2017年02月19日
≪レースクイーン大賞グランプリ受賞・清瀬まち≫ ファンに「神対応」なワケとは?老人ホームで培ったコミュケ力にあった。
レースクイーン(RQ)といえば、華やかなコスチュームに身を包み、モータースポーツに彩りを添える美女ぞろいの集団として常に注目の的。今やテレビにCMに引っ張りだこのモデルで女優の菜々緒(28)もRQの出身だ。
そんな芸能界への登竜門として、RQナンバーワンを決めるファンによる総選挙「日本レースクイーン大賞2016」でグランプリに輝いた。
1月13日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開かれた授賞式。ほおを涙でぬらしながらトロフィーを手にしたとき、自然に口から漏れ出たのは、「夢をかなえてくれてありがとう」という言葉だった。
RQになって3年、いつか大賞を取りたいと願い続けた夢。決して私一人の力で取れたわけではない。ファンの投票で決まったのだから・・・。
高校時代、空自ブルーインパルスの女性パイロットになる夢を抱き、第1志望として防衛大を受験した。だが、あえなく失敗し、岡山県立大保健福祉学部に学び、卒業後は介護福祉士として特別養護老人ホームで仕事を始めた。
並行して、地元ではモデルとして被写体になる経験を積んだ。徐々にRQの仕事に興味を持つようになり、一念発起、転身を心に決めた。
結論を言えば、その決断は間違っていなかった。
全国津々浦々のサーキット場には大勢の清瀬ファンが駆けつけ、握手会はいつも長蛇の列。笑顔を絶やさず、ファン一人一人に対し時間をかけた丁寧なコミュニケーションを心がけ、その積み重ねの結果、いつしか“神対応”の清瀬との評価を不動のものにした。
介護の現場で培われたコミュk力が「神対応」の源泉にあるといっていい。
露出度の高いコスチュームでサーキットに立つRQの現場は過酷で、1年も持たない人も珍しくない。日焼け止めを1日1本使い切る夏は、熱中症ギリギリの状態で笑顔を振りまく。
冬の北海道の現場では、ウエスト部分が露出していて寒いため、上下の衣装の中に使い捨てカイロ14個を入れしのごうとして、低温やけどになっちゃったことも。
それでも仕事に全力投球できるのは、全国のサーキット場などに行くのが楽しいし、ファンに会えることがやりがいだから。
今年もRQ活動はもちろん続行する。得意の話術を生かし、テレビ番組やイベントのMC(司会)にも挑むといい、新たな飛躍に期待がかかる。
■清瀬まち(きよせ・まち)
1991(平成3)年3月23日、岡山県生まれ。25歳。モデル、レースクイーン。
身長163センチ、スリーサイズはB80、W58、H84。2014年日本レースクイーン大賞・新人グランプリ最優秀新人賞受賞。
大学時代は女子サッカー部。好きな映画は「エヴァンゲリヲン」シリーズ。介護福祉士、社会福祉士などの資格を保有。
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5961643
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック