先行者の皆さんは既に駐車場に車を停めて、談笑していたり、テーブルなどを設営中。
受付のある建物前、ブロンコ代表竹村さんのベージュのランクル70バンの隣に自分のランクル70を停めさせてもらってから、竹村さんとご挨拶。
初めてお目にかかる竹村さん、株式会社フォーバイフォーマガジン社の社長さんを経て、この山奥で「あの」ブロンコ代表になられた、ということなので、一体、どんな方なのかと思っていたけれど、明るい笑顔で迎えてくれて、想像していた以上にやさしい雰囲気。
このあと、一日中、すっかりお世話になることになりました。
さて、到着後の皆さんの様子はというと、ブロンコ道で既に「お腹一杯」という感じもあり、まったりモード。長年ランクル70などに乗ってきた方々でもそう感じるんだなぁ、と思いつつど素人は完全に共感。
受付のある建物の前にはブロンコのマスコットカー3台、白いJEEP、ドイツの軍用車ピンツガウアー、そしてベージュのランクル70バンが並んでいる。
そろそろ、入場手続きをしようということになり、建物の方に歩いていくと、最近カブトムシとクワガタムシにハマっている息子が「クワガタムシがいる」と興奮気味に呼んでいる。
ブロンコのホームページにクワガタムシが居るとは書いてあったけれど、今は真昼間。
しかも夏も終盤。
わが子が妄想半分、ゴキブリでも見てわめいているのだろう、と一応見に行ってみると・・・??
ピンツガウアー(だったと思う)の左リアタイヤにミヤマクワガタ!!しかもオス!!
ミヤマクワガタの雄を到着後数分で、しかもこんなところで発見するとは、好きこそものの上手なれ、とは言うけれど・・・でかした、息子よ。
集合場所の道の駅でミヤマクワガタのペアが売られているのを欲しがっていたので、これはまたとないブロンコからの贈り物。
ありがたく持ってきていた虫かごにIN。
(後に、RJさんがメスのミヤマクワガタを見つけてくれたため、最終的には見事にペアになってしまった。感謝です。)
本題に戻って、BRONCOの受付のある建物は趣ある丸太小屋。
外側の壁には趣あるステッカーというのかワッペンというのか、カッコイイやつが沢山ついていたりして雰囲気満点。
ちなみに建物脇にあるトイレもウォシュレットと自動洗浄機能付き便座に慣れた軟派者にアウトドアの醍醐味を教えてくれるクロカン仕様で雰囲気満点。
建物の中に入ると、数々の写真やいかにも貴重そうなミニカーなどのコレクターズアイテムが並んでいて、奥にはサバイバルゲーム用のグッズが並んでいる。
受付されていた、これまた優しそうな竹村さんの奥様によると、サバイバルゲームも、ここまで上がってこられる人しかできないということで、そんじょそこらのサバゲーマニア達のそれとは違った本格的なものになるに違いない。
さて、いよいよ施設利用申込書に参加者数などを記入して、建物内で受付とお支払い。
我が家の場合は親子4人で料金は以下のとおり。
・入場料 500円×2人(小学生以下の子供2人は入場無料)
・走行料 3,500円
・傷害保険 250円×4人(これは子供も必要)
合計 5,500円
年に一度強制連行されるネズミのお化けのアミューズメントパークの入場料に比べてなんと有意義なことか・・・
支払を済ませると、会員証(スタンプラリー仕様で、2回目でステッカープレゼント、5回目で走行1回無料)と、場内マップを渡される。
こちらのカッコイイBRONCOステッカー、2回目行ったときか、お誕生日月にもらうか、購入するか(通販もあり)なのだけれど、今回は、座る狼さんから、前回購入したからと、いただいてしまった。
ありがたく頂戴し、洗車の後に貼らせていただくことにしよう。
受付を済ませると、建物内でコーヒーもサービスしていただけて、イスに腰掛けてほっと一息。
ここまで来ただけでかなりの満足感なので、もう見てるだけでもいい感じなんですけど・・・
と、そんな心中を察してか、竹村さんから、外周路を、竹村さんのランクル70で先導して走りましょうか、とのご提案をいただいてしまった。
これは本当にありがたい、ということで即座にお願い。
まったりしかけていた皆さんにも声をかけて外周路ドライブへ。
出発する際、竹村さんがトランシーバーを貸してくれて、注意事項を教えてくれるというこの上ないご配慮までいただき、感謝感激。
恥ずかしながら、トランシーバーを使ったことがなくて、その使い方にややビビるも、なぜか10歳の娘がテレビで見たことがあるらしく知っていて、的確に指図されながらなんとか対応。
妻はブロンコ道で、既にギブアップ気味だったので、あとは帰るときしか車には乗らない、と宣言していたのだけれど、竹村さんからブロンコ道と違って「普通の道ですよ」と優しく唆されて「あら、そう」と思ったらしく後部座席に同乗。
外周路に入ると、そこは確かに普通の道・・・ではなくてやっぱり立派な凸凹道で基本的にはブロンコ道と大差なし。
「普通の道」を期待していた後部座席の妻は深い溜息・・・
妻よ、人によって「普通」は違うのだよ。
だって、竹村さんはブロンコ道で通勤しているのだから・・・勉強になったね。
▼このときの外周路走行時の動画▼
素人丸出しの自分の運転はというと、竹村さんの走ったラインをなぞるようにしているつもりが、キッチリ要所要所でスタック。
その都度、無線で「リアデフロックしてみましょう」、「今度は前後デフロック使ってみましょう」などと親切にアドバイスをいただきながら牛歩で前進。
実は、このど素人管理人、今回の経験をするまで、デフロックといえば前後デフロック、という感じで使ってきていた。
どうせロックするなら、面倒だから前後同時にやっちまえ、という感じ・・・
初めて、リアだけでも十分に効果を得ることができる場面もあるし、フロントまでロックすることでステアリング操作がしにくくなり危険なこともあるのだということを知って、目からウロコ。
人によってレベルの差はあるにせよ、やっぱりいつもと違う環境で走ることによって学ぶことは大きいし、楽しい。
そんな感じに丁寧に指導いただきながら、なんとか外周路を1周して戻ってくることができた。
ちなみに、私が竹村さんの真後ろについて、トランシーバーまで借りてしまったで、一緒に行こうと誘った他の皆さんは、私の後ろから、自力で走っていただけ。
すみません、自分だけ良いとこどりしてしまって。
さて、楽しい外周路ドライブを終えて、駐車場に戻って、また、いろんな人とお話したりしながらのんびりと過ごしていたところ、今度は、お風呂道さんの車の運転席に「座る狼さん」が座り、助手席にお風呂道さんが乗ってどこかにお出かけする模様。
これはチャンスということで、後部座席に乗らせてもらって外周路へ。
お風呂道さんの車は、JAOS BATTLEZ X SUS コンプリートセットでリフトアップされているのだけれど、やっぱりノーマルとは全然違う乗り心地。
リフトアップしているのに、安定感はあるし、振動はマイルドになっていて、揺れがすぐに収まる感じは自分のランクル70のそれとは別次元。
座る狼さんと、そんな違いに驚きながら、進んで、キャンプサイト前まで行くと、右手に噂に聞いたことのある「バケツ」のあるエリア。
ここまで来たからにはバケツは拝んでおかねば帰れない、ということで、車を降りて近くに行ってみる。
この日のバケツ、結構水が溜まっている状態らしい。
私の標準仕様の眼には、進入路となる池の地盤とほぼフラットに見える道以外には、車が登れそうな場所、というか登ろうという気になれそうな斜面は見当たらない。
淵の立ち上がり方を見ると、バケツと呼ばれる所以がわかるような気がする。
さすがに、ここに入る人は、今日はいないだろうなぁ、と思われた(結果としてはいたんだけど)ので、ここはひとつ、なんちゃってバケツ的な画が欲しい。
幸い、バケツの近くまで車で降りても登ってこられそうに見える。
ということで、さっそく、協力してくれるお風呂道さんが車を移動。
これは迫力ある写真が撮れそうだと、撮影開始。
お風呂道さんのグレーのランクル70がバケツ近くの岸に降りて、斜面を登って行こうとしたとき、ちょっと大きめの「ゴオー」??みたいな音。
斜面を登り切った車から座る狼さんとお風呂道さんの車から降りてきて、車の外側をチェックしているので、どうかしたかなぁ、と見に行ってみると・・・
右リアのドア部分のオーバーフェンダーからフワァ〜っとした綿帽子。
こんな短時間に大きなカビ?なはずもなく、先ほどの音がした瞬間、登り坂の右側にむき出しになっていた木の根にこすってしまったらしい。
哀しくオーバーフェンダーが削れて、FRPの繊維がフアァ〜っと出てしまっている。
アララララ〜、林道散歩でこすりキズ程度は日常茶飯事。
細かいことは気にしない懐の大きなお風呂道さんとはいえ、これはちょっとショックかも・・・というご様子。
そりゃそうだ。バケツに入ったならまだしも・・・
うちの娘がハブロックしたとき、何か念を込めてしまったか・・・
不詳管理人としては、バケツ脇に行ってみることをおねだりした感もあり、申し訳ない気もするものの・・・
ここはナロー化も検討していたと記憶しているお風呂道さんなので、いっそのこと、ナロー化してはどうか、という提案でお茶を濁す。
それにしても、バリっと割れるとか、ボロっと取れる、ではなくフワぁ〜、っという壊れ方が何とも・・・
お風呂道さん、すみません、面白かったです。
ちょっとショックを受けたけど、それを笑い飛ばす懐の大きなお風呂道さんの車に再び乗って、みなさんの居る駐車場に戻って、しばしの休息でランチタイム。
それにしても道の駅で皆さんを待たせて購入してきた稲荷ずしがずいぶん甘かった。
まだまだ続く・・・
◆ランクル70でBRONCOの会 2017夏記事&動画
◇その1 皆で進めば怖くない?ブロンコ道→記事
◇その2 痛!オバフェンがぁ・・・→記事
◇その3 ヒルクライム→記事
◇その4 マッド&バケツ→記事
◇その5 お別れ&泥遊び後メンテナンス方法→記事
昔は塗装無しの納品が多かったようです。流石ランクルと改めて惚れ惚れする仕様だと認識しました。
復活おめでとうございます。
私も一度交換したことがありますが(今回の記事見て思い出しました)、塗装代ってとても高額ですよね。
いっそ、全部素地にって思っても、それはそれでもっと高いし、料金体系うまくできてやがる畜生!
と、思ったことがあります。
まさに、そのまさかで、取り付けようとして発覚しました…。
こんばんは。
塗装代の入ってない見積ですかぁぁぁ・・・
まさかディーラーも商品が届いてから気が付いたわけじゃないでしょうけどねぇ・・・
お高くついちゃいましたねぇ、これにこりずまたよろしくお願いします。
皆さま
本日オーバーフェンダーの修理完了しました。
が、見積もり約22000円でしたが、本日の請求額が38000円でした。
そこでクイズです。なぜこうなったのでしょうか?
70のオーバーフェンダーは無塗装で納入されるので塗装費用が別途掛かるそうです。
皆さんご注意を!
こんばんは。確かに、壊れてるというより、何か付いてる、みたいな感じでしたね〜
ナロー化と比べる事で可愛く感じられたということで、ナローナローと騒いだ甲斐がありました。
こんにちは、お風呂道です。記事にして頂きありがとうございます。(今更ながらですが)写真も格好良く撮って頂いており感謝です。
我が愛車は近所の青空駐車場なので案の定知り合いから「ドアのところに何かついてるよ!」っと親切な方々がお知らせしてくる状況を楽しんでおりましたが、いよいよ直そうかと思います。
ディーラーで見積もって頂いたところナロー化する費用に比べれば可愛い22,000円(部品:14,500、工賃:7500)とのことです。
予定外の出費ですが楽しんだので良しとしちゃいます!