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2015年03月03日

トランサミン散の小児用量についての発見

小児用量って体重ごとに決められていたり、年齢ごとに決められていたり、成人量しか決められていなかったりと、統一感がない。

今回注目してみたのがトランサミンってくすり。

トランサミン散
添付文書の使い方
トラネキサム酸として、通常成人1日750〜2,000mgを3〜4回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する
つまり、トランサミン散50%1.5〜4g

うーん、なんともアバウトだ。そして小児量は規定されていないけど、トランサミン散は小児にバンバンでますよね。

なぜかシロップの方には小児目安が書いてあるので、トランサミン散もコチラの量を援用すればいい。

年齢 1日量 (mg) 1日量 (mL)
〜1歳 75〜200 1.5〜4
2〜3歳 150〜350 3〜7
4〜6歳 250〜650 5〜13
7〜14歳 400〜1,000 8〜20
15歳〜 750〜2,000 15〜40

なんともアバウトだ。だいたい、1〜2歳はどこへいってしまったのか?

そこでちょっとした気づきがあるので、提案したいと思う。

ムコダインとトランサミンってセットで使うことがあるんだけど、この量がほとんど同じであることに気づいた。

例えば、
ムコダインDS 0.6g
トランサミン散 0.6g
毎食後 5日ぶん

こんなかんじです。

それもそのはず。ムコダインとトランサミンは規格、剤形、用法、成人量などもろもろ共通点が多いのです。

ムコダインの採用規格は
250mg錠、500mg錠、ムコダインDS50%、トランサミンシロップ5%
成人量は1500mg

対して、

トランサミンは
250mgカプセル、500mg錠、トランサミン散50%、シロップ5%
成人量は750〜2000mg

比べてみると成人量に幅があるのを除けば全部一緒です。

だから、

処方の製剤量も必然同じような量になるんです。

トランサミンには幅があるので、ざっくりいうと、

ムコダインDSの製剤量 = トランサミン散の製剤量でほぼ問題ない。

また、

ムコダインシロップの量 = トランサミンシロップの量でほぼ問題ない。


全種類の量を体重換算したり換算表見たりしてると時間がかかるので、

これだと片方だけのチェックですみますね。あとは自己判断でお願いします。


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