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膵臓の消化酵素分泌機能が弱ったら「リパクレオンカプセル」


           リパクレオンカプセル


膵消化酵素補充薬のパンクレリパーゼ(商品名リパクレオン顆粒300mg分包、同カプセル150mg)は2011年4月22日に製造承認を取得された比較的新しいお薬です。(発売は2011年8月30日)

[成分]
パンクレリパーゼ 150mg

 活性値(FIP単位)

   1包中
   リパーゼ(脂質分解酵素):20,000〜32,000
   アミラーゼ(デンプン分解酵素):17,000〜30,000
   プロテアーゼ(蛋白分解酵素):1,120〜1,980

→簡単に言えば,高力価のアミラーゼ、リパーゼ、プロテアーゼを含有している薬。


[薬効]
ブタの膵臓から精製した膵酵素で、
通常、慢性膵炎、膵切除、膵嚢胞線維症などを原疾患とする膵外分泌機能不全に対する膵酵素補充として用いられる。
つまり,脂肪及び蛋白質の消化吸収率を増加させ改善する。
(特に脂肪の吸収率改善にエビデンスがある)

[注意]
ブタ由来の蛋白質に過敏症の既往歴のある人

[用法用量]
通常,パンクレリパーゼとして1回600mgを1日3回,食直後に経口投与する。

[薬価]
1カプセルあたり31.6円(1日12カプセル=379.2円 3割負担で113.76円/日)

[副作用]
主な副作用として、便秘、下痢、発熱、腹部膨満、肛門潰瘍、胃腸炎、麦粒腫、腎機能障害などが報告されています。

[メーカー]
アボットジャン・エーザイ


既存薬のパンクレアチンと比較して、単位重量あたりリパーゼで約8倍、プロテアーゼで約7倍、アミラーゼで約6倍の高い力価を有している。またリパクレオンは、胃内での失活を防ぐために腸溶性コーティングがなされ、粒径も十二指腸で効果を発揮しやすいように設計されている点も特徴である。

この薬剤の適応疾患の膵外分泌機能不全(PEI)は、膵臓から十二指腸に本来分泌される膵酵素が欠乏することで起こる脂肪、たんぱく質、炭水化物の消化吸収障害 を特徴とする病態の総称。最終的には栄養障害や体重減少を引き起こし、患者のQOLの低下だけでなく、感染症などの危険因子にもなる。

PEIのはっきりした国内患者数は不明だが、慢性膵炎患者は約4万7000人、膵嚢胞線維症患者は約30人とされ、中医協資料でも同剤のピーク時(9年後)の投与患者数は2万4000人となっている。なお、ピーク時売上は33億円を見込んでいる。


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