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過活動膀胱OABの新治療薬『トビエース錠4mg,8mg』

新薬トビエース錠(成分名:フェソテロジンフマル酸塩)の基本的事項です。

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効能・効果
過活動膀胱(Overactive bladder:OAB)における尿意切迫感、頻尿及び切迫性尿失禁

禁忌
・尿閉を有する患者
・眼圧が調節できない閉塞隅角緑内障の患者
・幽門、十二指腸又は腸管が閉塞している患者及び麻痺性イレウスのある患者
・胃アトニー又は腸アトニーのある患看
・重度の肝障害のある患看
・重症筋無力症の患者
・重篤な心疾患の患看

用法用量
通常、成人にはフェソテロジンフマル酸塩として4mgを1日1回経口投与する。
なお、症状に応じて1日1回8mgまで増量できる。


適用上の注意
本剤は徐放性製剤であるため.割ったり、砕いたり、すりつぶしたりしないで,そのままかまずに眼用するよう指導すること。
(割ったり砕いたり、すりつぶしたりして服用すると、本剤の徐放性が失われ、血中濃度が上昇するおそれがある。)

特徴
デトルシトールの活性代謝物のプロドラックであり、膀胱に対する選択性の高い抗ムスカリン薬である。
過活動膀胱治療薬として.米国をはじめとする世界40ヵ国以上で承認されている(2012年5月現在)

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抗ムスカリン作用を作用機序とする過活動膀胱治療薬は
今までバップフォー、デトルシトール、ポラキス、ベシケア、ウリトス、ステーブラといった治療薬が
上市されており、
作用機序の異なるものとしはβ3アドレナリン受容体作動薬としてベタニスがありました。

今回発売されたトビエース錠はファイザー製薬のデトルシトールの
活性代謝産物のプロドラックということで、もちろんファイザー製薬からの発売である。

薬価は4mgが190.90円、8mgが286.40円となったので
4mgが190.90円=デトルシトールの4mg錠と同じ値段です!

M3の選択性が高まっているとのことなので唇の乾きや口渇といった副作用が
軽減されていると考えられます。
同じ薬価なら7年前の薬より、新薬使ってみたいですね笑顔

ただ、他の薬も同様ですが霧視・めまい・眠気といった副作用が発現することがあるので
自動車の運転等は注意が必要となります。

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※過活動膀胱(Overactive bladder:OAB)とは(ファイザー製薬のサイトより引用)

 過活動膀胱は、「尿意切迫感を必須症状とする症状症候群であり、通常は頻尿と夜間頻尿を伴うもの」と定義されています。日本では2005年8月に日本排尿機能学会から「過活動膀胱診療ガイドライン」が発行され、OABの疾患概念、診療方法等が泌尿器科専門医のみならず一般臨床医にも広く浸透しつつあります。
 2002年に日本排尿機能学会によって行われた国内の疫学調査では、40歳以上の日本人男女でのOABの有病率は12.4%と報告され、40歳以上のOAB患者数は810万人と推定されています。またOABの有病率は年齢とともに増加することが示され、年代別では70歳代が230万人以上と最も多いとされています。OABは日常生活の様々な活動を制限し、精神的、社会的にも影響を及ぼすことから、高齢者の生活の質(QOL)を大きく低下させる重大な問題として取り上げられるようになってきています。

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