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2023年09月23日

CD評−伊東ゆかり「Memories of me 2」




久々のCD評ですが、今回は伊東ゆかりさんの「Memories of me 2」を選んで
みました。伊東ゆかりと云えば「小指の想い出」「恋のしずく」「朝のくちづけ」
「知らなかったの」等々、数え上げれば切りのないほど数多くのヒット曲がありま
す。

又、私が中学生の頃は「シャボン玉ホリデー」や「ザヒットパレード」等のテレビ
番組で、60年代洋楽ポップスのカバー曲をザピーナッツ、中尾ミエ、園まりたちと
一緒に、歌いまくっていたものです。

今回のCDはちょつと趣向を変え、全編ボサノバ調で、大人の女の魅力を余すとこ
ろなく表現しています。又、編曲もあのビッグなジャズピアニストのデビット・マ
シューズが担当して、花を添えています。

【収録内容】 ※カッコ内はオリジナル・アーティスト
1. どうぞこのまま(丸山圭子)
2. ウナ・セラ・ディ東京(ザ・ピーナッツ)
3. ミスター・サマータイム(サーカス)
4. フィーリング(ハイ・ファイ・セット)
5. ミスティトワイライト(麻倉未稀)
6. セカンド・ラブ(中森明菜)
7. とまどいトワイライト(豊島たづみ)
8. 思い出は美しすぎて(八神純子) ゲスト・ボーカル:宙美
9. 愛するあした(伊東ゆかり)
10. もう一度(松山千春)
11. シルエット・ロマンス(大橋純子)
12. BLUE MOON BLUE(今井美樹)
13. あの日にかえりたい(荒井由実)

どの曲も現在の日本のスタンダードになり得る曲です。その中でも私が特に感じた
曲はまずは最初の「どうぞこのまま」、もう皆さんご存じの丸山圭子のビッグヒッ
トです。この曲ははっきり言ってオリジナルよりマシューズの編曲に軍配が上がり
ます。伊東ゆかりのほうが色っぽいと云えばそれまでですが、遥かに色気を感じま
す。

次は麻倉未稀の「ミスティトワイライト」、もう絶品ですね。オリジナルも聴きま
したが、もうゆかりの歌声には到底及びません。素晴らしいの一言です。このCD
の中でのナンバーワンだと思います。この1曲の為に、このCDを買ってもよいと思
うほどです。

そしてもう1曲は松山千春の「もう一度」。私はゆかりの方を最初に聞いたので、あ
の男っぽい千春が、こんなロマンチックな曲を書いたとは信じられませんでした。
こんな切ない女心を持った女性がもし本当にいたのなら、それこそ私は残りの全人生
をかけて、一緒に暮らしたいと思います。だってこんな女の人今存在します?

まあ、いろいろ書きましたが、どれをとっても良い曲ばかりです。秋の夜長にウイス
キーでも飲みながら、彼女と過ごしたら最高ですね。

最後に、このCDにはありませんが、ゆかりのオリジナル曲でボサノバのその名も「ボ
サノバに泣いている」という名曲があります。万人受けする曲ではないので、ビックヒ
ットしてませんが、女性の本音を歌った素晴らしい曲です。ぜひ一度聴いていただけれ
ばと思います。それでは又。

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2023年08月23日

CD評−横浜フォール・イン・ラブ



今回のCD評は私にとって意外な歌手でした。日野美香さん「氷雨」に代表されるように
演歌、流行歌歌手だとずっと思っておりました。今回あるきっかけでこの「横浜フォール
・イン・ラブ」知ることとなり、えっ! jazzもすごいじゃんと感じ、紹介する事にしました。

本CDは「港が見える丘」「蘇州夜曲」のように戦前のヒット曲、「海を見ていた午後」
のユーミンに代表されるヒット曲、そしてオリジナル曲から編成されています。曲の編成
を並べますと、

  1. 港が見える丘
  2. 横浜フォール・イン・ラブ
  3. 蘇州夜曲
  4. 別れのブルース
  5. 海を見ていた午後
  6. 横浜ホンキートンク・ブルース
  7. 秋の気配
  8. 氷雨(ジャズバージョン)(新録)
  9. Smile again(新録)
  10. 横浜フォール・イン・ラブ(Instrumental)  

