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2016年12月26日

アクセスで在庫票を作ろう。





マイクロソフトエクセルのまとめ記事はこちら

詳細な在庫票の作成

もう少し複雑な在庫票に挑戦してみましょう。

前回入出庫の出入りだけの超シンプルな在庫票を作成しました。

さすがに単純すぎるのでもう少し詳細な在庫票を作ってみたいと思います。

・考え方

「入庫」→「在庫」→「出庫」

・切手を購入すると入庫データとして保存

・切手を使用すると出庫データとして保存

・在庫は入庫数から出庫数を引いた数量


・「テーブル」

作成するテーブル

・「切手種別」・・・切手の種類

・「入庫」・・・購入日・切手種別・数量

・「出庫」・・・使用日・切手種別・数量・使用目的


・「クエリ」

作成するクエリ

・入庫・・・「入庫テーブル」でグループ化

・出庫・・・「出庫テーブル」でグループ化

・入出庫データ・・・「入庫クエリ」+「出庫クエリ」

・その他

・「フォーム」

「メインフォーム」

「入庫画面」

「出庫画面」

・その他

期間設定して入庫状況と出庫状況が分かるようなレポートの出力

上記のような条件で作成したいと思います。

本来であればもっとちゃんとした設計をして作るべきだと思いますが、

それほど大掛かりな内容ではないのでこの状態で進めて行きます。

都度、変更・修正等々が出てくると思いますが、

そのあたりは赤裸々に記載していこうと思っています。




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2016年12月28日

アクセスで在庫票を作りましょう。





マイクロソフトエクセルのまとめ記事はこちら


フォームを作りましょう。

テーブルからフォームを作成しましょう。

在庫新3.png

上のように左側のテーブルで「T_出庫」というところを選択した状態で

「作成」タブの「フォーム」ボタンを押すと「T_出庫」のフォームが作成されます。

在庫新4.png

上のようになりましたか。

あとはデザインモードにし、適当に幅を狭くして、配置タブのレイアウトの削除で

バラバラになりますから、不要なもの(ID)を削除して大きさ・配置を考えてレイアウトします。

在庫新5.png

下記のように配置してみました。

在庫新6.png

フォームも×で終了時に名前を付けて保存してください。


同じように「T_切手種別」と「T_入庫」も作りましょう。

作成したのが下の図です。

在庫新7.png

在庫新8.png







2016年12月30日

アクセスで在庫票を作ろう





マイクロソフトエクセルのまとめ記事はこちら

クエリでグループ化

とりあえず「T_入庫」と「T_出庫」に適当なデータを入れてクエリを作成します。

クエリデザインから「T_入庫」と「T_出庫」で別々にクエリを作成します。

その際切手種別ごとにグループ化して集計したいと思います。

在庫新9.png

上はT_入庫でクエリを作成しています。矢印の「Σ」をクリックすると、

下に「集計」という項目が追加されます。

「種類」をグループ化して、入庫数を「合計」します。

これで切手種別ごとに入庫の合計が出るはずです。


「T_出庫」も同じように作ってください。








2017年01月01日

アクセスで在庫管理表を作りましょう。





マイクロソフトエクセルのまとめ記事はこちら

入出庫クエリの作成

次に「Q_入出庫データ」の設定ですが、

先ほど作った「Q_入庫」と「Q_出庫」から作ります。

在庫新10.png

上のように「種類」と「入庫数の合計」・「出庫数の合計」を選択します。

それから一番右に新たなフィールドを作成して

「在庫数:[入庫数の合計]−[出庫数の合計]」と入れます。


上記の状態で通常表示にしてください。

在庫新11.png

上のようになりましたか。

これは全種類の切手入庫数と出庫数を合計して入庫数から出庫数を引き算して

一番右に「在庫数」を表示しています。

在庫フォームの作成

今度はこれを元にしてフォームを「表形式」で作成してください。

在庫新12.png

このようになりました。

これは全ての入庫と全ての出庫を引き算して、現在の在庫数を出力しています。







2017年01月03日

アクセスで在庫票を作ろう





マイクロソフトエクセルのまとめ記事はこちら


メインフォームを作りましょう


これは1から作ります。下のようにコマンドボタンを4つ配置して

「終了」「入庫フォーム」「出庫フォーム」「在庫票」にしました。

在庫新13.png

各ボタンのマクロですが、今回はマクロビルダーを使用しましょう。

在庫新14.png

上のように「フォームを開く」で「F_入庫」を開き、次に「レコードの移動」で

「新しいレコード」を設定します。

そうすると「入庫」ボタンを押したときに「F_入庫」が開き、「新しいレコード(新規)」になります。


同じように出庫フォームも設定してください。

「終了」はこのアプリを終了です。

「在庫票」は「F_在庫票」を開くで設定してください。








2017年01月04日

アクセスで在庫票を作ろう





マイクロソフトエクセルのまとめ記事はこちら

ボタンの追加


それから入庫フォームと出庫フォームにもボタンを追加しましょう。

在庫新15.png

「閉じる」ボタンと「更新」ボタンです。

下は更新ボタンです。

「更新」ボタンはボタン作成中にレコードの保存ということで一旦作成して、

完成後にマクロビルダーでレコードの移動を追加したものです。

在庫新16.png

「閉じる」ボタンは詳細省いてもいいですね。







2017年01月06日

アクセスで在庫票を作ろう





マイクロソフトエクセルのまとめ記事はこちら

日付の自動挿入


在庫新17.png

それから「購入日」のテキストボックスですがここの規定値に「=Date()」と

入れておくと、新規レコードにした時に自動的に今日の日付が入力されます。

在庫新18.png

在庫票にも「閉じる」ボタンを追加しました。

コンボボックス

入庫フォームと出庫フォームの切手種別をコンボボックスにしましょう

在庫新19.png

値集合ソースは「T_切手種別」にしてください。

出庫画面も同じようにコンボボックスを設定しましょう。








2017年01月08日

アクセスで在庫管理表を作ろう





マイクロソフトエクセルのまとめ記事はこちら

レポートの作成


T_入庫とT_出庫からレポートを作りましょう。

下は「出庫履歴」を作ったところです。

在庫新20.png


同じように入庫履歴も作りましょう。






ボタンの追加


メインフォームに「入庫履歴」「出庫履歴」というボタンを追加してそれぞれ

マクロビルダーでレポートを開くように設定しましょう。

在庫新21.png

上のように作成しました。








2017年01月10日

アクセスで在庫票を作ろう





マイクロソフトエクセルのまとめ記事はこちら


レポートにコマンドボタン


レポートにもコマンドボタンを追加できます。

下はR_入庫履歴に「閉じる」ボタンと「印刷」ボタンを追加しました。

これもコードビルダーで設定できます。

在庫新24.png

同じようにR_出庫履歴にも追加しましょう。

次に期間で抽出できるようにしてみましょう。

まずどのような抽出が必要か考えましょう。

・入庫状況の抽出

・出庫状況の抽出

・入出庫状況の抽出

これくらいが考えられますね。








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60過ぎのおっちゃんです。手探りでブログを立ち上げました。至らない点が多々あると思いますがご容赦ください。
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