2008年02月03日
『 乳酸菌 』、このパワーを見よ!
今日は、乳酸菌の威力についてお話してみたいと思います。
漠然と、「乳酸菌は体に良い」と分かっている方は多いと思いますが、
なぜか、ということを説明できる方は意外に少ないでしょう。
まずは基本から。乳酸菌とは。
ブドウ糖をはじめとする「糖を分解して乳酸を作り出す細菌」の総称です。
乳酸菌の種類には、 ビフィズス菌、ヤクルト菌、KW乳酸菌、LJ21、植物性乳酸菌、コッカス菌…などがあります。
種類は「動物性由来」と「植物性由来」にわけることができます。
動物性乳酸菌を含む食材
・・・【チーズ、ヨーグルト】
植物性乳酸菌を含む食材
・・・【醤油、味噌、漬物、日本酒、キムチなど発酵食品】
次に働きについて。
私たちの腸内には、多かれ少なかれ悪玉菌という、良くない細菌が存在しています。その悪玉菌が作り出すの毒素(アンモニアやアミン、フェノールなど)で、腸内は腐敗を起こしやすくなります。
この毒素はかなりヤバイやつです!
その悪玉菌の毒素は、腸内から吸収されて体全体を駆け回ることになります。そうすると、肌のツヤや、弾力がなくなりカサカサ状態に…、また吹き出物、得体の知れないブチブチが体にできたりします。
それだけではなく風邪をひきやすくなったり、重要な臓器にも悪影響を及ぼしてきます。
そんな悪玉菌を、束になってやっつけてくれるのが乳酸菌です。
乳酸菌は私たちの健康維持にはなくてはならない力強い存在なのです。
また、常に食べ続けないと維持できないものでもありません。食生活を見直すだけで、常に維持していくことも可能なんです。
乳酸菌を維持していくには、野菜、果物など植物性の食べ物をできるだけ多く食べること。反対に、肉や魚介類を多く摂っていると悪玉菌を作り出す原因となりやすいですので食べ過ぎは病気の元!ということになりますね!
本来、私たち日本人はこの植物性由来の乳酸菌(味噌、醤油、漬物…)をほぼ毎日毎食のように食べていたはずなんですけどね〜、最近は食の欧米化にともない、その量もだんだん減ってきています。それでも、諸外国より平均寿命が長いのは、日本人が植物性由来の乳酸菌を、他の国に人達より多く食べているからかもしれませんよね!
ちなみに、毎日ヨーグルトを食べているわ、という方。
残念ながら、動物性の乳酸菌は食べても半分近くは腸内に届くまでに死滅してしまうのです〓
じゃあ、どうすればいいのよ…
そのすんごい食べ方については
カテゴリー「身体について」の
『乳酸菌』・・・その2 (上手な食べ方!)
をお読みください。
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