祝日大好きウサギです!
久々に読書楽しみましたので、御紹介したいと思います
★隣のずこずこ
著 者:柿村将彦さん
ジャンル:ファンタジー(日本ファンタジーノベル大賞2017)
あらすじ:
中学三年生になる主人公「はじめ」の暮らす村に、謎の美女「あかり」と「権三郎狸」が現れるところから物語は始まる。
この村には古くからの口伝が残されていた。それは、「突然、美女が現れ滞在した1ケ月後に権三郎狸が現れて、村人は全員食べられ、村は焼き尽くされて無くなってしまった。」という内容。誰もが昔話としか思っていなかったが、その刻は、再び訪れた…。
残り1か月の命と定められてしまった中、「はじめ」や「村人達」のとる行動とは…。
そして、その結末とは…。
正直に言って、「タイトルの異様さ」と「表紙の絵がかわいかった」ので、購入したウサギ。ライトノベル的なポップな感じを想定していましたが、見事に裏切られました。
過疎化がすすむ町を住民は「村」といい。間違いなく「脅威」にさらされているにもかかわらず、ものすごくのんびり進んでいく物語。しかし、その中で、村人が「余命1か月」を各々の捉え方で「判断」をして「実行」に移していく様子は、とても重いと感じたウサギ。思わず目をつむりたくなる展開もあり、ウサギならどうすると何回も自問自答して読み切りました。
特に、「わすれる」と「わすれない」のいづれが苦しい事なのか?は永遠のテーマだろうな、って答えを曖昧にしてしまったくらい…。
一生青春したいウサギ、もし、余命1か月になったら、どうするんだろう?でも、今は、今を精一杯生きるしかないから、ウサギらしく生きてくしかないよね!頑張ろうぉ〜っと。
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