2024年10月11日
キューバのブルーノ・ロドリゲス外相 日本の新外務大臣就任を祝福
日本の新外務大臣、岩屋毅
Radio Habana Cuba、2024年10月11日
キューバのブルーノ・ロドリゲス外務省はきょう(10月11日)、自身のXアカウントを通じて、最近就任した日本の新外務大臣、岩屋毅を祝福した。
キューバ外務省の最高代表者ロドリゲスは、これまでの両国間の親愛と協力の結びつきを強化し続ける意思を表明した。
1929年12月21日、キューバと日本は外交関係を樹立し、これは第二次世界大戦によって一時中断したが、1952年11月21日に再開した。
先日、キューバのミゲル・ディアスカネル大統領は、両国間の親愛と協力の絆を拡大し続ける意思を改めて表明し、日本の首相に選出された石破茂を祝福した。
Bruno Rodríguez felicitó al nuevo canciller de Japón por recién nombramiento
https://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/367241-bruno-rodriguez-felicito-al-nuevo-canciller-de-japon-por-recien-nombramiento
2024年10月10日
キューバ人ミュージシャン エル・タイガー死去 37歳
エル・タイガー
Cubadebate、2024年10月10日、キューバ音楽協会
きょう木曜日(10月10日)、キューバ人ミュージシャンのエル・タイガー(本名ホセ・マヌエル・カルバハル・サルディーバル)が、米国のフロリダ州マイアミ市で死去した。37歳だった。
去る10月3日の木曜日、彼が頭に発砲を受け、重い傷を負った、というニュースを受け取った。この傷が脳に深刻な損傷を生じ、数日間の入院に至った。キューバ音楽協会は、彼の健康状態を常時フォローし、ハバナの米国大使館における人道ビザの申請のための領事手続きにおいて、彼の親族を支援した。
ホセ・マヌエル・カルバハルは17歳のとき、アーバン・ミュージックのキューバ人グループ「ロス・クアトロ」のメンバーとして、「エル・プリンシペ」というニックネームで、プロキャリアを開始した。この傑出したグループによって、彼は国内外で知られるようになった。
その後、プロジェクト「ロス・デシグアレス」を創設し、ブライアント・マイヤーズやJ・バルヴィンなどのアーティストとのコラボレーションを録音した。
ソロキャリアでは、複数のヒット曲を出し、キューバや米国において、とりわけ若者たちの間で人気を高めた。
このエル・タイガーの死によって、われわれは、キューバ人としての地位を放棄することなく、つねに祖国への愛を表現した、アーバン・ジャンルで最も知られた人物の一人を失った。
遺族の決定により、その遺体は埋葬された。
キューバ音楽協会の名において、ご遺族やご友人、ファンの皆様に、深い哀悼の意を表する。
キューバTV(2024年10月10日)
El Taiger - La Historia
Falleció el músico cubano José Manuel Carvajal Zaldívar, El Taiger
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/10/10/fallecio-el-musico-cubano-jose-manuel-carvajal-zaldivar-el-taiger/
2024年10月08日
リウバ・マリア・エビアとシルビオ・ロドリゲス 「エル・トント・デ・パペル」の新ビデオクリップ発表
Cubadebate、2024年10月8日
歌手リウバ・マリア・エビアと、キューバ人トロバドールのシルビオ・ロドリゲスが、ビデオクリップ「エル・トント・デ・パペル」(紙の道化師)を発表した。当サイトは、この「あらゆる年齢の男の子たちと女の子たち」への美しい贈り物を共有する。
El tonto de papel - Liuba María Hevia Invitado especial: Silvio Rodríguez
Regalo para el alma: Liuba María Hevia y Silvio Rodríguez estrenan “El tonto de papel” (+ Video)
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/10/08/regalo-para-el-alma-liuba-maria-hevia-y-silvio-rodriguez-estrenan-el-tonto-de-papel-video/
2024年10月07日
キューバ BRICSへの加盟を正式申請
Cubadebate、2024年10月7日
キューバ外務省二国間関係総局長のカルロス・ミゲル・ペレイラはきょう月曜日(10月7日)、キューバがBRICSへのパートナー国としての参加を正式に申請した、と発表した。
ペレイラ総局長は、自身のXアカウントで、この申請は今年同グループの議長に就任しているロシア連邦のウラディミール・プーチン大統領に宛てた書状を通じてなされた、と説明した。
同グループは現在、世界の地政学においてカギとなるプレーヤーとしての地位を強化しており、南の国々の希望となっている、とキューバ外務省の代表者ペレイラはつけくわえた。
「キューバは、"パートナー国"としてのBRICSへの加入を、同グループの議長に就任しているロシアのウラディミール・プーチン大統領に宛てた書状を通して、正式に申請した。BRICSは、世界の地政学における重要なプレーヤーとしての地位を強化しており、南の国々にとっての希望である」、とペレイラは書いた。
