2017年01月07日
今年の祝日は「土曜に重なる率が大」 今年度の休日事情に「心折れそう」という意見がネットで飛び交っている。
2017年は、昨年に比べて祝日で会社が休みになる日が「4分の1」も減る――。カレンダーを眺めながら、そんな「悲しい現実」に気付いてしまったビジネスパーソンからの痛切な叫び声が、年明け早々のインターネット上にこだましている。
今年は、土曜日と重なる国民の祝日が4日もあり、「週休2日で土日休み」など土曜休みの人にとっては、その4日分の休みが減る形となる。このため、「今年は頑張れそうにない」「心折れそう」と嘆くネットユーザーが続出しているのだ。
16日中、4日が「土曜」
2017年の祝日のうち、土曜日と重なるのは、
・2月11日「建国記念の日」
・4月29日「昭和の日」
・9月23日「秋分の日」
・12月23日「天皇誕生日」
の計4日。国民の祝日は現在、1年に16日。昨16年は土曜日と重なる祝日が無かったため、週休2日(土日休み)の人にとっては、単純計算で今年の祝日休みは、昨年より4分の1、減ってしまうことになる。
こうした点に気付いたビジネスパーソンからは、17年に入ってツイッターやネット掲示板に、
「今年祝日少ないの本当に辛い...心折れそう、もうすでに...」
「去年から4日も祝日少ないんだね、ふざけんな」
「今年は頑張れそうにない」
「祝日の土曜日率に絶望する。土曜日じゃ振り返らないんじゃぁぁぁ」
といった悲鳴が噴出している。(土日含めた)3連休の数は「昨16年と変わらない」
とはいえ、春のゴールデンウィーク(GW)は、カレンダー通りなら、最大連続休みが昨16年の3日から、今年は5日に増える。
昨年は「金曜から3連休、月曜平日で、火曜から3連休」だったが、今年は土日を含め「水曜から日曜まで5連休」となる。
そのほか、正月とGWを除く期間の「土日を含む3連休」だけをみると、昨年も今年も「7回」と変わらない(うち4回の祝日は、「●月の第●月曜」という形で定められている)。
こうした点を踏まえると、今年の祝日の傾向は「数は昨年より4日も少ないながら、効率の良い配置になっている」――そうポジティブに捉えることができる......かもしれない。
もっとも、土曜日が休みではない人も多い。実際、「土曜休みじゃないから普通に嬉しい」「普通に仕事やから土曜祝日嬉しい」といった喜びの声もツイッターなどに上がっている。
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