2017年01月30日

書評−株は技術だ




さて私も書評は今まで幾つか書いて来ましたが、今回の相場師郎氏の
「株は技術だ」どちらかというと中上級者向けかなと思います。但し
だからと言って初心者が読んではいけないというものではありません。
初心者の方には、将来こういう方向へ行くんだよという指針とプロの
相場師とはどういうものかというイメージが掴めると思います。

相場師郎氏については以前のブログ「7step株式投資法」の中で、シリ
ーズで内容について詳しく説明致しましたが、それを簡潔にまとめ株
式投資の解説本にしたのが本書です。紙数の関係から簡略化せざるを
得ない部分もありますが、全体として良くまとまった本だと思います。

株式投資に関する本は世に掃いて捨てる程ありますが、本当に勉強に
なる読むに値する本は、5%程度と言われています。私の見立てでは、
林輝太郎氏関連の本、パンローリング社の本、そして本書くらいでは
ないでしょうか。

本書は所謂「うねり取り」というプロ投資家の手法で、マスターする
には時間と情熱を要求されますが、一旦自分の物にすれば、これほど
力強い、再現性のある投資法もありません。

著者はこの本の中で、再三に渡り株式投資は技術の習得である事を述
べており、ピアノやゴルフの習得と同じように基礎技術の繰り返し練
習の重要性を説いています。具体的には株価のの流れを読む事と、建
玉操作の訓練で、その為にはこれらの技術の習得の為の練習、練習、
また練習につきるという訳です。

もちろん「うねり取り」の具体的なやり方についても解説はしていま
すが、この本を読んで解かったつもりになっても、すぐに実践して安
定した利益を得る事はまず無理だと思います。そのくらい判っている
事とできる事の間には違いがあるという事です。

自分でやってみると良くわかりますが、バーチャルトレードの練習で
は簡単にできる損切りや思いどうりの手仕舞いが、実際にお金が懸る
とほとんどできない事に気が付きます。ですからあまり安易にバアー
チャルな練習をやり過ぎると、いい加減な取引の癖が付くという弊害
も出て来ます。

何故そうなるかと言えば、人間には欲があるからです。儲けよりも損
失の方が大きく響きます。損切りで損失の確定をしたくないばっかり
に、損切りが遅れたり、塩漬けを作ってしまいます。このように株式
投資は、自分の持って生まれた本能と対峙しなければ、なかなか勝て
るようにはなりません。その為には時間を掛けて練習をして、本能的
に体が動けるようにしなくてはならない訳です。

この本には投資手法ばかりでなく、そのあたりの心構えについても詳
しく述べられています。何度も読み直す価値のある本だと思います。
ぜひ一読をお勧めします。それでは又。

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posted by norch at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評

2017年01月05日

最近気になった事 B




最近は年を取ったせいか、ブログにもとりとめのない事を書いてばかり
おりますが、年寄りの戯言とご容赦願います。今回は「シンプル イズ
ベスト」という事について考えてみたいと思います。

この前のブログでは「継続は力なり」について述べましたが、それと同じ
くらい重要な要素として、株式投資では考え方にしても、資料にしても、
手法にしても「シンプル」という事が、非常に重要です。

ビギナーズラックという言葉がありますが、ギャンブル等で何も知らない
初心者の頃は簡単に勝つ事が良くあります。それに自信をもって本格的に
勉強し始めると、どういう訳か全然勝てなくなります。研究すればする程
、どんどん負けが混んでくるというドツボに嵌ってしまいます。

どんな習い事についても言える事ですが、最初は師匠から言われたとうり
に、本に書いてあるとうりにあまり考えず素直にやりますので勝つのです
が、もっと工夫すればさらに勝てると思い、自分で工夫して複雑にすれば
する程、勝てなくなって来ます。

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これはトレード手法のシステムトレードを考えてみると判り易いのですが
,勝率を上げようとして、いろいろな要素を加えれば加える程、相反する
指標が喧嘩して、収集の付かないものになってしまいますし又、一瞬しか
使えないものになってしまいます。

