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2024年12月04日

この世で一つだけの私だけの宝物

もともと手縫いが好きで、
何かしら
作る時は
ミシンではなくて
手縫い。


ミシンが苦ってってところもあるんだけれど
手縫いの
ゆっくりと
寄り添ってくれる感じが
鑑みる。

チクチク

少しづつ
形に仕上がるところだったり
やはり私としては
今まで
作り手として
頑張ってきたせいもあってか
作ることに
手のハンドパワー的な
そういう感触って
大事だと思う。

昔、見た本の中に
洗濯物を
たたんでいるお母さんの手からも
オーラが漂っている
という本を読んだことがある。

人間って
そういう目に見えないものの
作用ってすごく多いし
私はほぼ一点物しか
作らなかったけれど
それは
作業になりたくなかった
ということ
内職めいた仕事はしたくない
ちゃんと
作品として仕上げたい気持ちは
いつもどこかにあって
ちゃんと
今も貫いている。

量産

という言葉に
違和感を感じる。

私は手仕事をしているので
確かに値段は高くなるけれど
ちゃんと買ってくれる方はいたかな。

最近
ちゃんと物を作ることは
少なくなったけれど
未だに
彫金をしたいなど
欲求は高い。
それは
制作がしたいという
純粋な思い
お金とは少し違う感覚。

若い時代に
ずいぶん作ったので
今は少し違うことがしたいのは
確かだけれど。

また作り手として
頑張ろうという日々が
来るかもしれない
そういう時も
ちゃんと

お母さんが洗濯物を
たたむような
優しい手をしているように
量産。
などの言葉にならないように。

そういうことは
意識していたいと思います。

だって
私も作家の端くれですから( ´∀` )

そうそう。

ちゃんと
自分の作るものの
行く末まで考えて
物を作りたい
安いからと言って
簡単にゴミ箱に入るのではなくて
ちゃんと
大事に使っていただけるような
そういうものを作っていきたい


そんな感覚で

今日も
私の右の薬指には
私の彫金の作品が光っている。

もちろん
この世で一つの
私だけの宝物です
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