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恐ろしいダイエット失敗のサイクル

今回は、恐ろしいダイエット失敗の負のサイクル(スパイラル)を紹介します。

***

@ 食べるものを減らす または欠食する。

A 食べていないので、元気がなく、普段よりも身体を動かさなくなる。

B 動かなくなったので、主に筋肉の量が落ちていく。

C 脂肪よりも、筋肉のほうが重いため、この時点では体重が落ちる。
 (脂肪の比重は0.9であり、筋肉の比重は1.1です)

D 体重が減ったので、安心して食べてしまう。

E 食べていなかったので、身体は飢えを感じている。
  ⇒ このため、摂取した栄養素をすぐに脂肪にして蓄える働きが自然に強くなっている。(※ページ下部の倹約遺伝子(肥満遺伝子)についてを参照)

F 脂肪だけが増える(特に内臓脂肪が増えやすい)

G体重が増えたので、また食事制限だけを行う。(@へ戻り、Gまでを繰り返す)


***

怖いながらよくあるパターンですよね(笑)

ダイエットと言えば、摂取する食事のカロリーを減らすほうが主流かと思いますが、
肝心なのは、「緩やかな(適切な範囲での)摂取エネルギーの減少」と
運動による消費エネルギーの増加、どちらもすることで、

基礎代謝量(or 1日に消費するカロリー)>1日に摂取するカロリー

として、ダイエットを目指しましょう!!


***

<参考:倹約遺伝子(肥満遺伝子)について>

日本人の3人に1人は、倹約遺伝子(肥満遺伝子)の保有者です。

この倹約遺伝子というのは、はるか昔、食料がなかなか得られなかった飢餓時代の遺産であり
摂取したカロリーを「できるだけ貯蔵エネルギー(=中性脂肪)にする」働きを持ちます。
この遺伝子を持ったいたほうが、生き残りに有利だったわけですが、この飽食時代の現代においては
「太りやすい体質」の遺伝子として働くだけなわけですね

有名なものとしてadrenergic receptor beta3 (ADRB3)PPAR γ2 (PPARG)という
タンパク質の遺伝子があります。

このADRB3というのは、アドレナリンβ3受容体の遺伝子ですが、
アドレナリンがβ3受容体を刺激することで、脂肪の燃焼は促進されます。この遺伝子に変異を持っている人は、
脂肪が燃焼しにくく、太りやすい体質となるのです。
※日本人の約33%が変異型です

また、PPARGという遺伝子は、核内転写因子のPPARγというタンパク質の遺伝子であり、このPPARγが活性化すると、インスリンの働きがよくなります。
(2型糖尿病の人は、多くの場合インスリンの効きが悪い(=インスリン抵抗性)ため、血糖値が高くなります)
⇒PPARγを刺激することで、インスリン抵抗性を改善する薬としてピオグリタゾンという有名な薬があります。

インスリンというのは、脂質合成を促進しますので、
PPARGという遺伝子を持っていると太りやすいわけですね
※この遺伝子は日本人の多くが持っており、約92%の人が持っています



   
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