そしていろいろやった挙句どうなるかというと、多少精度や用途は限られ
ても、判断に迷わない、シグナル、要素の少ない、シンプルな再現性の高
い自分なりの手法に近づいていく訳です。但し、これは経験を積めば誰で
もそうなるという事ではありません。地道に正しい方法で勉強ができた、
ごく一部の人達です。間違ってもトレード銘柄を他人や情報会社に聞いて
いるような類の人では、到底達成できません。

シンプルというのは単に簡単とか単純という事では無くて、いろいろやっ
てやってやり捲った挙句挫折し、但し諦めずにそこから又一つ一つ贅肉を
剥ぎ取って、スリムにしたものでなくてはなりません。ですから時間もエ
ネルギーも掛ります。投資で曲がりなりにも利益をコンスタントに出せる
人は、投資人口の5%程度と言われる所以です。

移動平均線のみで勝負をしているプロもいます。但し、同じ移動平均線を
見ていても、プロと素人では見ている世界が全く違うという事でしょうか。
それでは又。

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2016年12月24日

最近気になった事 A




株式投資の世界を知ってから今年で30数年になりますが、良くもまあ
飽きず、又退場にもならずに来れたものだと、最近では自分で感心を
しています。

先日、ある投資家のブログを読んでいましたら、「成功」のコツは
成功するまであきらめない事だ書いてありました。全くそのとうりだ
と思いましたが、現実はなかなかそうは行きません。

資金が尽きたり、才能の無さに嫌気がさしたり、大儲けの後に儲け以
上の大損を被り力尽きたりと、成果が出るまで耐え忍ぶという事は、
そうそう誰にでもできる事ではありません。

自分自身の事で考えてみますと、先ずは気が小さい事。大勝負には出
ませんので、資金的に破たんする事はありませんでした。損切り以前
の問題です。それから勝負事、そしてそれにまつわる勉強が嫌いでは
無かった事。寧ろそのような知識を吸収する事で、自分を成長させら
れると考えていました。そんな事が続けられた理由でしょうか。定年
退職した今では、逆に相場が生き甲斐の一つとなっています。

yjimage.jpg

スポーツや芸能の世界では、生まれた時や小さい時から自分の進む道
を決めたり,決められたりして才能を発揮する天才もおりますが、一般
には自分の天職に出会ったり、掴んだりするケースは、大変まれだと
思います。私も幾つになっても、自分の天職はこれだという実感のな
いまま、サラリーマン生活を続けてしまいました。退職した後になっ
て、金融関係の仕事が好きだったのかなと思う程度です。

先日テレビで「ロッキーザファイナル」を見て、不覚にも泣いてしま
いました。ロッキーは第1作がすばらしいと思っていましたが、自分が
67歳になった現在は、ザファイナルの方が心に滲みました。スポーツ
は勝敗が全てですが、負け方も大変重要であるという事に、改めて気
付かされました。全力を尽くし、最後まであきらめずに勝負する事は
、例え勝負に負けても自分自身を成長させてくれるという事です。

相場の世界も同様で負けるにしても、粘って粘って粘り抜く、簡単に
ギブアップしない事も必要です。(これは只何もしないで戻りを待って
、損切りを遅らせるという事ではありません) 負けるにしても、本当
にとことん考え抜いての結果なのかを、己に認識させるという事です。

こうした粘り強い勝負を積み重ねていく事で、自分の力量も付いてい
くものかと思います。そして何回でも挑戦する。相手が嫌がる程、何
度も何度も成功するまで。全くスポーツと同じですね。
「継続は力なり」の本当の意味です。それでは又。


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43年勤めた会社を退職し、趣味でやっていた株式投資三昧の毎日。そんなに贅沢し美食したわけでもないのに、50歳から痛風予備軍と高血圧症。長年の医者通いにうんざりし、医療費節約も兼ねて、薬の個人輸入を始める。
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