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2018年08月13日

フィデル・カストロ 伝説のスピーチ14編

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フィデル・カストロ、コロンビアのカルタヘナ・デ・インディアスで開催されたイベロアメリカ会議に出席した国家指導者たちによって署名された壁にサイン、1994年6月16日

Cubadebate、2018年8月13日、「フィデル 思想の戦士」編集チーム

キューバ革命指導者フィデル・アレハンドロ・カストロ・ルスは1926年8月13日、キューバ旧オリエンテ県のビランで生まれた。

彼の生誕92周年を機に、クーバデバテとウェブサイト「フィデル 思想の戦士」は、彼の思想の粋を集めたもっとも重要なフレーズをいくつかご覧に入れる。それらは将来の世代への遺産として時間を超越するものである。

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1953年10月16日にモンカダ兵営襲撃による裁判での自己弁論

「わたしを断罪せよ、私は気にしない、歴史は私を無罪とするだろう」

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1959年1月1日、サンティアゴ・デ・クーバのセスペデス公園での演説

「革命はいま始まる。革命は楽な仕事ではないだろう。革命はきびしい事業であり、危険に満ちたものになろう」

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1959年1月8日、シウダ・リベルタにおけるハバナ入城時の演説

「これはわれわれの歴史にとって決定的な瞬間だと思う。独裁政権は打倒された。喜びは甚大だ。だがしかし、やるべきことはまだたくさん残っている。これからはすべてが楽になるなどと考えて自らを欺くことはしない。おそらくこれからはすべてがひじょうに困難になるだろう」

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1960年3月5日、ベルギー船クーブル号爆破事件の犠牲者の葬儀での演説

「いまだけは自由とは何かほかのことも意味する。自由とは祖国のことだ。そしてわれわれの選択肢は祖国または死だろう。祖国か死か!」

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1960年9月、国際連合総会での演説

「略奪の哲学をやめよ、戦争の哲学をやめよ」

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1961年4月16日、ラルガ浜とヒロン浜侵攻前の爆撃による犠牲者の葬儀における演説と、革命の社会主義的性格の宣言

「これは貧しき者たちの、貧しき者たちによる、貧しき者たちのための、社会主義革命であり、民主主義革命である。そして、この貧しき者たちの、貧しき者たちによる、貧しき者たちのための革命のために、私たちは人生をかけているのだ。」

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1967年10月18日、エルネスト・チェ・ゲバラ司令官追悼式典での演説

「われわれの革命戦士たち、われわれの軍人たち、われわれの男たちがどのようにあってほしいと願っているか表現したいのなら、いかなるためらいもなく、言うべきである。チェのようにあれ!と。新しい世代の人間たちがどのようにあってほしいか表現したいのなら、言うべきである。チェのようにあれ!と。われわれの子どもたちがどのように教育を受けてほしいか言いたいのであれば、ためらいなく言うべきである。チェの魂のなかで教育を受けて欲しい!と。人間のモデルがほしいなら、現代に属さない人間のモデル、未来に属する人間のモデルがほしいのなら、私は心から言う。そのふるまいに一点の曇りもないモデルは、その行動に一点の曇りもない、その活動に一点の曇りもない、そのモデルはチェである!と。われわれの子どもたちがいかにあってほしいか表現したいのなら、熱烈な革命的精神を持って言うべきである。チェのようにあってほしい!と。」

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1976年10月15日、バルバードスでのキューバ航空爆破テロの犠牲者の葬儀における演説

「痛みは分かち合えるとわれわれは言えない。痛みは倍増する。何百万人ものキューバ人がきょう、忌まわしい犯罪の犠牲者が愛した人びととともに泣いている。エネルギッシュで断固たる国民が泣くとき、不正義は震え上がるのだ!」

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1979年9月3日、第6回非同盟諸国首脳会議開会式での演説

「国際関係では、美しい言葉とではなく、事実との連帯を実践しましょう。」

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1992年6月12日、リオデジャネイロでの「環境開発に関する国連会議」での演説

「ある重要な生物種が、その自然の生活条件の急速で開発的な破壊のために、絶滅する危険にさらされている。人類のことである。(…) 対外債務ではなく、エコロジーに対する負債を払いなさい。人類ではなく飢餓を消滅させなさい。(…) 利己主義をやめよ。覇権主義をやめよ。冷淡、無責任、欺瞞をやめよ。われわれがずっと前になすべきであったことを行うには、明日では遅すぎるのだ。」

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1999年2月3日、カラカスのベネズエラ中央大学のアウラ・マグナ講堂における、ウゴ・チャベス・フリアス大統領就任式での演説

「革命とはただ文化と思想の申し子でありうる」

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2008年2月18日、キューバ国民へのメッセージ

「思想の戦士としてただ戦うことを願う。「フィデル同志の思索」という題名のもと書き続けよう。武器庫に持ちうるもうひとつの武器となろう。私の声は届くかもしれない。思慮深くあろう。」

