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2017年10月22日

情報処理検定1級(プログラミング部門) 勉強のコツとは?

ここでは、全商情報処理検定(プログラミング部門)1級の合格できる勉強法をお伝えします。

情報処理検定1級(プログラミング部門)合格への4つのポイント

【1】 最初の15問は全問正解を狙え

大問1〜3の15問(30点分)は用語と計算の選択問題です。

最初の15問は用語とある程度の計算問題を覚えれば、全問正解も目指せます。しかし、そのあとの問題は遥かに難易度が高くなっています。プログラミング部門は他の全商検定に比べ、全体的に問題が難しいです。貴重な30点を落とすわけにはいきません。

また、そのうち約20点分はビジネス情報部門でも出題される問題となっています。ビジネス情報を受けたことのある人は対策しやすいでしょう。


【2】 フローチャートを理解せよ

プログラミング部門1級で出題される主なアルゴリズムは以下の通りです。

・ コントロールブレイク
・ 多次元配列の利用
・ 多分岐
・ 順位付け
・ バブルソート
・ セレクトソート
・ インサートソート

これらのアルゴリズムを理解すればフローチャート(流れ図)の問題(45点分)を攻略することができます。種類としては決して多くはありません。

高校で使う問題集には必ずアルゴリズムの学習のポイントや説明が載ったページがあります。基本的なフローチャートも載せられていると思います。

このフローチャートが理解できなければ、後の問題を解くのは困難です。プログラミング部門の場合は、分からないまま問題を解いても、分かるようにはなりません。他の全商検定とは違って暗記では対処できません。

フローチャートが分からないと、それより難しいプログラム言語の問題(25点分)も解けるわけがありません。

しっかり代表的なフローチャートを理解できるようにしておきましょう。後で苦労することになるよりは、先に理解する努力を払う方が得策です。




【3】 過去問演習は必須

プログラミング部門では特に問題演習が必要となります。暗記ではなく、理解を意識して問題を解いていきましょう。

ただ、問題集の問題は注意が必要な場合があります。本試験に出ない難しすぎる問題や変にひねった問題が出るからです。

ですので、過去問題集を解くのが一番よいでしょう。


【4】 マクロ言語の方が簡単

大問7(プログラミング言語 25点分)は「Java」と「マクロ言語」のどちらかを選べるようになっています。

授業で習っている方を選択すればよいのですが、独学の方は「マクロ言語」を選択することをおすすめします。

なぜかというと、「マクロ言語」のほうが文法は簡単だからです。プログラミング初心者にはマクロ言語はハードルが低めです。ExcelVBAで簡単にコーディングして実行できるのも魅力です。

もちろんプログラマーを目指している人はJavaのほうが将来的に役立つので、Javaを学ぶのはよいことですが、独学の人はマクロ言語のほうが合格しやすでしょう。

まとめ

プログラミング部門の勉強で大切なのは、暗記より理解です。

まずは基本的なフローチャートを理解することが合格への近道です。


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公立商業高校(情報処理科)を卒業しています。 商業高校生の先輩として全商検定や学校生活についてアドバイスします!
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