無事退院しましたので以前ふれた通りIPA情報処理技術者試験関連の勉強をはじめようと思います。
来月配属予定の部署の部長様に「リハビリ中に何を勉強しておいたら良いですか?」と質問したら「IPA情報処理技術者試験って知ってる?それのITパスポートの試験相当の勉強をして欲しいんだけど」と聞かれ、「初級シスアドは持っていて上級シスアドは落ちました」と答えたという話をしました。
試験について知らない人がこの会話を聞いたら「質問ちゃんと聞いてる?」と言われそうですが、情報処理関連の方々からしたらちゃんと通じる会話なんですよねこれが。
IPA情報処理技術者試験は試験名称も内容もコロコロ変わるのですが、シスアドの試験は平成21年度で終了しています。後身となるのはITパスポートの試験です。
つまり、「(現在実施されている)ITパスポート試験相当の勉強をしてきて欲しいんだけど」という質問に対、「(ITパスポート試験の前身である)初級シスアドは持っています。その上位試験である上級シスアドは受験しましたが落ちました」と返したという話です。
部長様からは「ああ、初級シスアドは合格してるのか。落ちたといえど上級を受験するくらいの知識も身に着けているってことだね。」と返されました。
IPA情報処理技術者試験の試験は試験内容も名称も変わってしまうので取得することに意義が感じられないといった意見を聞きますが、情報処理技術者の方々はこういった歴史の流れまで理解しているんだなぁと。
取った試験は名称が変わってしまっても無駄にはならないと改めて感じさせられました。
「じゃあこれを読んできて」と渡されたのが『LAN&インターネット図解でわかるサーバのすべて』(日本実業出版社)という本でした。
『その本以前買って持ってたんですが読みつくしたのでブックオフに出しました』と、喉元まで出かかったんですが、それを言ったらさらに難しい本が出てきそうだったので黙ってました・・・w
いずれにせよ試験を取ったのも10年くらい前の話だし、最新の知識を入れなおすのは悪いことじゃないなと思ったのでITパスポート試験対策のテキストを買ってきました。
私がFOM出版のテキストをよく利用している理由※あくまでも個人的な感想です。
1.試験向けの勉強内容を試験対策だけに絞っていない。
→テキストを通して付けた知識に汎用性がある。
2.過去問題疑似体験プログラムの精度が良い
→疑似体験プログラムをCD-ROMで付けており、操作方法や試験の状況を先取りして体感できる。
要点だけかいつまんだテキストや試験対策だけに特化した参考書だと試験対策としては良くてもそのとき身に着けた知識をうまく実務に生かせなかったりします。
部長様が言いたかったのはITパスポート試験合格相当の知識を身に着けてきてほしいでしたので、論点がずれないよう汎用性のある知識を入れておきたいと思います。
それにしても、改めて参考書を見てみるとよくわかんない内容ばっかりだーーー