2009年09月17日
BLACKBIRD
先日、大阪のシアタードラマシティで「BLACKBIRD」というお芝居を観劇しました。
内野聖陽さんと伊藤歩さんの二人芝居です。
伊藤歩ちゃん初めての舞台が内野さんとの二人芝居 というのに興味を惹かれて
ドラマシティにいってみました。
TVや映画でお芝居が上手いと思っても、舞台じゃ、「あれっ?」って思うことがよくあるんですが、
歩ちゃんは、初舞台とは思えないほどの存在感があって良かったと思いました。
内野さんは、55歳という設定なので、わざとオジサンぽく見えるようにしたとのことでした。
でも、55歳にしては、かっこよすぎるかな?と思いました。
関係ないんですが、ドラマシティの観客殆どが内野さんのファンの方のようでしたが、
とにかく年齢層が高くて驚きました。
50〜70代?って方が大半で、私くらいが中堅なんて、こんな体験初めてでした(笑)
内野さんは慣れてるだろうけど、歩ちゃんは、初舞台がこんなで緊張しただろうな〜。
★★
というのが、あらすじなんですが。
この先はネタバレになるので、これから観劇予定の方はご注意ください。
・・・・で、改行ついでに 伊藤歩ちゃんの映画を2本紹介しておきます。
よろしかったらご覧になってください
内野聖陽さんと伊藤歩さんの二人芝居です。
伊藤歩ちゃん初めての舞台が内野さんとの二人芝居 というのに興味を惹かれて
ドラマシティにいってみました。
TVや映画でお芝居が上手いと思っても、舞台じゃ、「あれっ?」って思うことがよくあるんですが、
歩ちゃんは、初舞台とは思えないほどの存在感があって良かったと思いました。
内野さんは、55歳という設定なので、わざとオジサンぽく見えるようにしたとのことでした。
でも、55歳にしては、かっこよすぎるかな?と思いました。
関係ないんですが、ドラマシティの観客殆どが内野さんのファンの方のようでしたが、
とにかく年齢層が高くて驚きました。
50〜70代?って方が大半で、私くらいが中堅なんて、こんな体験初めてでした(笑)
内野さんは慣れてるだろうけど、歩ちゃんは、初舞台がこんなで緊張しただろうな〜。
★
15年前に未成年者に対する行き過ぎた行為で有罪判決を受け、名前も住む場所も変えて人生をやり直した男レイ(内野聖陽)の元へ、ある日突然、一人の女(伊藤歩)が現れる。それは、15年前の事件の被害者で、ずっと同じ町に暮らし、周囲から好奇の目でみられながら生きてきたウーナだった。
来訪の目的がわからず怯えるレイに、ウーナはこの15年間について、そして当時の‘こと’について話し始める。やがて明らかになるふたりの本当の関係と、意外な真実とは・・・。
というのが、あらすじなんですが。
この先はネタバレになるので、これから観劇予定の方はご注意ください。
・・・・で、改行ついでに 伊藤歩ちゃんの映画を2本紹介しておきます。
よろしかったらご覧になってください
スワロウテイル | 親指さがし スタンダード・エディション |
↓(以下、ネタバレ改行)
↓
↓
↓
↓
物語の焦点は、果たして15年前の事件は“誘拐”であったのか?