キューバTV(2024年10月7日)
Cuba solicitó oficialmente su incorporación a los BRICS como país socio
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/10/07/cuba-solicito-oficialmente-su-incorporacion-a-los-brics-como-pais-socio/
2024年10月05日
駐メキシコキューバ大使館 チアパスでの発砲事件でキューバ人死者がいないことを確認
Radio Reloj、2024年10月5日、駐メキシコキューバ大使館
駐メキシコのキューバ共和国大使館は、プレスリリースを通じて、2024年10月1日にメキシコのチアパス州で発生しキューバ人らが巻き込まれた事件に関して、死者のなかにキューバ人は一人もいないことを発表した。
同リリースは、事件発生を知ってすぐに、キューバ職員はメキシコ当局と連絡を取り、死者のなかにキューバ人は一人もいないことを確認したと述べている。
チアパスでの事件に巻き込まれた人たちの中で、キューバ人3人の身元が確認でき、彼らの健康状態は良好であり、彼らに対しては、わが国の駐ベラクルース領事エリサ・マルティネス女史が領事サービスを提供している。
10月1日、メキシコ軍の兵士たちが、非正規移民が移動中の車に発砲し、複数の死者と負傷者が出た事件が発生し、現在調査中である。
Embajada de Cuba en México informa que no hay fallecidos cubanos tras incidente del pasado martes en Chiapas
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/10/05/embajada-de-cuba-en-mexico-informa-que-no-hay-fallecidos-cubanos-tras-incidente-del-pasado-martes-en-chiapas/
2024年10月04日
キューバ外務省声明 ワシントンのキューバ大使館をアサルトライフルで襲撃したアレクサンデル・アラソの釈放を拒否する
Cubadebate、2024年10月4日、キューバ外務省
キューバ共和国外務省声明
キューバ共和国外務省は、キューバに対するテロ暴力に加担する米国の新たな行為を断固拒否する。
米国司法当局は、2020年4月30日に道路から、当時その敷地内に7人の職員がいた駐米キューバ大使館に向けて機関銃で32発の弾丸を発射したアレクサンデル・アラソを釈放することを決定した。
米国の首都ワシントンの中心街で、外交施設を攻撃し、危害を加えることを宣言したこの事件は、いかなる国においてもテロ行為としてみなされるだろう。しかし、米国においてはそうはならず、キューバに対する暴力行為となればなおさらである。米国の政府は一貫してこの行為をテロ行為としてみなすことを拒否しており、米国の反テロ法制でその行為の性質が明確に定義されているにもかかわらず、実行犯をテロリストとして訴追するつもりは一切なかった。
テロリズムやキューバに対する暴力行為の実行者、あるいは寛容な共犯者としてのアメリカ政府の歴史はよく知られている。悪名高いテロリストの保護と支援は、同国の行動の歴史の一部となっている。
米国政府の精神医学の専門家が、弁護団と一致して、アラソは攻撃を行った時点で「刑事責任を負う状態になかった」との見解を述べたため、同法廷で示されていたもう一つの見解の通り、彼の行為は社会にとって危険であることを示しているにもかかわらず、彼は無罪となった。
同国の司法当局は、アラソが南フロリダを拠点とし、暴力やテロリズムの助長などキューバに対して攻撃的な前歴を持つグループや個人とつながり、接触している証拠を無視することを好んだ。
キューバは、米国領土から資金提供され実行された組織的テロの犠牲者であり、3478人のキューバ人死者と2099人のキューバ人障害者・負傷者という悲惨な経験をもっている。キューバは、国家的テロリズムを含むこうした災いに対して確固とした断固たる立場をとっており、キューバ大使館とそこに任命されたキューバ人職員に対してこのような行為が行われた場合、真剣かつ責任ある誠実な行動を取るよう米国政府に対して要求する義務がある。
ハバナ、2024年10月4日
(キューバ外務省)
キューバTV(2024年10月4日)
キューバTV(2020年5月29日)
Minrex rechaza liberación de Alexander Alazo, autor del ataque contra embajada cubana en Washington con rifle de asalto
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/10/04/minrex-rechaza-liberacion-de-alexander-alazo-autor-del-ataque-contra-embajada-cubana-en-washington-con-rifle-de-asalto/
ロシア航空 モスクワ - キューバ・ハバナ間の運航再開 10月13日より
ロシア航空
Cubadebate、2024年10月4日、Prensa Latina
ロシア航空は10月13日よりモスクワーハバナ間の運航プログラムを再開する、と同社のウェブサイトが本日発表している。
