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2019年02月08日

小説投稿サイト「マグネット」に登録してみた感想


WEB小説家になろうよ。 (ダッシュエックス文庫) [ 早矢塚かつや ]

【マグネットについて】

小説投稿サイトマグネットは「UDリバース株式会社」という会社が資本金5367万円で、2016年5月10日に設立したそうです。

以前から他の小説投稿サイトとは大きく違う特色があるという話は聞いていたんですが、実際に自分で試してみないとイマイチよく分からないということで登録して少し使ってみました。
【マグネット運営がフリー素材の画像を用意している】

まず、小説をマグネットに投稿する際、小説の表紙となる画像アイコンをマグネット運営が用意した100点ほどのフリー素材から選べるというのは画期的だと思いました。
【デイリークエストによるポイント取得】

マグネットには「デイリークエスト」というのが毎日、四件あって好きな作品をツイッターで宣伝すると報酬として「50磁界」のポイントが取得出来たり特定の文字数、他者の小説を読むとポイントがもらえます。またコメントを一日、一回書くことでもポイントが取得できます。

このデイリークエスト以外にも、キャンペーンをやっている時期はたくさんのポイント取得ができるようです。このモンハンやネットゲームのような「デイリークエスト」と特定の条件を達成すればポイントを取得できるシステムは確かに他の小説投稿サイトにはない特色だし面白いと感じました。

またクエストを達成する内容は「ツイッターでの宣伝」「小説を読むこと」「コメントを書き込むこと」という小説投稿サイトが活性化する内容なのも良いと思います。
【テレビやツイッターでCMをやっている】

マグネットは小説投稿サイトとして一般の認知度を高めるべく、テレビやツイッターでのCMを行っていたそうなので運営のやる気が見えるのは良いことだと思います。
【コンテストで賞を取った作品を書籍化した実績がある】

マグネットはすでに過去、コンテストを開催して受賞作を複数、書籍化した実績があるので、自作小説を書籍化やコミカライズ化したいという方には、狙い目なのではないかと思われます。
【マグネットの難点】

【メリットに見えるフリー素材画像がデメリットになっている】

小説を投稿する際に表紙となる画像をフリー素材から選べるのは好感触だと当初は思ったのですが、実際に使ってみると投稿されている小説の作品数に対して100点のフリー素材では少ないため複数の画像が重複されて使われているという事態になっています。

たとえば「ホラー」ジャンルで見たケースだと新着更新で表示される8点の作品中、4点は同じ画像が表示されていて他の人とまったく同じ画像になることによって、すでに既読の作品であるという先入観ができたり他の作品との区別化が画像ではかれないので、フリー素材画像を使用することによるデメリットの方が大きく感じられます。

そこで私はマグネット外部のフリー素材写真を使用しようとしたのですが、マグネットでアップロードしようとすると「画像サイズが軽すぎる」という理由でエラーが出てアップロードができませんでした。

フリー素材の写真というのが掲載するサイトに負荷をかけないように大抵、軽い仕様になっています。しかし、マグネットでは「軽い画像は使用不可」のため、わざわざ重い画像を探さないといけない。→面倒なので運営提供のフリー画像を使う。→他の人と同じ画像になる。→読まれにくい。という悪循環に陥ります。

もちろん、ちゃんと検索したり自分で画像を用意すれば済む話ですが、単に小説を投稿したいだけなのに本来かけなくていい手間がかかってしまいます。

あと、個人的な考えですが「小説投稿サイト」を見に来るユーザーは「小説」を見に来るのであって「画像」を見に来るのではないので、画像表示が絶対条件というマグネットの仕様には少し疑問を感じます。

小説家になろうでは小説の表紙画像など無くても多数のユーザーがついていますし、アルファポリスのように画像の表示、非表示を選択する自由があって良いのではないかと思います。

マグネットは小説投稿の際、画像選択が絶対条件だけど運営提供のフリー素材100点は他の人も使いまくってて、あまり運営提供のフリー画像をつけるメリットを感じない。適当なフリー写真を使おうとすると軽い場合アップロードできないなど不便さを感じます。


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【ランキングや検索が分かりにくい】


「小説家になろう」「アルファポリス」「カクヨム」ではジャンル別をワンクリックすると新着小説や人気順でざっと100件は小説がタイトル表示されます。

しかし「マグネット」の場合、トップページに表示されている「ファンタジー」「恋愛」といった大きなジャンル別文字をクリックしても、ランキングやジャンル別新着ページが表示されることはなく、ジャンル別の更新小説8件、運営のおすすめ3件、人気小説5件のみがトップページに表示されます。これは初心者や読者にとっては利用しづらい上、作者側にとっても読まれにくい仕様になっていると感じました。

もちろんトップページの一番上にある虫メガネのアイコンをクリックすることによって検索ページで自分好みの小説を探すことはできますが、例えば「恋愛」で検索をかけた場合、更新順に表示されますが「恋愛」小説がサイト全体で何作品あるのかという表示を一目で見ることはできません。

【検索した単語が含まれる小説が何作あるのか把握しづらい】


検索して画面をスクロールさせると一番下に表示されるのですが、10件ごとに新しく表示されるという仕様で例えば「恋愛」で検索をかけて画面を下にスクロールし10件の恋愛小説が表示され、次の10件が表示されるまでの1秒ほどの間に一番下に小さく600件という数字が出ます。それを見落とすとさらに10件を下にスクロールさせないと全体数が把握できないという謎仕様ではっきりいって使いにくいです。

