2018年06月03日
新人薬剤師の勉強におすすめの書籍紹介
新人のころってなにを勉強していいのかわかりません。先輩とかにおしえてもらってもいがいとぴんとくるあたりのものがない。
おばちゃん薬剤師とか、旧石器時代のひとたちのいうことはきいてはいけない。
日経DIクイズくらいしか読んだことない人たちなので。しかも、勉強にお金を投資するという発想がそもそもない。薬局にある無料雑誌を読んで勉強した気になっている人たちです。
ああいうのって、興味あるところしか読まなないし、業務中に集中して勉強なんてできない。
集中してやられても普通に困りますからね。うちのアホパート薬剤師は暇だとすぐに日経DI読み始めるんだけど、それで患者くると、対応が遅いんだよね。
社員の動き出しのほうがはやいから、結局は社員がピッキングするはめになる。パートは仕事ないけど、社員は薬歴めっちゃたまってるからね。
仕事は表面上はきれいにまわっているけど、社員ストレスがはんぱない。時間給のパートは仕事中に勉強しようとかおもわないで、時間ないは全力で仕事して欲しい。
さて、
パートのぐちをいうと無限に出てきますので切り替えて。ノウハウコレクターのわたしが、新人薬剤師の勉強におすすめの書籍を紹介していきたいと思います。
おすすめはなんといっても「薬局ですぐに役立つ薬の比較と使い分け100」です。比較的新しいので「おばちゃん」「ベテラン」薬剤師は知らないでしょうね。
とりあえず新人は「薬局ですぐに役立つ薬の比較と使い分け100」を購入して、3周くらいしとけ。それだけパート薬剤師の知識量をあっという間に凌駕できてしまいます。
これをよんでためしにおばちゃんに、ガスモチンとガナトンってどう違うんですか?とか、ムコスタとセルベックスってどうちがうんですか?とか聞いてみるといい。
別に、違いはわからんくてもいいけど、知ってるに越したことはないです。
本屋にいくと入門書籍たく山あるけど「図解入門 よくわかる服薬指導」とかこういうのはいらない。事務が読むレベルです。薬剤師がよんでもしょうがない。
この「薬局ですぐに役立つ薬の比較と使い分け100」を読み終わったら、お次は「薬局のソクラテス」とかいうひとの本がおすすめです。
「薬局で使える実践薬学」って書籍です。
これはねー大変だよ。
やたらと分厚いです。「ドンキ」もとい「鈍器」らしいですよ。くすりの「効能」「効果」からぬけだして、くすりの相互作用はどう起こるかとか、添付文章の読み方とか教えてくれます。
旧石器時代の人で添付文章の読み方を教えてくれる人いますか?なかなかいないでしょ。もう自分でまなぶしかないんですよ。
そういうときに「薬局で使える実践薬学」が重宝するんです。内容は日経DIでソクラテスさんが連載しているコラムをまとめたものなので、どんな内容かはコラムを探して読んでみるといいです。
コラム読めばわかるけど、会話形式で軽妙にすすんでくので、読みやすいです。
リンクはめんどうなのでこちらからはしません。
で、上記の本だと、くすりの勉強はできるけど疾患の勉強ができてないですね。だから、病理の本も一緒に読んどいたほうがいいです。
よみやすかったのが「処方がわかる医療薬理学」です。リーズナブルだし、コンパクトにうまくまとまっているとおもいます。
病理 → くすり紹介って形式ですね。
すげー簡易的なやつだと「服薬指導のツボ」ってドラッグインフォメーションシリーズであるけど、あれも初学なら一回通しでよんでもいいかもね。ただあれで満足したらだめです。めっちゃ薄いです。
これが終わったらお次は保険の勉強ですね。
「保険薬局Q&A」と「保険調剤Q&A」は必ず買いましょう。2冊で5000円です。自己投資にいちいちケチったらだめですよ。最初はじゃんじゃんかって、あとでとりかえせばいいんです。
