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洋書紹介-6 「 Harry Potter and the Philosopher's Stone」

だれもが知っているハリーポッター。


あまりにも有名な本ですが、この日本語版和訳が、

「独自の脚色」、「誤訳」、「珍訳」などの問題点が数多く指摘され、

「原書のリアリティあふれる世界感」をまったく無視している

などの声が読者、翻訳家から多数挙げられ、さらには

それらの問題点をまとめ、分析するサイトも存在しているということをご存知でしょうか。

日本語版を読んで、

「なんか幼稚だなあ。大人向けじゃないなあ。なんであれほど話題になったんだ?」

という感想を持っている方には特に原書で読んでほしいと思う。

原書は十分大人も楽しめるのです。



この物語は、「魔法」という非現実的なものを題材にしているのだが、

それ以外の部分に関しては細部にいたるまでリアリティを追求している。

細部というのは例えば、舞台となる魔法学校の教育システムであったり、

人間関係であったり、あるいは生徒と先生の会話であったりと、様々だ。

魔法以外は現実社会となんら変わりがない。

それが故に、読者をスムーズに物語に感情移入させ、同時に、

「現実社会にもひょっとして、どこかにこんな世界が存在するのではないのか」と、

読者の想像力を喚起し、物語の中へと引き込んでいくのだ。




この物語が大人をも魅了するのは、つまるところ、

作者が意図して描いた現実と非現実との絶妙なバランスによるものだと思う。

和訳ではこのバランスが崩壊しているだ。

 「我輩は〜」、「〜ざんず」、

などと、イカにもワタシャ魔女でっせ、大悪党の大魔人でっせ、グワハハハハ的な

言い回しをする時代錯誤な登場人物は原書においてはどこにもでてこない。


日本語版でなんだかなあ、って思った方、もしくは本ではなく、レンタルDVDで鑑賞したが、

旧作扱いになるまで待ったがため、前作との繋がりが見えてこないまま、ただただ、

シリーズを追うごとに劇的に(身体的な面で)成長しちゃっているハリーに興ざめした方も、

是非、原書を読んでみてください。

原書でしか味わえない魔法の世界が待ってます。




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