ある4つの時間を狙って稼ぐ方法
ピンポイントに狙います
『値動きが小さくて全然稼げない』
という悩みはありませんか?
この方法はデイトレード、特にスキャルピングをしている方に
有効な方法です。
FXでは、相場が動きやすいある4つの時間帯というものが
存在しますので、そこを狙います。
その狙う時間帯が次のとおりです。
【4つの時間帯】(日本時間)
・ 9:55頃
・ 15:00
・ 24:00(サマータイム時 23:00)
・ 25:00(サマータイム時 24:00)
では、各時間帯の理由は次のとおりです。
【9:55頃】
仲値が決まる時間です。
仲値とは、
金融機関と顧客との取引きの基準レートのことです。
その日の基準レートの発表時間が9:55頃となります。
企業や個人の輸出や輸入など外貨を使う際に、
常に変化するレートで取引きするのは現実的ではありません
ので、その日の基準レートを決めて今日はそのレートで
取引きするというためにあるものです。
とくに、
五十日(ごとおび)の5、10、15、20、25、30 or 月末は、
給料の支払いや締め日などの決済が集中してお金が
動きやすい日なので注目です。
【15:00】
東京オプションカットの時間です。
東京オプションカットとは、
通貨オプションのカットオフタイムのことです。
通貨オプション ・・・ 定められた期間、定められたレートで
売る権利や買う権利を売買する取引き
カットオフタイム ・・・ 権利が使える締切時間
締切時間の直前は、定められたレートに収束するための
取引きが活発になり、時間が過ぎた直後は、直前に行った
取引きのポジション調整で活発になることが理由です。
【24:00】(サマータイム時 23:00)
ニューヨークオプションカットの時間です。
上記で説明した内容の
ニューヨークの通貨オプションのカットオフタイムのことです。
【25:00】(サマータイム時 24:00)
ロンドンフィキシングの時間です。
ロンドンフィキシングとは、
金のスポット価格を決めることです。
スポット価格 ・・・ 売買契約と同時に現物の受渡しを
することをスポット市場といい、その
スポット市場で成立した価格のこと
金はドル建てで取引きされているので、ドルの需給に
影響を与えることから動きやすいという理由です。
以上が、レートが動きやすい時間帯です。
特に注目するところは、サマータイムであろうが、なかろうが、
24:00はニューヨークオプションカットか、ロンドンフィキシングの時間であるということです。
体感として、値動きがおとなしくなってきたかと思ったら
24:00になると激しくなったり、動きが反転したりすることが
比較的に多いです。
以上の4つの時間帯で、共通することは、
対象の時間になったら注目するというより、
対象の時間の前後に注目するという使い方が正しいです。
時間前には、
時間になったらこの方向で動くのではという思惑で
仕掛けて相場が動き、
時間後には、
実際に動いたことによる理由で
仕掛けて相場が動くイメージです。
あくまでも、動きやすいということであり、
毎日必ず動きがあるということではありません。
しかし、ポイントとなる時間を知らずにダラダラとチャンスを
待っているのと、明確にポイントを狙ってトレードするのでは
稼ぐ効率が違いますし、集中力の使い方にも影響がでます。
人が連続で集中できるのは90分とか2時間とか
いわれてます。
とくにスキャルピングは集中力が消耗しますし、
集中が切れた状態でトレードを行うと、連敗しやすく、
連敗すればイライラが募り、気持ちも切れやすくなります。
気持ちが切れれば、
チャンスでさえピンチになりえるのがFXです。
値動きが発生しやすいポイントというのは、
稼ぎやすいポイントということです。
また、含み損のポジションを持っている状態であれば、
その時間になる前に損切りし、大損を回避することだって
可能なのです。
そこを知ってるか知らないかで収支はだいぶ違ってきます。
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