で、おわった「公費説明のポイント」を購入ですね。公費なんてだれも教えてくれないから書籍で学びましょう。これめちゃくちゃわかりやすいです。けっこー簡易的に書いてあるけど、薬局の薬剤師であればこれで十分ですね。
このへんは調剤薬局事務の仕事ってブログで詳しく紹介してくれています。
新人薬剤師の勉強にホントに役立つ書籍紹介
事務員ブログの域を遥かに超越したすごいブログです。業務改善記事とか、意味不明なほどに参考になります。
新人薬剤師はこのサイトみとくといいですよ。
さて、
薬局関連の書籍が読み終わったら次は、医者向けの書籍にチャレンジです。
いよいよ、ここからが、医師に処方提案とかできるようになるかどうかの瀬戸際です。
「プライマリ・ケア医のための 内科治療薬使い分けマニュアル」がまずオススメです。
これは医者が幅広い領域で活躍するためのくすりの使い方マニュアルです。医者も専門分野じゃないと診察方法とかわからないから、勉強するんだけど、専門分野じゃないとこの勉強に使える書籍ってことで、わかりやすく書いてくれています。
これ薬剤の勉強にまじで最適なので、もってるひとはほとんどいないけど、5000円払える人は購入してみるといいです。
あと定期購読の書籍も紹介します。
レシピ+シリーズは定期購読しています。年4回ですけど、あれめちゃくちゃわかりやすいし、面白いです。
1回1テーマで「高齢者の風邪」「乳幼児の発熱」「向精神薬の整理」と1テーマで書籍1冊分のボリュームです。
全部買ってますよ。最初は1冊ずつかってたけど、めんどいから定期購読にしました。専門書のわりには安いです。
これはおすすめする人すくないけど、めちゃくちゃオススメです。1冊1000円ちょっとたので、まずは気になるテーマを一つ購入して、で、よければ定期購読してみてください。
鉄板だけど、日経DIも有料版を定期購読しています。よんでないけどねー。
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おばちゃん薬剤師とか、旧石器時代のひとたちのいうことはきいてはいけない。
日経DIクイズくらいしか読んだことない人たちなので。しかも、勉強にお金を投資するという発想がそもそもない。薬局にある無料雑誌を読んで勉強した気になっている人たちです。
ああいうのって、興味あるところしか読まなないし、業務中に集中して勉強なんてできない。
集中してやられても普通に困りますからね。うちのアホパート薬剤師は暇だとすぐに日経DI読み始めるんだけど、それで患者くると、対応が遅いんだよね。
社員の動き出しのほうがはやいから、結局は社員がピッキングするはめになる。パートは仕事ないけど、社員は薬歴めっちゃたまってるからね。
仕事は表面上はきれいにまわっているけど、社員ストレスがはんぱない。時間給のパートは仕事中に勉強しようとかおもわないで、時間ないは全力で仕事して欲しい。
さて、
パートのぐちをいうと無限に出てきますので切り替えて。ノウハウコレクターのわたしが、新人薬剤師の勉強におすすめの書籍を紹介していきたいと思います。
おすすめはなんといっても「薬局ですぐに役立つ薬の比較と使い分け100」です。比較的新しいので「おばちゃん」「ベテラン」薬剤師は知らないでしょうね。
とりあえず新人は「薬局ですぐに役立つ薬の比較と使い分け100」を購入して、3周くらいしとけ。それだけパート薬剤師の知識量をあっという間に凌駕できてしまいます。
これをよんでためしにおばちゃんに、ガスモチンとガナトンってどう違うんですか?とか、ムコスタとセルベックスってどうちがうんですか?とか聞いてみるといい。
別に、違いはわからんくてもいいけど、知ってるに越したことはないです。
本屋にいくと入門書籍たく山あるけど「図解入門 よくわかる服薬指導」とかこういうのはいらない。事務が読むレベルです。薬剤師がよんでもしょうがない。