はたまた“逃避行”であったのか?ということに。
あらすじには書かれていないのですが、
当時40歳のレイと12歳のウーナはご近所さんで、家族ぐるみのつきあいでした。
さらに、ウーナは少女と呼ぶには成熟しすぎており、またレイに対しても好意を持っていたのです。
レイはことに及んだのち、葛藤し、しばらくウーナのもとから離れ、街のバーで酒を煽ります。
部屋で待っているよう言いつけられたウーナは、待ちきれずにレイを探してバーへと足を踏み入れます。
一方、ウーナの家族からは警察に捜索願いが出されていました。
ウーナは保護され、レイは逮捕されてしまうのでした。
刑期を終えて出所したレイはピーターと名前を変え、結婚もし、新たな人生を送っていました。
そんな彼の職場に、27歳になったウーナがやってきたのです。
レイは彼女の訪問を迷惑がり、怯え、苦悩します。
また、自分は幼児性愛者ではなく、過去の事件は全くの過ちであったと言及します。
ウーナはかつて二人の間にあったことを語り始めます。
そのやりとりの中で、15年前の事件は
幼児性愛者による誘拐ではなく、二人の逃避行であったのだと観客のだれもが理解します。
レイの妻が彼の過去も知ったうえで結婚して子供もいるということを聞いても
ウーナは言います。
私のことを想いながらしたのかと・・・・。
やがて二人は、かってのようにお互いを求め合います。
・・・が、レイは突如として身体を離して言います。
「出来ない」
そしてその時、部屋の外から「ピーター!ピーター!」と呼ぶ女性の声が聞こえました。
「帰りが遅いと心配して妻と子供が迎えに着たんだ。」というレイにウーナは言います。
「教えてあげなくちゃ。二人に。教えてあげなくちゃ。」
あなたたちと生活していても、レイは私のことを想っていたのよ・・・・。
「ピーター!」そう彼の名を呼んでドアを開けたのは、12歳くらいの少女でした。
少女は彼に駆け寄り、抱きつき、彼の手をひいて部屋から退出します。
取り残されたウーナは「教えてあげなくちゃ。二人に。教えてあげなくちゃ。」
と叫びながら、退出します。
そして幕が下りました。
「ピーター!」と彼を呼んで現われたのが少女だったとき、観客は明らかに息を呑みました。
あれほど幼児性愛者ではないと力説していたのに?
だから成人したウーナとは出来なかったのか?
少女は、年齢から察するに妻の連れ子であると推測される(服役期間を考慮)。
子供にだけ迎えに来させて、妻は外で待っているのか。
そして、ウーナとレイ(ピーター)と妻と少女のこれからは・・・・。
物語の結末は、観客それぞれの思いに託されています。
↓
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物語の焦点は、果たして15年前の事件は“誘拐”であったのか?
はたまた“逃避行”であったのか?ということに。
あらすじには書かれていないのですが、
当時40歳のレイと12歳のウーナはご近所さんで、家族ぐるみのつきあいでした。
さらに、ウーナは少女と呼ぶには成熟しすぎており、またレイに対しても好意を持っていたのです。
レイはことに及んだのち、葛藤し、しばらくウーナのもとから離れ、街のバーで酒を煽ります。
部屋で待っているよう言いつけられたウーナは、待ちきれずにレイを探してバーへと足を踏み入れます。
一方、ウーナの家族からは警察に捜索願いが出されていました。
ウーナは保護され、レイは逮捕されてしまうのでした。
刑期を終えて出所したレイはピーターと名前を変え、結婚もし、新たな人生を送っていました。
そんな彼の職場に、27歳になったウーナがやってきたのです。
レイは彼女の訪問を迷惑がり、怯え、苦悩します。
また、自分は幼児性愛者ではなく、過去の事件は全くの過ちであったと言及します。
ウーナはかつて二人の間にあったことを語り始めます。
そのやりとりの中で、15年前の事件は
幼児性愛者による誘拐ではなく、二人の逃避行であったのだと観客のだれもが理解します。
レイの妻が彼の過去も知ったうえで結婚して子供もいるということを聞いても
ウーナは言います。
私のことを想いながらしたのかと・・・・。
やがて二人は、かってのようにお互いを求め合います。
・・・が、レイは突如として身体を離して言います。
「出来ない」
そしてその時、部屋の外から「ピーター!ピーター!」と呼ぶ女性の声が聞こえました。
「帰りが遅いと心配して妻と子供が迎えに着たんだ。」というレイにウーナは言います。
「教えてあげなくちゃ。二人に。教えてあげなくちゃ。」
あなたたちと生活していても、レイは私のことを想っていたのよ・・・・。
「ピーター!」そう彼の名を呼んでドアを開けたのは、12歳くらいの少女でした。
少女は彼に駆け寄り、抱きつき、彼の手をひいて部屋から退出します。
取り残されたウーナは「教えてあげなくちゃ。二人に。教えてあげなくちゃ。」
と叫びながら、退出します。
そして幕が下りました。
「ピーター!」と彼を呼んで現われたのが少女だったとき、観客は明らかに息を呑みました。
あれほど幼児性愛者ではないと力説していたのに?
だから成人したウーナとは出来なかったのか?
少女は、年齢から察するに妻の連れ子であると推測される(服役期間を考慮)。
子供にだけ迎えに来させて、妻は外で待っているのか。
そして、ウーナとレイ(ピーター)と妻と少女のこれからは・・・・。
物語の結末は、観客それぞれの思いに託されています。
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