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夕陽の竈に・・・

今日の午後16時20分頃、ウチのベランダから見た空です。



夕陽を見るといつも、野田秀樹さんの戯曲の一節が浮かびます。

先日実家の本棚で、見つけました。


無名人 夕方になると夕方が見えなくなるんだ。

少年  それでどうして夕方がくれない色だってわかるんだよ

無名人 何もくれないからさ

少年  え?

無名人 こうして手を出しても何もくれないからさ。
      生まれ来しこの方、夕方に手を出して何かもらえた試しがない。


野田さんの台詞は、言葉遊びの連続でとても面白いのだけれど、やっぱりちょっと難しい。

くれない色の夕焼けで思い出したのが、
4月の旅行で見ることが出来なかった宍道湖の夕日のことです。
4月の日没時間は、18時30分頃でした。
私はその日、鳥取のホテルに21時チェックインで予約を取っていました。
18時03分に松江を出発して、鳥取に着くのは20時53分です。
私は日没を待たずして、松江を後にしました。

今日、松江に行ってたとしたら、私は綺麗な夕日を見ることができたに違いありません。

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