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2019年12月12日

アルファポリスのインセンティブに続いて、カクヨムもネット小説投稿で収益を得られるロイヤルティプログラムを開始した件はKindleのダイレクトパブリッシングに対抗してると思われる件

ネットの小説投稿で収益を得られるようになった

web小説で金銭が得られるシステムの先駆けとしては
アルファポリスのインセンティブが
もっとも早い導入だったと思われます。

アルファポリスに関してはもともと
小説投稿サイト最大手である

「小説家になろう」に投稿されている人気作品を
自社のレーベルから書籍化させる
というケースが多く見受けられていました。

158370s.jpg
書籍化の際、ネット小説をダイジェスト版にするのがアルファポリスの方針だった

アルファポリスは小説家になろうに掲載している作品を
書籍化する際、必ずwebに掲載している作品を
完全削除、もしくはダイジェスト版にするのが通例でしたが
完全無料で作品を読むことができるのが小説家になろうの魅力なのに

アルファポリスの意向で人気作品が
ダイジェスト版にされるというのは
なろうユーザーには大変不評でした。

まぁ、アルファポリス側としては
お金を払って書籍を購入したのに

実はネットで全文、無料公開されてたと
後から分かったらお金を返して欲しくなる
読者もいるだろうし、そんなクレームは避けたい
という言い分もあるでしょう。

(実際、アルファポリスの代表は自社で書籍化する際
ネット小説のダイジェスト化をする理由について、
そのような見解を述べていました)

121650s.jpg
小説家になろうからアルファポリスへのユーザー誘致

そしてアルファポリスは
利用者数の多い「小説家になろう」から

自社サイトにユーザーを少しでも多くひっぱってくるため
小説家になろうからの積極的なリンク、
クリック誘致などを行っていました。

アルファポリスには自社で作成していた
ゲームコンテンツなどもあったので
小説家になろうユーザーが自社のゲームコンテンツを
利用してくれれば収益が上がる。

自社の作品、書籍を購入してくれれば
収益になるというメリットが大きかったと思われます。

144369s.jpg
小説家になろう運営が自社サイトを商用利用されることについて問題視

しかし、小説家になろう運営側からアルファポリスの
「なろう利用」ともいえる行為が問題視された模様で

「小説家になろう」サイトから金銭が発生する
商業ページへの直接リンクは
違反行為とするという規約が新たに盛り込まれ

それによって小説家になろうからアルファポリスに
積極的にリンクを貼るのが難しくなり
一時はアルファポリスのアクセス数が非常に落ち込み
アルファポリスの株価にまで影響を及ぼす事態になっていたようです。

122110s.jpg
アルファポリス側の起死回生策、投稿インセンティブ

小説家になろうの対応にアルファポリス側も
手をこまねいていませんでした。

アルファポリスは2015年1月から
投稿インセンティブというシステムを導入し
小説を投稿することで投稿者に収益が入るという
web小説サイトとしては当時、画期的なシステムを導入しました。

これによってアルファポリスにおける
投稿小説の数やアクセス数は
飛躍的に上がったと思われます。
実際、株価も息を吹き返しました。
146586s.jpg
2019年10月29日からカクヨムロイヤルティプログラムが開始

さらに2019年10月29日からKADOKAWA(角川書店)の運営している
カクヨムで「カクヨムロイヤルティプログラム」が開始され
アルファポリス同様、ネットの小説投稿者に対して
収益が発生するシステムが導入されました。

単純に小説投稿者としては今まで無料で投稿していた
趣味のネット小説に収益が発生するのは嬉しいことですが
アルファポリスとカクヨムはこんなことをして
会社の運営的に大丈夫なのかという心配もあります。

104834s.jpg
ネット小説に金銭を払うメリット

結論から言うとアルファポリスとカクヨムは
両者とも出版社であり人気のあるウェブ小説なら
書籍化して収益を上げることができるため
青田買いをしたい。

自社のサイトで掲載して欲しい。
書籍化までいかなくても人気ウェブ小説を
自社サイトで連載してくれれば
不特定多数のユーザーが毎日アクセスしてくれるので

そのユーザーに対して自社商品(書籍、アニメ、グッズ等)の
商品宣伝ができるというメリットがある。

というわけで詳細は割愛しますが
アルファポリスもカクヨムも
大判振る舞いじゃ無い程度の金銭を
小説投稿者に対して還元することになりました。

ちなみにアルファポリスやカクヨムがわざわざ
小説投稿者に対して収益を還元するシステムにしたというのは
Kindleのダイレクトパブリッシングなど
ネットにおけるデータ書籍出版の存在が大きいと思われます。

145391s.jpg
画期的な自費出版。Kindleダイレクトパブリッシング

Kindleのダイレクトパブリッシングは要するに
自費出版ということなのですが

これまで自費出版といえば印刷代に数十万〜数百万円必要で
著者が自腹で自作の本を出版するが
書店において貰うことも出来ず
置いて貰ったとしてもほとんど売れず

結局は返品され作者が在庫を抱えるという
ほとんど出版詐欺まがいの話が多かったのですが

Kindleの場合、ネットで小説を販売するというケースでは
紙媒体の書籍を扱わないため出版費用ゼロで自費出版できる。

さらに作者側の印税率が最大70%という
高い印税率というのも大きな魅力です。

147112s.jpg
一般的な出版社の印税率

通常、漫画家の場合は一般的に印税率が10%です。
アルファポリスの場合は実売(本が売れた数字)で
確か印税が3%だったと思われます。

非常に安い印税率で出版社と契約し
ネット小説版の削除か
ダイジェスト版を強要された挙げ句

書籍化の印税収入は多くの場合、
初版のみで少部数というのを考慮すると
Kindleの印税率はかなり魅力的な数字です。

まぁ、Kindleのダイレクトパブリッシングで出版すると
実際の所どうなのかというのは
やってみないと分からないのでちょっと
挑戦してみようかなと思う今日このごろです。

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