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2014年09月12日

ムコダインとゼスランの処方解析

風邪ので鼻水がだらだらでる患者からの質問?

ゼスランは鼻水を止める薬でしょ?

ムコダインは鼻水を出す薬でしょ?

矛盾してませんか?
だれだ?こんなテキトーなこと教えたの(笑)

ムコダイン→粘膜調節修復剤
ゼスラン→抗ヒス(鼻水止め)

ゼスランはサラサラした水っぽい垂れてくる鼻水をとめる。
風邪のネバネバしたあおっぱなは粘液やウィルスと戦った免疫細胞の死骸だから、これを止める効果はない

こういうネバネバやバイ菌の死骸は、鼻の奥にたまってると風邪が長引くので、外にだしてあげた方がいい。これを出すのがムコダインだ。鼻の粘膜の動きを活発にして押したしたり、ネバネバを分解してサラサラにしたり、粘液を増やして出しやすくしたりする。

ゼスランでサラサラした鼻水をとめてしまうと快適だけど、バイ菌を含むネバネバしたあおっぱなは外に流れでなくなるのでそのデメリットを補うために、風邪の時には鼻水止めとムコダインは必ずといっていいほどセットになっているのだ。

ちなみに、風邪の時に鼻水を止めるのは鼻水がうっとうしいからという理由しかない。止めるとムコダインを使ってたとしても、やはりバイ菌が排出されにくくなる。早く治したいなら止めない方がいい。

ちなみに、医者によっても考え方は全然違う。鼻水があれば鼻水止めを処方する医師と、我慢しろという医師もいる。

鼻水垂れ流しもなかなかしんどいので、どちらがいいのかはわからない。

ちなみに花粉症のときは、別に鼻の奥にバイ菌がたまってるわけじゃないから鼻水止めだけで十分だし、止めた方が断然快適だとおもう。

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