最初から勝つことをアキラメル勇気
これからFXをはじめようとしている方に断言します。
最初から勝つことは諦めてください。
『最初から諦めてどうするんだ!勝ってお金を増やすためにFXをはじめるんだ!』
なんて思っている方もいることでしょう。
また、こんな考えの方もいるのではないでしょうか。
『最初は堅実にやって少しずつ小遣い程度を増やそうと思っているから大丈夫!』
こんな決意をもってはじめても、最初は堅実に少しずつ負けていきます。
では、どうすればいいのか?
最初から勝つことではなく、経験を積むことを目標にすることです。
“ 諦める ”は、“ 明らめる ”とも表現します。初心者の方はまずは最初から勝つことを諦め、トレード経験を積み、自分の失敗パターンを明らかにしていくことを目標としたほうがトータルで損失が少ないです。
失敗パターンを明らかにしていれば、対処方法も見えてくるはずです。ひとつひとつの失敗パターンに対処しながらトレードの成功確率を上げていくことが最終的に勝てる方法だと私は考えます。
赤ちゃんがハイハイから歩けるようになるまで、最初の歩きたては転んでばかりです。柔道だって最初は受身から練習します。最初に転び方や受身を学ばないと、いざ転んだり投げられたりしたときに致命傷になるからです。FXも一緒です。“ 転び方 ” や “ 受身 ” が “ 負ける経験 ” ということであり、最初にしっかり学んでおかないと、転んで手をつけずに頭を打ち付けたり、投げられたあとに受身がとれず首の骨を折ったりという二度と立ち直れないほどの致命傷なロスカットを食らうのです。
なので、FXをはじめるときに投資金額をいくらにしようか考えている方は、失敗トレード経験にいくら投資できるかを決めてからはじめてはいかがでしょうか。いわば勉強代です。その経験を積むためのお金を投資した段階で取り返せる実力がついたのなら続ければいいですし、とても取り戻せないと判断したのなら、そこで辞めれば済むことです。
たとえ結果が出なかったとしても、そこまでに費やした時間とお金は決して無駄ではありません。FXという投資に『チャレンジした結果という経験』は獲られたのです。何もチャレンジしないで、あのとき投資にチャレンジしていれば・・・ あのときFXをはじめていれは・・・など、あのとき何々をしていればなどの結果すらわからないことを後悔するよりは、よっぽど健全です。
P.S.
最後の数行は負けた金額にしか目がいってない人には意味がわからないと思います。
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