2021年06月20日
2021年6月後半株式取引結果報告
日曜午前7時の取引・運用状況報告のコーナーです〜
今週は6/7〜6/18までの株式取引結果の報告を行います
特定口座での購入履歴
対象期間に特定口座で購入した銘柄は以下の通りです。
OSGコーポレーションは、ナンピン買いではありますが、優待目的ではなく、今後の成長を期待しての銘柄になります
(ROE20%以上で直近三年のキャッシュフローや営業利益推移も良好でしたので、今後も積極的に買い増しをしていきたいと思っています)
もう一つの購入銘柄ヨコオは、『ますます勢いづく半導体業界の波に乗ることが出来るか?』の記事でもご紹介した半導体・スマホ用の回路検査機器を主軸にした企業です
しばらく忘れ去っていたのですが、後述するタムラ製作所の急騰を背景に、改めてヨコオのチャートを見直したところ、これまでにないほどお得な株価水準にまで下がっていたので、即買いしたというわけです
こちらもタムラ製作所に続いて成長株になってくれると嬉しいですね
特定口座での売却・配当金履歴
対象期間に特定口座で売却したり、配当金の入金があった銘柄は以下の通りです。
この中で特筆すべきは、やはりタムラ製作所でしょうか。
『アフターコロナの世界を牽引する新型半導体』の記事でもご紹介していた、次世代半導体である酸化ガリウム型半導体の有力メーカー「ノベルクリスタルテクノロジー」と深いつながりのあるタムラ製作所。
先日の記事では、「国の支援も投入された酸化ガリウム型半導体の分野が、今後成長する可能性があるので、タムラ製作所の株を買っておくといいかもしれない」と記載していました
そんな中、6/15に「ノベルクリスタルテクノロジーが酸化ガリウムの100ミリウエハーの量産に世界で初めて成功し、ウエハーの提供を2021年内に開始する見通し」とのニュースが流れ、翌6/16、6/17と連続してストップ高を付ける展開となりました
ただ残念なことに、タムラ製作所の株は、最大保有時には500株所有していましたが、当時のタムラ製作所の業績はそれほど良いわけでもなかったので、少しずつ保有数を減らし、直近では100株しかもっていませんでした
実際、財務・業績データから将来も安定的に収益を上げれそうな株を探すのではなく、事業分野や関連ニュースなどから将来の成長を予想して、現在あまり業績も株価もさえない株を拾っていくということは、今までほとんどやったことがなく、タムラ製作所が本当に大成長してくれるか自信がなかったというのが正直なところです
しかし、今回の経験をもとに、現在の業績とは関係なく、相応の理由があって将来業績を見通す場合、十分勝てる見込みがあることが分かったので、今後は自信を持って株を所持し続けていきたいと思います
(この件があって、今回購入に踏み切ったのが先述の「ヨコオ」になります。)
その他、コメントするとすればアトムの資本剰余金配当
「配当金なのに何故損失扱い」という疑問も湧いてくる今回の配当。
資本剰余金配当の税金計算は、とてもややこしくてここで解説すると長くなるので、また株式コラムなどで別途説明しようと思いますが、結論としては、税金計算上の損益でなく、実際の損益としてはプラスにもマイナスにもなっておらず、現在のところは課税対象利益だけ減少してもらっているという状態になります
(長期保有で売却しないままであれば、課税利益を減らしてもらった分お得ということになりますし、将来売却することがあれば、今回課税利益を減らされた分が、売却時に課税利益として加算される形となりプラスマイナスゼロになります。)
そんなわけで、今回の税金計算上の損失扱いについては、特に気にしていないのですが、問題があるとすれば、資本剰余金を配当に回す事態になってしまっているということ
通常配当金は利益剰余金から分配されますが、その余裕がなくなっているという証なので、今後業績悪化に伴う株価下落が予想されるのが、ちょっと悩ましいです
2021年の特定口座取引状況
2021年1月1日から現在に至るまでの特定口座の確定損益状況は以下の通りです。
現時点での譲渡損益と配当益の課税対象利益合計は、956,658円となっています。
先述のアトムの資本剰余金配当による税金計算上の損失計上は、実損失とは別なのでこの分を考慮すると2021年に入ってから現在までの税引き前利益は、976,237円となり、6月末までの目標100万円までは、あと23,763円というところです
何とか頑張ればいけなくもないような水準になってきたので、残る1週間ちょっとを乗り切っていこうと思います
NISA口座の損益状況
NISA口座の現在の状況は以下の通りです。
評価損益、売却損益、配当益の合計は、+1,888,220円となり、前回報告時よりも-4,641円とほぼ横ばいの状態となっています
配当益の方は、以下の通り収益がありました。
VTホールディングス(コード:7593)⇒900円
住石ホールディングス(コード:1514)⇒1,000円
ユナイテッド(コード:2497)⇒1,900円
伊藤忠商事(コード:8001)⇒4,400円
合計:8,200円
2021年枠の新規購入については、H.U.グループホールディングス (コード:4544)を未だに検討保留中です
8月に下落相場が来れば、その時に改めて購入を検討してみようかと思います
最後に
日経記事を基に考察した『アフターコロナの世界を牽引する新型半導体』の記事で触れたタムラ製作所が、私の読み通りの形で株価が急騰したというのは、本当に嬉しかったです
今まで、ただの石ころの中からダイヤの原石を探すということはあまりやったことはなく、時事考察の記事作成の過程でたまたまピックアップしてみただけでしたが、ここまでうまくヒットしてくれると今後もこの形での銘柄検討を行ってみるのも悪くないかな、と思いました
その観点でいうと、今までの私の銘柄選定スタイルに新しい形が追加された形となり、投資家としてのレベルも一段階アップしたのかとも思っています
こうやって、ゆっくりと経験を積みながら株式の個別銘柄投資の能力を高めていきたいですね
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