私がマグネット初心者な為に、本当はもっと分かりやすい表示方法があるのに把握できていないだけという可能性もありますが、初心者が適当に使ってもある程度わかるのが理想だと思いますし、個人的に今まで利用してきた「小説家になろう」「アルファポリス」「カクヨム」と比べて一番、読者にとって使いにくい小説サイトだと感じました。

最低限、トップページの「ファンタジー」「恋愛」などといったジャンル文字をクリックすればジャンル別のランキングトップ100作品や、新着100作品が表示されるようにしてほしいです。

【自分の作品に人気がない事実を痛感するマグネットの表示】


マグネットに自作を投稿すると画面右横に「マグネット応援ランキング」という物が表示され、読者が誰も自作を応援していない場合は「あなたの順位 圏外」「まだ応援している人はいません」という表記や「磁界応援ランキング」「あなたの順位 圏外」「まだ応援している人はいません」という表示が出ます。

私のように無名で作者自体に特定のファンがついてなくて、ツイッターでフォローされたらフォローを返す程度のことしかやっていない上、特定のグループに属さず親しい作者仲間的な存在が一人もいないボッチ作者はマグネットではずっと誰からも応援されず、ログインするたびに「自分は誰からも応援されてない存在なんだ」ということを痛感するので地味にダメージを負います。

【スマホに対応していない】


マグネットはスマホ対応アプリを出す予定でしたが、実装が遅れているようでスマホからマグネットを閲覧した場合、ファンタジーと運営がおすすめしている作品しかトップページで表示されないという問題点があります。マグネットはファンタジー小説の登録数が多いのですが、このスマホ未対応で他ジャンルがスマホのトップペ―ジで表示されないというのも一因ではないかと思われます。

【そもそもユーザーが少なすぎる】


マグネットに投稿してみて驚いたのはあまりにも読者のアクセス数が無さすぎる。ということでした。個人的に今まで利用した小説投稿サイトの中で一番、PV数が少ないと感じたのは角川の「カクヨム」だったのですが「マグネット」は本当にPVがゼロ。もしくはゼロに限りなく近いPV数です。

「小説家になろう」「アルファポリス」「カクヨム」なら、そこそこ読まれる「悪役令嬢」や「婚約破棄」ジャンルの小説を投稿してもPVは0でした。他では読まれる女性向け小説が、ぜんぜん読まれないという印象を受けます。

【運営おすすめに選ばれるメリットが薄い】


マグネットの読者人気ランキング上位5位内ならジャンル別でトップページに表示されますが、マグネット運営が選ぶ「運営のおすすめ」に選ばれても同様に表示されます。

私は「ホラー」ジャンルの運営のおすすめ2位と「歴史」ジャンルで運営おすすめ1位になったため、金曜日から土曜、日曜と数日間トップページに表示されていました。これならきっとPV数が上がるに違いないと思いましたが結果はホラージャンルが0PV。歴史は数日間、トップ表示で3PVほどでした。

人気ジャンルであるファンタジーで選ばれればまた違うのかも知れませんが、マイナージャンルで「運営のおすすめ」に選ばれても目に見えて大きくPV数が上がるということはありませんでした。

ぶっちゃけ単純に多数の読者に自作を見てもらいたいなら小説投稿サイト大手の「小説家になろう」や「アルファポリス」などに投稿すれば充分だと思います。

ただPV数が多い作品というのはマグネットにも確かにありますので上記の場合、単純に作者(私の作品)の人気が無いだけかもしれません。

【自分の意思で作品削除やマグネット退会ができない】


マグネットに登録して作品を投稿した後に気付いたんですが、マグネットは自分の意思で作品を削除したり、退会することができず一度、マグネット運営に作品削除の打診や退会の打診を行わないといけないそうです。

ただ複数話に渡る長編小説の場合とりあえず、第一話以外は自分で削除するというのは可能だと思われます。

【マグネットについて個人的に】


とりあえず、マグネットのサイト開設からそこそこ時間が経過しているのに読者数が少ない印象を受けることや、読者側が小説をランキングを閲覧しにくい表示仕様なのは問題なのではないかと思いました。

ただ、あくまでマグネット運営側が自社で推したい小説、売りたい小説を選ぶサイトとしてマグネットが存在しているなら読者が少ないという事実はあまり問題ではないかもしれないし、むしろ利用者が少ないというのはサーバーに負担がかからなくて良いのかもしれません。

マグネットの場合、他社広告などが表示されていないので広告収入に頼っていないため利用者数を多くすることで広告収入が増えるという直接的なメリットがないため、ユーザーが利用しやすいサイトにするという動きが鈍いのかなという印象を受けました。

しかし、小説投稿サイトが毎年のように新規に出来ては人知れず閉鎖しているという現実もあります。このままユーザー数が少ないということはコンテストに良質な作品が集まりにくいということに繋がりかねないと思いますし、良質な作品を書籍化できないと売り上げにも繋がらないと思われますので現状のままだと厳しいのではないかと他人事ながら心配になります。

せっかく独自のシステムを導入して面白いサイトに発展する可能性があるので、もう少しユーザー側が利用しやすい仕様を目指して頑張ってほしいなと思いました。


〈小説家になろう〉で書こう (モーニングスターブックス)
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