私の趣味を言わせてもらえれば、まずはタイトル曲の「横浜フォール・イン・ラブ」です。
イントロがなかなかやりますね。そしてサビの4ビートのパートがなんともジャージーで素
敵です。そして「別れのブルース」、正直、淡谷のり子の歌はやや聴きあき感があり、どう
しても聴きたいという感じではありませんが、日野美香の「別れのブルース」は、まずアレ
ンジが無茶苦茶しjazzです。そして主旋律やバックを流れるビブラフォンの音と演奏が堪り
ません。セクシーです。

そしてかの松田優作も歌った「横浜ホンキートンク・ブルース」、横浜でブルースて言った
らこれしかないよねという曲。今までいろいろな人が歌っているが、出だしのペースのバッ
クのみでの歌い出しが艶っぽい。この曲も相当長い間歌い継がれて来た曲なのに、少しも古
さを感じさせない。日野美香もよい雰囲気を保ちながら、気持ちよく歌っている。

最後は勿論、「氷雨(ジャズバージョン)」もよいのだけれど、更にその上を行くのが、「Sm
ile again」。正直、日本人の作曲とは思えないくらいjazzyです。このCDのテーマがこの1曲に
凝縮されたような素晴らしい曲です。私ならこの曲をテーマ曲とした大人の恋愛ドラマを、
ぜひ監督して作ってみたいと思います。主演の男優と女優が目に浮かぶようです。この曲を
聴きながら彼女とお酒なんか飲んだ日には、なるようになっちゃうでしょうね。
それでは又。

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2023年07月25日

書評−妻のトリセツ



大反響の黒川伊保子氏の「妻のトリセツ」について、書いてみたいと思います。
私も例外でなく、何十年と妻との戦いを続けて来ましたが、そういう無益な戦い
に終止符を打てるのならと、期待を持って本を手にしました。

読んでみるとなる程、女性の脳の構造はこうなっているのか、それであんな理屈
にもならない事を、さも得意そうに吠えられるんだなという事が、よおおおおく
判りました。

今まで特に理解できなかった事に、いきなり結婚当初の事を持ち出して、その時
あなたはああ言ったこう言ったと、もうあれから40年も経っているのに。しか
し自分の事は忘れるくせに、人の事になるとよく覚えているなあとしみじみ感じ
た事が、この本を読んで理解できました。

又ある時は、子供に都合の悪い事が起きると、すぐに私の性格のせいにして、私の
家系の悪い血のせいで、子供がダメになるみたいな事を言い出すに至っては、余り
の馬鹿馬鹿しさに、蹴りを入れてやりたくなる事が多々ございました。著者からす
るとこれも女性の性で、うまくかわさないといけないらしい。そしてこれでもかと
言うくらい、妻への夫としての対処方法が書いてあります。

正直ここまで読んで、ちょっと待てよと。よくよく考えてみれば、この著者の言っ
ている事は、女性脳を理解して、妻の機嫌のよくなる対応を学びなさいという事?
なに、妻の奴隷になれという事? と思い、猛烈に腹が立ちました。夫が女性脳を
理解する努力をするなら、妻も男性脳の勉強をして、お互いに思いやりのある結婚
生活を構築するというのが、筋じゃないのかなあと感じました。

確かに女性は特に主婦は、家事に育児にとストレスの多い時期がある事も確かです。
しかしそれを言うなら、夫だって会社や仕事でパワハラや難易度の高い仕事などを
押し付けられて、1度や2度は自殺しないながらも、重度のうつになった人は沢山
います。事実年間の自殺者数は、仕事の悩みや経済的理由で、自殺する男性の数が
圧倒的に多いのも事実です。

夫だってもっと過酷なストレスに毎日対峙してるんだバカヤロー。という反論感情
がむくむくと湧いてきましたが、そうするとそういう男性脳が妻の感情を逆なでし
てるのよと著者の格好の餌食になりそうなので、タイトルが「妻のトリセツ」なん
だから仕方ないかと怒りの矛を収めました。

ところが読み進むうちに、最後の最後、「それでも別れないほうがいい理由」という
章で察する事が愛だと思う女性脳。褒めて認めてもらいたい女性脳。云々かんぬんと
あって、男性からすると難儀な脳だが、女性脳が拗ねたり、怒ったり、口うるさかっ
たりするうちは、未だ夫に惚れている証拠。妻の為と思わずに、自分のリスクヘッジ
の為に、妻の女性脳を慰撫しようというくだりで、何かほっとする気がした。
それでは又。

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43年勤めた会社を退職し、趣味でやっていた株式投資三昧の毎日。そんなに贅沢し美食したわけでもないのに、50歳から痛風予備軍と高血圧症。長年の医者通いにうんざりし、医療費節約も兼ねて、薬の個人輸入を始める。
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