アエロフロート航空に属するロシア航空は、ロシアとキューバの首都間の運航プログラムを週一便(毎日曜日)で再開する、とその発表は述べている。
2023年12月にロシア航空は、このルートの季節運航便を開始し、これを北半球の冬と重なるキューバでのいわゆる観光繁忙期のあいだに運航した。
同社はまた、モスクワからキューバのリゾート地バラデロへの運航もおこなっており、これは10月3日から週3便運航している。
Aerolínea Rossiya reanudará en octubre sus vuelos a La Habana
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/10/04/aerolinea-rossiya-reanudara-en-octubre-sus-vuelos-a-la-habana/
2024年09月27日
マタンサスの地方列車が脱線 人的被害なし キューバ
Cubadebate、2024年9月27日
マタンサス県のロス・アラボスに向っていた三両編成の地方旅客列車が、きょう9月27日の午後5時15分、中央線の149.2kmの地点、キンタナ駅とホベジャーノス駅のあいだを運行しているときに脱線した。
人的被害は報告されておらず、全員が避難した。
この事故が伝わるとすぐに、現地鉄道やキューバ鉄道連合の主要幹部に加え、党・政府の当局者およびPNRやMinintの管理組織メンバーらが現地にかけつけた。
規定の手順に従い、事故が発生した原因と状況を明らかにするために調査委員会が設置された。
この脱線によって、中央線の被災区間では列車運行が中断されており、最短時間で列車の運行を復旧させるために、被害の解決が取り組まれている。
(鉄道総合局の情報による)
Se descarrila tren local en Matanzas e interrumpe tráfico por la Línea Central
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/09/27/se-descarrila-tren-local-en-matanzas-e-interrumpe-trafico-por-la-linea-central/
キューバ・ハバナで日本映画週間開催
キューバ映画産業芸術庁(ICAIC)は、駐キューバ日本大使館の協力のもと、日本映画週間の一環として、幅広い文化プログラムを企画した
Cubadebate、2024年9月27日、Prensa Latina
きょう金曜日(9月27日)にハバナで開催される日本映画週間を機に、キューバ映画産業芸術協会(ICAIC)は、駐キューバ日本大使館と協力し、幅広い文化プログラムを企画した。
この日は日本映画と日本歌謡コンサートを楽しめるほか、10時からICAICアニメーションスタジオで映像作家の嘉山正太によるセミナーがおこなわれる。
このセミナーは日本のオーディオビジュアル技術と制作過程を紹介するもので、オーディオビジュアルメディアに関するすべての専門家と学生が参加できる。
引き続き、11時にはハバナのグラフィック工房でナンシー・オロペサ・バルセローの「浮世絵と水引」に関する展覧会が開かれる。9月29日までは映画館「23y12」と新ラテンアメリカ国際映画祭施設で、4作品の上映会が開催され、その中には、成島出(なるしま・いずる)監督の「銀河鉄道の父」があり、これが同イベントの幕を開く、と記者会見で説明された。
イベントカタログによると、この映画は最終日の日曜日に上映され、日本でもっとも愛されもっとも読まれている児童小説の作家の一人である、詩人で小説家の宮沢賢治の人生を扱っている。
プレンサ・ラティーナ(2024年9月25日)
日本映画祭記者会見(2024年9月24日)
Arte japonés en salas cinematográficas de Cuba
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/09/27/arte-japones-en-salas-cinematograficas-de-cuba/
2024年09月26日
ハバナ湾の浮体式発電プラントで火災 8人が負傷
ハバナ湾の水上発電所
Cubadebate、2024年9月26日
きょう木曜日(9月26日)の午前、ハバナ湾に係留中の浮体式発電プラントのひとつで溶接作業がおこなわれていた際に発生した事故で、8人の労働者が負傷した。
この事故についての情報は、エネルギー鉱山大臣のビセンテ・デ・ラ・オ・レビによって、Xアカウントを通じて伝えられた。大臣は、ハバナの病院施設に入院中の負傷者の一人の画像を共有した。同施設には第一副首相のラミーロ・バルデス・ミネンデス革命司令官もかけつけた。
同大臣によると、負傷者全員が治療を受けており、事故による発電への影響はなかった。また、火災はすぐに鎮圧された、と述べた。
負傷者の一人。右から2人目がラミーロ・バルデス・ミネンデス革命司令官
キューバTV(2024年9月26日)
キューバTV(2024年9月26日)
Incendio en central flotante ubicada en la bahía de La Habana deja ocho lesionados
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/09/26/incendio-en-central-flotante-ubicada-en-la-bahia-de-la-habana-deja-ocho-lesionados/