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蔵王.お釜




山交バスの観光周遊バス『わくわく蔵王・山形号』に参加しました。
最少催行人数が2名とのことで、当初、一人で申し込んだ私のもとには
「出発の10日前までに、他に参加者がいないと、催行できません」とのメールが届き
少々心配していましたが、後に「催行決定」の知らせが届きホッとしました。

さて当日、集合場所に行ってみると、参加者は私のほかには中年のご夫婦が二人っきり。
結局、蔵王への乗客は3人ということで、運転手さん、ガイドさんには申し訳ない気持ちでした。

気になる天候ですが、朝6時に目覚めたときには雨が降っていましたが、
バスが出発する頃には青空が広がってきました。
けれどガイドさんいわく、山頂の天気は変わりやすいので、
地上では快晴でも蔵王エコーラインを登っているうちに霧が出てきたり、
逆に道中は天気が悪かったのに、山頂では霧が晴れてキレイにみえたりと予想はつかないとのこと。
夏の間でも“お釜”が綺麗に見える確率は40%くらいだそうで、
あまり期待しているとガックリするかも・・・。ということでした。
そうこうしているうちに、リフト乗り場に到着したのでバスから降りてみると、
外はとても寒くて、すぐにパーカーを羽織りました。

リフトは霧の中を進んでいくという感じで、前が全然見えません。
どこが到着地点なのか?いつ到着するのかもわからない状態で、
これはもう“お釜”を見るのは無理かな?と若干諦め気味になりました。

リフトが山頂に到着しても、霧は晴れず、目の前2〜3m先もわかりません。
このままだったら、観光バスの迎えにきてくれるはずの場所にすら辿り着けないんじゃないか?
と思うくらいでした。
足元には、黄色や紫のかわいらしい高山植物が咲いていましたが、
それらをゆっくり観賞する余裕はありません。
しばらくして、幸運にも霧が流れ始め、前方に展望台の柵が見えてきました。
どうやら、あそこまで行くと“お釜”がみえるようです。
ゴツゴツした岩場を懸命に歩いて柵のところまで行きました。
そして、霧が晴れるのを待っていると・・・。やがて、エメラルドグリーンのお釜が見えてきました。
生まれて初めてみたその景色は、それはそれは綺麗で、神々しさすら感じました。
直前までは、霧に閉ざされていて目にすることが出来なかった風景が徐々に現われてくるのですから
感動もひとしおでした。
蔵王刈田岳・熊野岳・五色岳の3峰に抱かれた円型の火口湖は、
釜状なので“お釜”と名付けられたのだそうです。
エメラルドグリーンの湖水は、強酸性のため、藻以外の生物が生息できないそうです。
また、水温は表面から10数mは冷たく、それより深くなると温度が高くなっていくという、
とても珍しい湖なのだそうです。
こんな神秘的な湖を見られて本当に嬉しかったです。






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