがあったなぁ・・・




この日は雨だし、ＲＶパークもお盆休みだし、のんびりするには絶好の日和だった。

そして迎えた群馬滞在最終日（8/17）、１月以来という２度目のＲＶパーク訪問を祝うかのように朝から晴天に恵まれた。大げさだけど、ほんと、来たかったからなぁ。


前回は寒くて雨が降ったりしてたな、そういえば。

先週からお盆休みで、今日の１０時開店なので、一刻も早くＲＶパークに行きたいところだけれど、朝から気持ちよく晴れたので、家族が少しは観光をしたいというので、はやる心を抑えて老神温泉郷の目玉スポット（のはず）の「吹割の滝」に行ってみることにした。車で１０分ほどの距離。

吹割の滝の近くに到着すると、道路沿いにはたくさんの土産物店が「（お買いものすれば）駐車場無料」という看板を掲げていて、どこにしようか迷ってしまう。

そして、同じくたくさんのお店が「滝はこの真下」的な看板を掲げている。

ここで「どこが真下よ？」と言わず「確かに、この広大な風景の中では、都会でいう「真下」とはまた違う「真下」の定義があるのかもしれないなぁ」と思えたら神対応。

まぁ、どこも似たりよったりだろうから、適当なお店の駐車場に車を停めて、滝に向かう。


そして、滝につくと、そこはあらビックリ。さすがは東洋のナイアガラ！

予想以上に美しい景色が広がっていた。しかも滝は上からじゃなくて下へ！外国人観光客もワンサカ。中東系の人が多かったかな。

マイナー志向の自分的にはこういう、いかにも観光みたいなことは敬遠しがち（といいつつ、ハワイ大好きだけど）なのだけれど、行ってみると意外といいなぁ、というのは行ってみるといつも思うことだし、そういうひとコマは意外と深く思い出に刻まれるもの。

ＲＶパークに行く前の地ならしと位置付けたことを反省。


そして、車を停めさせてもらった土産屋さんで駐車場代として野菜と購入したぐんまちゃんサイダーをお買い上げ。


こうして、東洋のナイアガラを満喫して、いよいよＲＶパークに向かう。

群馬に来てから美しい自然を沢山目にして心がきれいになったせいか、はたまたようやく隠れ本命イベントに迎えるからテンションが上がっているからなのか、道路脇のオレンジの花が異常にきれいに見えた。


さぁ、いよいよＲＶパーク、と行きたいところだけれど、今度は同行者達から腹減ったの大合唱。

せっかくのＲＶパークを早々に切り上げる事態は回避したいので、急がば回れ。
まずは前回、店長さんに教えてもらって十割そばを食べた梅田屋さんに向かう。
今回はカツ重セットと天丼セット。




こうして、午後１時４０分頃、ようやくＲＶパークに到着。ほかに７０のお客さんらしき車はない。あの７９のトラキャンと半田店長さんの４０は今日も駐車場の奥に鎮座。カッコイイ。


店内は、商品のダンボールがあちこち山積みになっていたりして、休み明け感満載ではあるけれど、ありました、７０コーナー。前回来たときよりも小物なんかは増えていて、ステッカーとか、牽引フックとかいろいろなものが置いてあった。


ただ、ぱっと見た感じでは、人気アイテムの本革シフトノブとトランファーノブがなかったので、お店の方に聞いてみると、かろうじて在庫があったのでお買い上げ。

聞いたところでは、このアイテムは先日の群馬パーツショーで売り切ることにしていたので、その残りがあるだけで、もう入荷の予定はないとのことだった。

再販終了を改めて感じて、少しさびしくなってしまったが、まぁ、とりあえずこのＲＶパークで入手できてよかった。

そして、ついでに気になっていたピックアップの在庫状況を聞いてみたところ、まだ１０台ほど残っているとのこと。いつまで登録できるのかについては、年明けまで大丈夫とのことだった。

ということは、再販ランクル７０には幻の平成２８年初年度登録車が存在する可能性があるということか。

そして、淡泊な自分としてはこんなところで帰ろうと思っていたのだけれど、ここで子供がＲＶパーク内のオフロードコースを体験したいと言い始める。

前回来た時に半田店長さんの運転で体験したのを覚えていたらしい。林道で飽き足らず、さらに乗りたいとは実は好きなんじゃん。

自分的にもぼちぼち「さなげ」にも行ってみようなんて思っているところだし、再度、本職の方の運転を拝見しておくのもよいかと思ってお願いするとＯＫとのこと。

さっそく、前回、その本物力を痛感した１５０プラドの後部座席に子供と共に乗り込む。


今回運転してくれたのはＲＶパークの高山さん。

シートポジションやステアリングの握り方といった基礎から親切に解説しながらコースを一周してくれて、改めて運転技術と車の性能に感心しきりだったのだけれど、さぁ、降りよう、となったときに高山さんがサラリと「運転はいいんですか？」の一言。

そりゃまずいでしょぉ〜、初めてドキドキワクワク林道体験した程度の私がこんなとこ走ったらどうなっちゃうのよ〜、と思ったのだけれど、ＲＶパークの会員であれば全然ＯＫらしい。

いつもなら、「イヤイヤ、いいですよ、車壊して迷惑かけられませんから」というところなのだけれど、そこで、おそらく誰の運転でもいいからもう一周したいと思っていた子供の「やれよ」の目線。

そんなものでも背中を押してくれたらしく、「やってみようかな・・・」

というわけで、初のほんとの凸凹道体験。

懇切丁寧に教えてもらいながらだから当然かもしれないけど、こんなの無理でしょ、というところを走ることができたし、デフロックの凄さも体感。

コース間違えかけて石にしこたま底をこすったりもしてしまったけど、これは本当に楽しかったぁ〜。

運転してるときは撮影できないので写真はないけど、これはもうちょっと病みつき。
しかも先生が隣で教えてくれる安心感。

ちなみに林道で居眠りしてたナビゲーターは小さいほうの子供を連れて職場放棄。乗るのは断固拒否の姿勢。
まぁ、正しい判断だな。

クリーンディーゼルプラド試乗記事はコチラ

そんな楽しい初体験と、ブログで話題になっているのを羨ましく眺めていたお土産を購入して２度目のＲＶパークを後にした。


子供には86のミニカーを購入。群馬パーツショーのバッジはお土産にもらってしまった。感謝感謝。


こうして、ようやく帰路についたのは１５：２０頃。

そして最後は、前回も購入したガトーフェスタハラダのラスクを買うことになっていたのだが、前回と同じ本店に行くのはちょっと遠回りだなぁ、と思っていたところ、お昼頃に群馬訪問を知りメールをくれたやまさんが「ラスク買うなら藤岡インター近くにお店があるから便利だよ」と教えてくれたので、大助かり。

ラスク買うなんて一言も言ってないのに、やまさん、見事な読み（バレバレか？）で、親切なご案内、本当にありがとうございました。







こうして幕を閉じた夏のワクワク群馬遠征。

色々あったんだけど、なんといっても長〜い栗原川林道。そして、想定外だったＲＶパークのテストコース体験。
どれもこれも最高に楽しかった。

日本の地理は学生時代にいやいや勉強しただけど、ほとんど頭に入ってない。
でもこうして、自分なりの目的を見つけて、その場所のことを調べて行ってみると、本当に勉強になるし、知識になる。

これからもこうして色々なところに行ってみたい、と最後はまともなことを言って終了。

長文、ご清読ありがとうございました。