2022年09月09日
【YouTube:創作ストーリー】『魔王の娘は解放された』PART2。
オリジナルストーリー『魔王の娘は解放された』を
ノベルゲーム風の動画に仕上げてみました。
今回はPART1からの続きです。
あわせて、制作背景や使用ツールを紹介します。
ー目次ー
PART2のテーマは、
『人間からの一方的な視点』です。
・「魔王討伐」を志し、旅立った勇者
だが、実際に戦った相手は魔族ではなく、
魔族の売買を生業とする人間
・「街を荒らす魔物の討伐」を依頼された勇者
だが、実際に魔物を追い詰めていたのは人間
自分たちと違う
敵対している
知らない
怖い、怖い、怖い…。
「だから駆逐してもいい」
残念ながら、人間はこれを繰り返して生き残ってきました。
人間同士でさえ、
ちがう宗教
ちがう文化
ちがう肌の色
正しくない、異端だ、まちがっている…。
「だから奴隷にしても、殺してもいい」
…現代の僕らの生活は、
「ちがいを知らない恐怖」の
犠牲になった人たちの上に成り立っています。
このテーマは、
『ONE PIECE』に登場する2人の言葉に感銘を受けて決めました。
それは、
麦わらの一味が
獣人・ミンク族の国「ゾウ」を訪れたときの、
ワンダという女性の言葉です。
「あなたたちは人間嫌いの種族ではないのか?」
という問いへの答えです。
ワノ国へ流れ着いた魚人族とミンク族の子どもが、
村人にいじめられていたときの、光月おでんの言葉です。
未知への恐怖がいかに人を攻撃的にするかを
よく表していると思います。
僕は子どもの頃、ドラクエにハマりました。
ですが、どうしても
「正義の勇者」「勧善懲悪」が好きになれず、
倒されるモンスターや魔王の痛みばかり想像していました。
モンスターにも、魔王にも事情があり、正義があります。
相容れなくて戦っていても、それぞれに葛藤があります。
みんな、生き残るために必死です。
もし自分が「魔物ハンター」「魔物討伐を依頼する町長」だったら、
同じことをしてしまうと思います。
それでも、本作は
「人間の都合だけで物事を見ていいんだろうか?」
という疑問を投げかけたくて創りました。
⇒「PART2」小説版はこちら
【ファンタジー小説】『魔王の娘は解放された』2
ノベルゲーム風の動画に仕上げてみました。
今回はPART1からの続きです。
あわせて、制作背景や使用ツールを紹介します。
ー目次ー
- 制作した動画
- 作品の概要
- 制作の所感
1.制作した動画
2.作品の概要
- 動画制作期間
約12日 - <立ち絵>
moff様
lustro_wody様
ミラーイメージ様
らぬきの立ち絵保管庫様
七三ゆきのアトリエ様 - <一部背景>
ササブネ屋様 - <音楽>
魔王魂様
ユーフルカ様
かまタマゴ様 - <エフェクト・効果音>
ニコニ・コモンズ
Pixabay
イラストセンター
oishiso
効果音ラボ
On-Jin 〜音人〜 - <使用ツール>
ゆっくりムービーメーカー4
3.制作の所感
PART2のテーマは、
『人間からの一方的な視点』です。
・「魔王討伐」を志し、旅立った勇者
だが、実際に戦った相手は魔族ではなく、
魔族の売買を生業とする人間
・「街を荒らす魔物の討伐」を依頼された勇者
だが、実際に魔物を追い詰めていたのは人間
自分たちと違う
敵対している
知らない
怖い、怖い、怖い…。
「だから駆逐してもいい」
残念ながら、人間はこれを繰り返して生き残ってきました。
人間同士でさえ、
ちがう宗教
ちがう文化
ちがう肌の色
正しくない、異端だ、まちがっている…。
「だから奴隷にしても、殺してもいい」
…現代の僕らの生活は、
「ちがいを知らない恐怖」の
犠牲になった人たちの上に成り立っています。
このテーマは、
『ONE PIECE』に登場する2人の言葉に感銘を受けて決めました。
それは、
「種族か…それは他のミンクを知らぬ者達の怯えかもな
(中略)嫌うなら個々を判断する」
『ONE PIECE 80』 806話 ミンク族・ワンダの言葉
麦わらの一味が
獣人・ミンク族の国「ゾウ」を訪れたときの、
ワンダという女性の言葉です。
「あなたたちは人間嫌いの種族ではないのか?」
という問いへの答えです。
「恥を知れ貴様ら!!!異形を恐れるは己の無知ゆえ!!」
『ONE PIECE 91』 963話 ワノ国・光月おでんの言葉
ワノ国へ流れ着いた魚人族とミンク族の子どもが、
村人にいじめられていたときの、光月おでんの言葉です。
未知への恐怖がいかに人を攻撃的にするかを
よく表していると思います。
僕は子どもの頃、ドラクエにハマりました。
ですが、どうしても
「正義の勇者」「勧善懲悪」が好きになれず、
倒されるモンスターや魔王の痛みばかり想像していました。
モンスターにも、魔王にも事情があり、正義があります。
相容れなくて戦っていても、それぞれに葛藤があります。
みんな、生き残るために必死です。
もし自分が「魔物ハンター」「魔物討伐を依頼する町長」だったら、
同じことをしてしまうと思います。
それでも、本作は
「人間の都合だけで物事を見ていいんだろうか?」
という疑問を投げかけたくて創りました。
⇒「PART2」小説版はこちら
【ファンタジー小説】『魔王の娘は解放された』2
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