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2016年08月29日
民泊にみる「周辺ビジネス」の狙い方
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現在、将来性が最も期待されているビジネスの一つが民泊ビジネス。訪日外国人の増加がそれを後押ししています。
本日の日本経済新聞でクラウドソーシングサービスのうるるが主婦に民泊清掃をさせる事業を行うというニュースがありました。
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うるるは現在、シュフティというクラウドソーシングサービスを運営しています。
会員になると組織に入らずとも仕事を受けることが出来、マイペースに収入を得ることが可能になります。
今回の取り組みは、このサービスを活用するのです。
うるるは、民泊の運営代行を事業としているスクイーズと提携。
受注した代行業務の中で、清掃業務をシュフティの会員に発注するという仕組みです。
シュフティ会員の仕事依頼の一つに「民泊用の宿泊施設の清掃」が加わった形になり、運営側と会員側がWIN-WINの関係になる良い取り組み。
ちなみに報酬は2時間で4,000円程度とのことです。
アルバイトよりはよほど高いですね。
このように、「民泊」自体で稼ぐのではなく、「代行業」や「部屋の清掃」というように、その周辺でビジネスチャンスを生み出すというのは賢いやり方だと感じます。
直球で「民泊」に参入すると、部屋を確保するため高いコストがかかるし、注目されているだけあって競争も激しい。リスクがつきまといます。
そこで周辺ビジネスに目を向けてみると、意外とリスクも少なく、ブルーオーシャンの市場を見つけられるチャンスも生まれてくるというわけです。
個人ビジネスにおいて、リスクを最小限に取り組むために、周辺ビジネスを検討してみるというのは有効な手段の一つであるといえるでしょう。
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2016年08月16日
シェアサービスの潮流
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本日の日経新聞の記事で、シェアリング(共有)サービスに関する記事がありました。
景気低迷などを背景に、モノは「買う」のではなく「借りる」という選択肢を取る流れがジワジワと来ており、個人ビジネスを行う上でもしっかりと把握しておきたい部分です。
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今回、シェアサービスとして取り上げられている具体的なサービスは下記の通りになります。
・モバイク
中国上海の地元ベンチャー。30分1元(約15円)で自転車を貸し出す。
・ゲットアラウンド
アメリカサンフランシスコ。駐車中の車を1時間5ドル(約500円)から貸し出す。
・エアークローゼット
東京に本社を持つ月額制衣料レンタル。月6800円で5万円相当の服を借りられる。
そして、記事によるとこれらのサービスの利用者は、「ミレニアル世代(1980〜2000年頃に生まれた世代)」なのだそうです。
そして、その裏には、この世代の「所得格差や既存の社会の枠組みへの反発心がある」と推測されています。
すくなくともバブル世代とは全く異なる価値観を持つ世代が台頭してきているということなのでしょう。
個人ビジネスを行う上では、つねに利用者の消費者意識がどのように変化していくかを考えて対応していかなければいけません。
その時その時の消費者マインドに沿ったサービスを提供しなければいけないと常々意識している次第です。
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2016年08月04日
人口減少と闘うライオン
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本日の日経新聞の記事で、日用品販売メーカー・ライオンの決算記事がありました。
2016年1〜6月期の連結純利益は71億円と前年同期比84%増。
16年12月期通期は純利益で13年ぶりの過去最高を見込むとのことです。
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現在、国内向けビジネスの最大の課題となっているのが人口減少による市場の縮小懸念です。
そんな中、既に人口減フェーズに入っているにもかかわらず、ライオンがここまで業績を伸ばせているのは、不思議といえば不思議です。
この件について、ライオンの浜逸夫社長は、世帯数の増加が好調の原因であると分析しています。
ライオンの主力製品である歯磨きや大衆医薬品などは世帯ごとに購入する商品です。
そして、人口減少が進む日本ですが、世帯数は逆に伸びているのです。
それは、単身世帯の増加が要因であり、浜社長によると20年までは世帯数は増えるのだそうです。
このように、「世帯数という視点でみると、日本はまだまだ市場が拡大している」という見方は新鮮であり、中期的な希望をもたらしてくれます。
個人事業主として我々がビジネスを行う場合でも、「世帯」をターゲットとしてビジネスを行うことで、のびしろはまだまだ作れるのではと感じました。
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