この「薬局ですぐに役立つ薬の比較と使い分け100」を読み終わったら、お次は「薬局のソクラテス」とかいうひとの本がおすすめです。
「薬局で使える実践薬学」って書籍です。
これはねー大変だよ。
やたらと分厚いです。「ドンキ」もとい「鈍器」らしいですよ。くすりの「効能」「効果」からぬけだして、くすりの相互作用はどう起こるかとか、添付文章の読み方とか教えてくれます。
旧石器時代の人で添付文章の読み方を教えてくれる人いますか?なかなかいないでしょ。もう自分でまなぶしかないんですよ。
そういうときに「薬局で使える実践薬学」が重宝するんです。内容は日経DIでソクラテスさんが連載しているコラムをまとめたものなので、どんな内容かはコラムを探して読んでみるといいです。
コラム読めばわかるけど、会話形式で軽妙にすすんでくので、読みやすいです。
リンクはめんどうなのでこちらからはしません。
で、上記の本だと、くすりの勉強はできるけど疾患の勉強ができてないですね。だから、病理の本も一緒に読んどいたほうがいいです。
よみやすかったのが「処方がわかる医療薬理学」です。リーズナブルだし、コンパクトにうまくまとまっているとおもいます。
病理 → くすり紹介って形式ですね。
すげー簡易的なやつだと「服薬指導のツボ」ってドラッグインフォメーションシリーズであるけど、あれも初学なら一回通しでよんでもいいかもね。ただあれで満足したらだめです。めっちゃ薄いです。
これが終わったらお次は保険の勉強ですね。
「保険薬局Q&A」と「保険調剤Q&A」は必ず買いましょう。2冊で5000円です。自己投資にいちいちケチったらだめですよ。最初はじゃんじゃんかって、あとでとりかえせばいいんです。
で、おわった「公費説明のポイント」を購入ですね。公費なんてだれも教えてくれないから書籍で学びましょう。これめちゃくちゃわかりやすいです。けっこー簡易的に書いてあるけど、薬局の薬剤師であればこれで十分ですね。
このへんは調剤薬局事務の仕事ってブログで詳しく紹介してくれています。
新人薬剤師の勉強にホントに役立つ書籍紹介
事務員ブログの域を遥かに超越したすごいブログです。業務改善記事とか、意味不明なほどに参考になります。
新人薬剤師はこのサイトみとくといいですよ。
さて、
薬局関連の書籍が読み終わったら次は、医者向けの書籍にチャレンジです。
いよいよ、ここからが、医師に処方提案とかできるようになるかどうかの瀬戸際です。
「プライマリ・ケア医のための 内科治療薬使い分けマニュアル」がまずオススメです。
これは医者が幅広い領域で活躍するためのくすりの使い方マニュアルです。医者も専門分野じゃないと診察方法とかわからないから、勉強するんだけど、専門分野じゃないとこの勉強に使える書籍ってことで、わかりやすく書いてくれています。
これ薬剤の勉強にまじで最適なので、もってるひとはほとんどいないけど、5000円払える人は購入してみるといいです。
あと定期購読の書籍も紹介します。
レシピ+シリーズは定期購読しています。年4回ですけど、あれめちゃくちゃわかりやすいし、面白いです。
1回1テーマで「高齢者の風邪」「乳幼児の発熱」「向精神薬の整理」と1テーマで書籍1冊分のボリュームです。
全部買ってますよ。最初は1冊ずつかってたけど、めんどいから定期購読にしました。専門書のわりには安いです。
これはおすすめする人すくないけど、めちゃくちゃオススメです。1冊1000円ちょっとたので、まずは気になるテーマを一つ購入して、で、よければ定期購読してみてください。
鉄板だけど、日経DIも有料版を定期購読しています。よんでないけどねー。
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