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2018年03月20日

偏頭痛の予防には、耳を温めましょう!

もうすぐ春、というか暦の上ではとっくの昔に春になっているというのに、まだまだ寒いですね。
東京では桜が満開のようですが、北海道は雪景色のままです。

暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので、この時期から徐々に暖かくなってくるのですが、今年はどうなっているのでしょうかね?

まだ若干の寒さが残っているのですが、寒い時期に外に出ると耳だけ冷たくなっていることってありますよね?
場合によっては、耳が冷たくなったことがキッカケで頭痛が起きることもあります。

今回は、偏頭痛の予防には、耳を温めるのがよいというお話です。

なぜ耳が冷えると頭痛が起きるのか


まずは、耳が冷たくなると頭痛が起きるカラクリですが、耳は身体の熱を放出して体温を調節する役割を持っています。
パソコンで言うところのヒートシンクの役目ですね。
耳の形状が、複雑なでこぼこになっているのは、熱を放出しやすくするためと言われています。

寒いところにいると、耳がキーンと冷えて痛くなることがあります。
この状態になると、身体、特に頭が冷えている状態ですので、血管が収縮して脳に酸素が行きづらくなっています。

軽い酸欠状態です。

脳に酸素を送るために、血管を拡張させて血流を促進させようと身体が反応してしまいます。
この時、頭部の血管が拡張するため、偏頭痛が発生してしまう場合があるのです。

急に暖かい場所に行っても頭痛が起こる


耳がキンキンに冷えた状態で、急に温かい場所に行くと、顔が赤くなり、身体全体というよりも頭に血が上ったような感じになり、のぼせたような、長い時間逆立ちしたような、そんな感じになったことはあるでしょうか?

寒冷地の出身であれば、あるあるなのですが、冬に外で遊んで身体が冷え切ったところで、暖かい部屋に入ると、頭に血がのぼったような状態になります。

これも脳や身体全体に不足した血液や酸素を供給するために、身体が反応しているということです。
血管が拡張して血流を促し、脳に酸素を送ろうとしているのですが、急激に血行がよくなり過ぎると、偏頭痛が起きてしまいます。

耳が冷えて偏頭痛が起きないように


耳が冷えることで偏頭痛が起きてしまうのですが、どうすれば解消できるでしょうか?

暖かい部屋に入って、のぼせたようになってしまったら、まずは頭部を冷やすようにしましょう。
冷たく冷やしたタオルを額や頭に乗せたり、熱吸収シートを貼ったりして、血管の拡張を抑えるようにするとよいと思います。

耳が冷えてしまうと、どう転んでも偏頭痛フラグが立ってしまうので、冷える前に耳を温めましょう。
蒸しタオルや「あずきが入っていてレンジでチンして使うアレ」がオススメです。

まとめ


耳が冷えることで、脳へ酸素が届きにくくなり、酸欠を解消させようと血管を拡張させるため、偏頭痛が起こると考えられています。

偏頭痛が起きないように、耳を温めて冷やさないようにすることで予防できますが、偏頭痛が起こってしまった場合でも、耳を温めることで血管の拡張を抑えることが出来るようです。

頭痛が発生する場合の逆パターンですね。
耳が温まることで、身体が温まったと感じて、脳に血液が流れすぎないように血管を収縮して抑えるように反応するということです。

頭痛は、本当に奥が深いですね。
頭痛解消の道のりは、まだまだ続きます。

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コンピューターの仕事をしているサラリーマン(45)です。 長年頭痛・偏頭痛に悩まされ続け、市販薬だけではそろそろ限界を感じています。 ネットで色々調べながら、頭痛解消に向けて情報発信していきたいと思います。
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