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2016年03月28日
アイリスオーヤマの戦略に学ぶ
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日本経済新聞の今月の「私の履歴書」は、アイリスオーヤマ社長の大山健太郎です。
この会社の存在はさほど知らなかったのですが、読んでいるうちに興味を持つようになりました。
そこで今回はアイリスオーヤマという企業の特徴と、そこから学べる点について書いてみたいと思います。
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■アイリスオーヤマの特徴
・グローバル業態メーカーベンダーシステム
メーカー機能と問屋機能をあわせ持つ独自の「メーカーベンダー」という業態。製造と問屋を自社で賄うことで、利用者の声が収集しやすくなり、その声は、自社の商品の開発に反映させやすくなります。
・新商品の売上比率は50%以上
毎週月曜日に新商品開発会議があり、ここから、年間1,000もの新しい商品が生まれます。
そして、発売3年以内の商品を「新商品」と位置付けているのですが、新商品が占めている割合は全体の50%以上をキープしているのだとか。ロングセラー商品に頼らず、生活者のニーズに沿おうとする企業姿勢が表れています。
中でも、新商品の売上比率が常に50%以上というのはすごいですね。
このやり方だと、3年後は全く異なる商品を販売している企業になっていることだってあり得るのです。
企業の衰退は、概ね、根幹商品が、時代の変化にのまれて、売れなくなっていくというパターンであるわけで、この企業姿勢は学ぶ必要があります。
インターネットサービスにおいても、大切なことは、常に新しいサービスを生み出し続けること。
これを続けることで、収益の柱だったメディアが衰退した時でも、打つ手段が出てきます。
安住することなく、次から次へと、新しいサービスを打ち出し続けることが大切であるというわけです。
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2016年03月14日
専門店になってみよう
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私は、お昼は必ず外食をしていて、しかも今まで行ったことのないお店に行くようにしています。
そのため、実にたくさんの飲食店でご飯を食べてきました。
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そんな中で感じていることがあります。
それは、何でも屋さんよりも、専門店の方が美味しい料理を提供してくれる傾向があるということ。
例えば、ドリア専門店、餃子専門店、オムライス専門店などなど・・・。1つの料理に特化したお店は、その料理に関し、驚くほどのバリエーションを用意し、味にも磨きをかけている。
それは、勝負する対象を絞り、その対象について、ひたすら研鑽を重ね続けているからこそ実現出来ているのでしょう。
なので、1品料理の専門店に行くのは楽しみで、オドロキの発見を味わえることも多いです。
そして、これは個人ビジネスにおいてもはてはまることであると思うのです。
前回のエントリー、マツダのミニバン撤退を考えると同じ主張になるのですが、自分の得意な分野を絞り込み、そこに資源(時間やお金)を集中することで、個人でも立派にビジネスとしてやっていけるようになると感じています。
私自身も、最近は運営している10のサービスのうち、売上トップ2のサービスにより注力するようになりました。もともと評価されているサービスなので、そこに改良を加えると、ますます売上が上がります。
つまり、「集中と選択」ということになります。
さらにはこれに加え、次の成長ドライブとして、新規サービスを継続して生み出し続けることが出来れば、より強固な経営体制になることが出来るでしょう。
私の場合、最近はこの点を意識してビジネスに取り組んでいます。
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