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what's up

アメリカ人のよく使う挨拶で「whats up?」というのがある。

「どうした?」「何してんの?」とかそういう意味で、

使うシチュエーションは「How are you?」とか「Hi」にちかい。

が、同じではない。

whats up? の返事は決して「i am fine, thank you」はではない。

たまに勘違いをしてそう返事しちゃってる人がいるが、

これは赤面ものなので要注意だ。
日本人にかぎらず、他の英語が母国語で

ない国の人のなかでも同じ間違いをしてる人もいるので

「日本人の英語教育はだから駄目なんだ」って恥じることではない。


それでは「what's up?」と言われたら、なんと返事をするのか。

答えは「not much」もしくは「nothing」。

意味は「特になにも」とか「別に」

です。

なにかあったとしてもそう答えるのである。

AといったらBというように、

もう「what's up?」と「not much」はセットになっている。

と、理屈はわかっていても僕はなかなかなじめなかった。

例えばこんなシチュエーション:

さっき、車に轢かれそうになって、今でもまだドキドキしてる。そんな時、

前からアメリカ人の友人がやってきて、

友人:「what's up?」

僕:「not much..」

いやいやいや、今ひかれそうになったの。ノットマッチじゃないの。

むずむずするぅ。

だいたい、「別に」って思うことのほうが少ないじゃん。

が、そういうことじゃないってのは分かってる。分かってるけど。。。

「not much」と「nothing」に違和感があるのは僕だけか。

そんなことをずっと思っていた僕だったが、解決策をみいだした。


「先に言っちゃう」戦法。である。


言われる前に「what'up?」って言っちゃう。

そうすれば「not much」と返さなくてすむ。

相手に言わせるのである。

そうすれば、その後に続けて、車に轢かれそうにことをスムーズに話し始めることができる。

あーよかった。



そんでもって、万が一先に言われちゃった場合の解決策もみいだした。

「what's up返し」だ。

「what's up?」といわれたらこっちも「what's up?」って返事しちゃう方法。

それでもいいってことが「先に言っちゃう戦法」を

実践している時に学んだ。そう返された時は「ずるい」と思ったがいいみたい。

なのでじゃんじゃん「whats up返し」を実践するべし。


そしてそれの進化系が、もはや今言われた「whats up?」が

無かったことのごとく会話をすすめること。

もう、「目があっただけ」くらいに思っちゃう。

そうなれば、what's upなんて恐くない。



さあ、いつでもかかってきあがれ what's up?


おしまい。


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