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2015年02月16日
トマ・ピケティの資本論に欠けている視点
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最近にわかに注目を浴びているトマ・ピケティの「21世紀の資本」。
本を読んでみたかったのですが分厚いので読む時間がもったいなく、新聞の解説記事やNHKの特集番組等に集中的に触れ、理解に努めました。
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トマ・ピケティの「21世紀の資本」
長期的にみると、資本収益率(r)は経済成長率(g)よりも大きい。その結果、富の集中が起こるため、資本から得られる収益率が経済成長率を上回れば上回るほど、それだけ富は資本家へ蓄積される。
そして、富が公平に分配されないことによって、社会や経済が不安定となるということを主題としている。
この格差を是正するために、累進課税の富裕税を、それも世界的に導入することを提案している。(ウィキペディアより)
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資産家はますます富むようになり、格差はこれからも拡大していく。
この結論をピケティは200年以上のデータを分析して導き出したとのことなのですが、しょせん過去は過去であり、現代の時代にはあまり参考にならないのではないでしょうか。
そして、過去と現在の最も大きな違いはインターネットの有無です。
インターネットの登場により一個人がパソコン一台で大きく稼げる時代になりました。その代表格が大学生だった時にフェイスブックを作り上げたマーク・ザッカーバーグでしょう。
ここまでの規模ではなく身近な例をあげても、ユーチューブを利用して年収1億円を稼いでいるといわれるヒカキンさんやLINEスタンプで月数千万円を売り上げているクリエイターがいます。これらの人々は資産の規模は関係ありません。
今どんなにお金がない人でも中古や格安のパソコンであれば買えると思いますし、無線LANを使えるお店なども増えてきています。
このピケティの理論を受け、政府内では「富の再分配」か「誰でもチャレンジ出来る環境造り」どちらを優先させるか議論が行われているそうですが、私としては断固後者です。
「富の再分配」が良いというのであれば社会主義が良いというのが極論になってしまうのではないでしょうか。
そもそも「富の再分配」を期待するのはかっこ悪いです。インターネットの素晴らしい特性を活用して、お金をかけずにビジネスにチャレンジしていくというのが、資本主義の本分であり、日々を楽しく、便利な世の中にさせる糧となるでしょう。
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2015年02月12日
私がマクドナルドに行かない理由
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日本マクドナルドホールディングスが2月5日に発表した2014年12月期の連結決算において、上場以来初の赤字(67億円)に陥ったことがわかりました。
業績悪化の原因として「異物混入事件の影響」や世界各国のマクドナルドが軒並み不振なことから「時代に合わなくなった」ことなどが取りざたされています。(ちなみにフランスだけは好調で味のローカル化が功を奏したと言われています)。
実は私はここ半年前位からマクドナルドには行かなくなりました。異物混入事件なども少しは気になりますが、理由は別の所にあります。
私のワークスタイルはノマドであるため、喫茶店をはじめとしたゆっくりとくつろげるお店を好みます。飲食ついでにメールをチェックしたり軽く仕事をするのは会社員時代には味わえなかった至福の時です。
周辺にある幾つかの店舗では近年改装が行われ、各席にコンセント口が設置されるようになりました。これ自体はとても喜ばしいことです。
しかしながら、東京の多く店舗において、混んでいる時などに退席を求められることが増えてきたのです。お客さんが食べ終わってしばらくすると店員が声をかけ、退席を勧告するオペレーションです。
これはとても不快です。お金を払って来ていて、別に長居をしているわけでもないのに立ち退きを伝えに来るなんて。。。こんなお店はマクドナルド以外に見当たらないんじゃないでしょうか?
先日、ゆっくりとコーヒーを楽しむスタイルの「ブルーボトルコーヒー」が日本に初上陸し、熱狂的に迎えられていますが、まさに対極をなす行為だと思います。何のためのコンセント設置なのか!
行かなくなったのは「これ以上不快な思いをしたくない」というのが理由です。魅力的な食べ物は他にもたくさんあるのです。
商品も当然大事ではありますが、環境やサービス対応もそれ以上に大切な時代になっていると思います。この対応面の満足度の低さはいかんともしがたいです。
もちろん業種、業態によりますがサービス対応の重要性はこれからますます高まり、差別化要因の一つとなっていくでしょう。
2015年02月09日
コングロマリット型の個人ビジネスをしよう
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私は現在、投資とネットビジネスで年収数千万円の生計を立てています。組織には属さず全て個人で行っています。
私の利益の9割以上は投資から。投資の実働時間はかなり少ないので、空いた時間に様々なビジネスを試し、行く行くはネットビジネス経由の収益を増やしていきたいという目論見です。
個人でビジネスをすることの良さは何といってもたくさんの事業を自分の裁量で出来ることにあるのではないでしょうか。
会社勤めの時は当然、固定の部署で、一日中同じ仕事に取り組みます。お給料も増えることもあるかとは思いますが、劇的に増える機会はそうそうありませんね。
一方、個人でネットビジネスを行うとほぼ元手をかけずにいろいろな種類のビジネスにチャレンジすることが可能です。ちなみに私は現在6種類のネットビジネスに取り組んでいます。
複数のビジネスを同時に走らせて、スクラップビルドを行う。この方針を取ることでチャンスを増やし、リスクを減らしていくのです。やってみないと何が当たるかわからないので、私にとっては最適であり、楽しくもあります。
何といってもインターネットの普及は大きいです。地球に隕石が落ちた時と同じ位のインパクトです。ネットを利用して個人でお店を開いたり、本を出せたり。最近はLINEのスタンプ作成で大金を手にした人も出てきました。
今日のタイトルの「コングロマリット」というのは「多岐に渡る業種・業務に参入している企業体」のこと。事例の一つとしては最近何かと話題のソニーが挙げられます。主力事業であった家電のみでなく、生保や銀行、映画に音楽、先日の決算発表では美容関連への進出を表明しました。
この「コングロマリット」の考え方も個人で取り入れてみるのです。
アイディア次第で大きく化けるビジネスチャンスはそこらじゅうに転がっています。実施するハードルも高くありません。既に個人で働いている方も、副業をしたい方もまずはポジティブな気持ちで個人レベルの事業に取り組んでみては如何でしょうか。正直、投資以上にワクワクして楽しい作業です。