奇遇にも40でも、60でも80でもなく70m。
そう、これは間違いなくランクル70にとっては何かのご縁。
登らないわけにいかないでしょう・・・誰かが。
ランチを食べながら話していると、やまさんがヒルクライムに挑戦してみようかな、という感じを醸し出している。
ここぞとばかりに、やってみなはれ、な雰囲気を盛り上げる。
やまさん、来る前は車傷つけないように遊ぶようなことを言っていたけれど、レースで磨いた腕がウズウズしてきた模様。
これは、良いものが見られそうということで、そそくさと斜面の下に移動。やまさんの登場を待つ。
それにしても本当にすごい斜面。
角度にすると30度もあるのだとか。
そして、朝方、少し雨が降ったとのことで凸凹に加えて、ややウェットな路面になっている。
そこにやまさんのランクル70ピックアップ(ベージュ)が登場。
その後、ランクル70ピックアップ(ホワイト)のYPさんが登場。
さらに、ランクル70ピックアップ(ベージュメタリック)の乱丸さんも。
この後、ピックアップ3台によるヒルクライムチャレンジが繰り広げられた。
▼チャレンジの様子はこちらの動画でどうぞ▼
途中からコース脇の土手の上で撮影開始。
斜面を勢いよく、エンジンを唸らせ、路面を削りながら上がってくるランクル70の迫力はすさまじいものがあった。
YPさんが挑戦しているとき、一度は、自分のいる近くで足元の壁を登るような動きになったときがあって、車がコース外に飛び出してくるんじゃないかと超ビックリ。
(動画で見たらそれほどの場面はなかったんだけど・・・)
そのとき、YPさんは前後デフロックを入れて挑戦したらしいのだけれど、前をデフロックすると、ステアリングが切りにくくなるので、壁にあたってそのまま登ってしまったとのこと。
もっとも、YPさん曰く、登っているときはテンパっているので、そういう事態になったこともよく分からなかったのだとか・・・恐ろしやヒルクライム。
ヒルクライムも必ずしも前後デフロックしちゃいけない、ということでもないらしいけれど、こういう遊びは、勇気のほかに、しっかりした知識もないとできないんだなぁ、と痛感。
ブロンコ代表の竹村さんによると、路面がウェットで難しくなっているとのこと。
(乾燥している日は全く違うらしい)。
ちなみに、このヒルクライム、急斜面なので、途中で止まってしまうと、車はズリズリを後ろに下がり始める。
その時、リバースに入れてエンジンブレーキメイン、フットブレーキ補助に使って降りてこないと車が横を向いたりして危ないらしい。
でも、口で言うのは簡単、挑戦した人によると、急斜面で車が落ちるような状況でシフトチェンジしてリバースに入れるのは恐怖なのだとか・・・
YPさんによると、山の緑があまりない季節には、斜面の上で後ろを見ると、山の下の市街地が見えるらしく、その恐怖たるやスゴイらしい。今書いていても手に汗が・・・
この話を聞いていなければちょっと、挑戦してみようかな、となっていたんだけど・・・
途中から、やまさんと、乱丸さんがタイヤの空気圧を下げて挑戦しはじめると、グングン記録が伸びたのだけれど、結局クリアはならず。
みなさん、本当に見事なチャレンジスピリットと勇気、いいもの見せてもらい、ありがとうございました。
その雰囲気にヘナチョコも感化され、一瞬、自分の愛車ランクル70にもこんなヤンチャをさせてみたい、という衝動に駆られそうになったけれど・・・
いかんいかん、みんなができるから、自分もできると思ったら大間違い。
小学生の頃、ラジコンオフロードカーのレースに出たときに、愛車がコース上の1つ目の山にトップで飛び込んでいったのに、待てど暮らせど山の向こうから出てこなくて、代りにタイヤがコロコロコロ〜と転がって出てきてあえなくリタイア。あの恥ずかしかったこと・・・みたいなことになるに違いない、と自制。
そして、1時間ほどのヒルクライムチャレンジを見学し終わった頃には、既に時間は3時前。
もうあまり時間もないので、一度ぐらいは外周路を自力走行しようと走りにいったのだけれど、この後もやまさんが挑戦して、頂上まであとわずかのところまで行ったそう。
そして、やっぱりピックアップ乗りの方のほうがチャレンジ精神旺盛なのか、自分が見ている間、バンで挑戦する人はいなかったのだけれど、ひそかにバンオーナーの↑矢印さんが挑戦して、やまさんに匹敵するところまで登ったらしい。
それも落ち着いた登りっぷりだったとか。カッコイイですね〜
ヒルクライムは、ピックアップだとどうしても荷台が軽いので、リアが跳ねてしまうので、バンのほうが向いているかもしれないと、竹村さんから聞いていたし、↑矢印さんは、タイヤが285/75R16のマッドタイヤなので、それもよかったのかもしれない。
でも、なにより大切なのはチャレンジする勇気。
最後の2人のチャレンジを見られなかったのは本当に残念。
ということで、次またお願いしますね〜
またまた続く・・・・
次はドロドロ篇の予定。
◆ランクル70でBRONCOの会 2017夏記事&動画
◇その1 皆で進めば怖くない?ブロンコ道→記事
◇その2 痛!オバフェンがぁ・・・→記事
◇その3 ヒルクライム→記事
◇その4 マッド&バケツ→記事
◇その5 お別れ&泥遊び後メンテナンス方法→記事
某群馬県のサファリワールドの第一草食セクションにはげ山の頂上にシェルターが有って、日々、乾燥草やペレットを置くのですがランクル40でないと登れない斜面です。
しかも、途中で段差が有って跳ね具合によっては苦戦するんです。
更に登り切ったらその先は文字道り断崖絶壁で落ちたら昇天する場所。一応車をターンさせるスペースは有りますが…。
今はヒエラルキー上位の草食獣が登れない様すでに削っていまい乗り込めませんが。
ここでの毎日の体験が四駆に向かわせるキッカケになってます。(セダンなどに食指が無かったせいも有って)
ヒルクライムで横を向いて横転するとかなりのダメージ。
左右に壁が有るとボディは凹みますがブレーキにはなると思いますので、造りとしてはなるほどと思ってしまいます。
が・・、やまさんのチャレンジを目の当たりにし、私も・・ちょっとだけよ と思い、ひそかに3回ほどチャレンジさせて頂きました。
バレちゃいましたか〜
座席を2ノッチ前進させて、Lowレンジの2速、前後デフロック、地味なクローリング + へなちょこな気持ちを込めてトライ、あばれる君と化したハンドルを押さえて・・、結果 やまさんの一歩手前で撃沈しました。
こんにちは。確かに、座る狼さん、泥んこエリアでも見かけなかったし、ヒルクライムにも参戦されておらず静かな時を過ごされていたような・・・
あそこに行くと、マッドテレーンが素晴らしいものに思えてきますね〜
当方靴はマッドテレーンでしたけど、まともに立ってられなかったです。
愛車のタイヤはオールテレーンで、この時点で泥噛みしまくってF1のタイヤみたいになっていたので、まぁ無理かなと判断しました。(言い訳です)
修羅のように挑戦を続ける姿は、「ああ、やっぱりこの人自称シティーオフローダーで、真の姿は、、」と、私に思わせるには十分でした。
あ、私?
私はブロンコ道と外周路でおなか一杯です。^q^