アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2022年09月09日

【YouTube:創作ストーリー】『魔王の娘は解放された』PART2。

オリジナルストーリー『魔王の娘は解放された』
ノベルゲーム風の動画に仕上げてみました。

今回はPART1からの続きです。
あわせて、制作背景や使用ツールを紹介します。

ー目次ー
  1. 制作した動画
  2. 作品の概要
  3. 制作の所感

1.制作した動画




2.作品の概要


3.制作の所感

PART2のテーマは、
『人間からの一方的な視点』です。

・「魔王討伐」を志し、旅立った勇者
 だが、実際に戦った相手は魔族ではなく、
 魔族の売買を生業とする人間

・「街を荒らす魔物の討伐」を依頼された勇者
 だが、実際に魔物を追い詰めていたのは人間



 自分たちと違う
 敵対している
 知らない

 怖い、怖い、怖い…。
 「だから駆逐してもいい」

残念ながら、人間はこれを繰り返して生き残ってきました。
人間同士でさえ、

 ちがう宗教
 ちがう文化
 ちがう肌の色

 正しくない、異端だ、まちがっている…。
 「だから奴隷にしても、殺してもいい」

…現代の僕らの生活は、
「ちがいを知らない恐怖」の
犠牲になった人たちの上に成り立っています。



このテーマは、
『ONE PIECE』に登場する2人の言葉に感銘を受けて決めました。

それは、
「種族か…それは他のミンクを知らぬ者達の怯えかもな
 (中略)嫌うなら個々を判断する」


『ONE PIECE 80』 806話 ミンク族・ワンダの言葉

麦わらの一味が
獣人・ミンク族の国「ゾウ」を訪れたときの、
ワンダという女性の言葉です。

「あなたたちは人間嫌いの種族ではないのか?」
という問いへの答えです。

「恥を知れ貴様ら!!!異形を恐れるは己の無知ゆえ!!」

『ONE PIECE 91』 963話 ワノ国・光月おでんの言葉

ワノ国へ流れ着いた魚人族とミンク族の子どもが、
村人にいじめられていたときの、光月おでんの言葉です。

未知への恐怖がいかに人を攻撃的にするか
よく表していると思います。



僕は子どもの頃、ドラクエにハマりました。

ですが、どうしても
「正義の勇者」「勧善懲悪」が好きになれず、
倒されるモンスターや魔王の痛みばかり想像していました。

モンスターにも、魔王にも事情があり、正義があります。
相容れなくて戦っていても、それぞれに葛藤があります。


みんな、生き残るために必死です。

もし自分が「魔物ハンター」「魔物討伐を依頼する町長」だったら、
同じことをしてしまうと思います。

それでも、本作は

「人間の都合だけで物事を見ていいんだろうか?」

という疑問を投げかけたくて創りました。



⇒「PART2」小説版はこちら
【ファンタジー小説】『魔王の娘は解放された』2

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/11580949

※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
検索
プロフィール
理琉(ワタル)さんの画像
理琉(ワタル)
自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
プロフィール
最新記事
カテゴリーアーカイブ
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。