元気なウサギです！
五島列島 福江島も3日目、とうとう最終日になってしまいました。名残惜しいのですが、最後の半日、福江市街を散策していきます。とりあえず、Google mapを開いてみたら、城跡と神社が近くにある事がわかったので、そちらへ行ってみる事に…。ホテルから徒歩5分で到着。
★石田城跡
この写真、貼り間違いじゃないんです！石垣に、堀もあって、城跡っぽいなと思っていたら、城跡に長崎県立五島高等学校が立ってるんです。部活動の為か、ジャージ姿の学生が、どんどん城跡の中に入っていくので、「なんだろう？」って入ってみたら、高校でした(笑)
全国でも、無いんじゃないでしょうか？こういった立地にある学校って
そのまま城壁を回りながら神社の方へ歩を進めました。（五島でも神社？）
昨日、キリスト教の信仰がスゴイと感じたのに、福江の中心地に神社があるのに興味がわいて伺ったんです。
★城山神社
五島市池田町1-3
主祭神：保食神 （うけもちのかみ）様
合祀神：五島純玄様、宇久次郎家盛様
食べ物を司る主祭神。お城の近くに鎮座されているので、昔、五島へ渡った神教の人が、食に困らない様に祀ったのかもしれませんね。合祀神は、説明がしっかりありました。平家落人伝承により長崎県佐世保市宇久町（宇久島）にて宇久五島氏の始祖となったとされる宇久次郎家盛（平家盛）、および子孫であり五島氏初代の五島純玄を祀っているって。
弾圧と潜伏の歴史から考えても、後からこの島に移ってきた方なのかな？って思います。
いづれにしても、ウサギは、いつもの通り「しあわせ祈願」してきましたよ！
今度は、フェリー乗り場の方へ歩いていくと、防波堤の先端に鳥居を発見。気になって見に行きました。
★常灯鼻
五島市東浜町
第30代藩主五島盛成公が福江城（石田城）を築く際に城の北東から吹き寄せる大波を防ぎ、築城工事を容易にするため築かせたものといわれているそうです。防波堤であり、当時は灯台の役目も担っていたとか。
「へぇ～」って思ったのが、これらを作ったとされる石工が「滋賀県」の人だと書いてある事。はるか昔に、五島まで訪れていたことに驚きました。
今度は、ホテルよりも山手の方へ向かって歩いていくと、鳥居のようなものを発見。でも、なんか違う…。
★明人堂
明の貿易商だった方が、東シナ海の安全を祈願して建てられた廟堂という事らしい。確かに「遣唐使」も立ち寄る島だから、当時は明国とも貿易拠点にもなりえるから、こういった文化が残っていても不思議じゃないですよね。今回ウサギが見たものは、1999年に建て替えられた廟堂だったみたい。それにしても、昔から異文化が集まる島だったんですね。改めて勉強になります。
話は変わりますが、待ちの歩道もおしゃれなんです。
いたるところに、このような絵が配置されてるんです。「チャン ココ？」調べてみると、五島市を中心に古くから伝わる「念仏踊り」との事。「チャン」が「鐘の音」を表し「ココ」が「太鼓の音」を表してるという口伝があるようです。毎年旧盆に踊られるようで、県指定無形民族文化財になっているそうです。ウサギも一度は「生」で見てみたいと思いました。
さて、時間も御昼近くになってきましたので、最後のお楽しみにとっておいたコチラを実食！
★五島うどん
素の味を堪能したくて、シンプルなものを選びました。スープは「あごだし（トビウオ出汁）」で、さっぱりしてるけど、しっかりと舌にインパクトをくれる感じ。うどんは、椿油を使って製麵しているせいか、のど越しが滑らかで驚きました。さすが日本の三大うどんに数えられるだけの代物だと実感。総合的に「やさしい味」のうどんだなぁ～って、「ほっこり」しました。
もっと五島列島、福江島に居たかったけど、タイムアップ。今回、体験できなかった事は、次回の楽しみに取っておくことにしたウサギ。ステキな体験をさせてくれた福江島に感謝(⋈◍＞◡＜◍)。✧♡
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