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2016年4月19日、ハバナでのキューバ共産党第七回党大会開会式での演説

「もうすぐ90歳になる。そんなことは思ってもみなかったし、努力のたまものでもない。運命のきまぐれだった。すぐにほかの人たちと同じようになる。われわれには皆その順番がやってくる。だがキューバ共産主義者の思想は残る。」

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2000年5月1日、ホセ・マルティ革命広場にて、フィデル・カストロ・ルス最高司令官は革命の概念について語った。その定義は、以後、すべての国民の愛国的事業の指針となり、キューバ国民の過去の歴史、現在、そしてとりわけ未来を本質的に要約するものであった。

「革命とは歴史的瞬間の意である。それは変革されるべきことすべてを変革することである。革命とは平等であり、完全なる自由である。ほかの人たちを人類として扱い、また扱われることである。私たち自身および私たち自身の努力によって私たちを解放することである。社会的および国家的領域の内外で支配する強大な勢力に立ち向かうことである。いかなる犠牲の代償として信じられている価値を擁護することである。謙虚さ、無私、利他主義、連帯、英雄主義のことである。勇気と知性と現実主義を持って戦うことである。決してウソをつかないことであり、原則的倫理に反しないことである。真実と思想の力を粉砕できる力は世界に存在しないという深い確信である。革命とは団結であり、独立であり、キューバのため、世界のために、私たちの正義の夢を実現するために戦うことであり、それが私たちの愛国主義、私たちの社会主義、私たちの国際主義の基となっているのである。」

革命の概念についてのスピーチ動画



Frases legendarias de Fidel Castro
http://www.cubadebate.cu/especiales/2018/08/13/frases-legendarias-de-fidel-castro-fotos-y-video/#.W3IM9iQzbIV
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2018年08月12日

世界の歴史を作ったフィデル・カストロの5つの行動

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フィデル・カストロは人類の福祉を擁護するその思想と行動によって世界で記憶されている

Radio Habana Cuba、2018年8月12日、Martha Ríos記者

8月13日に生誕92周年を迎えるキューバ革命の歴史的指導者フィデル・カストロ・ルス (1926年〜2016年)のヒューマニストとしての偉大さを称える声が、キューバのみならず、世界中で起きている。

多国籍ニューステレビ局テレスールは、その公式ウェブサイト上に、世界の歴史をつくった最高司令官の行動を5つだけあげている。その5つとは...

1、革命の理念を擁護し、米国と対立

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その権力掌握以来、フィデルと米国との関係は、緊張し複雑なものだった。キューバへの経済封鎖、コチーノス湾侵攻失敗、ミサイル危機は、両国間の外交における画期となった。

そのスタンスの違いと、キューバの計画を統制しようとするワシントンの歴史的意図により、キューバの指導者と米国政府の間にはつねに衝突が生じた。

キューバは、米国による鉄壁の封鎖を受けながらも、自らの主権を維持し続け、フィデルはラテンアメリカ史における重要人物として屹立した。

2、1961年の識字キャンペーンと、教育システムの設計

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1961年の識字キャンペーンは、1959年には文盲が比較的大きな割合を占めていたキューバ国民の教育水準を改善しようとするアプローチだった。

キューバで1960年代初頭になされた教育システムの再編成と拡張は、教育を広くアクセス可能なものにし、人びと(人的資本)への投資を増やした。

その結果、キューバは識字率と入学率で1970年にラテンアメリカ5位となり、2007年には1位となる大きな達成を実現した。

3、ラテンアメリカや他国への医療サービスの提供

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1990年代の終わりにキューバは、国内の医科大学を卒業した医師と看護師の数で、重要な達成を示していた。彼らの一部によってキューバ医療を必要とする多くの国々に提供され、ハバナではラテンアメリカ医科大学が開校した。

4、「科学立国」の確立と、バイオテクノロジー分野の発展

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キューバは、将来増え続けるに違いない医薬品の重要な輸出を実現しはじめた。

また、「科学立国」としての投資は、製薬およびその他の科学分野での将来の成功に向けた、専門的かつ制度的な基盤を構築した。

5、海外企業との実り豊かな協力

キューバは、政府との合弁事業協定において外国企業の直接投資に道を開き、すぐれた結果を生んだ。

(テレスールによる)

TeleSur: Cinco acciones de Fidel que hicieron historia en el mundo (+Fotos)
http://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/168833-telesur-cinco-acciones-de-fidel-que-hicieron-historia-en-el-mundo-(+fotos)
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2018年08月09日

キューバへの海外観光客 今年300万人を突破 前半の減少傾向から回復へ

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ホテル・ナシオナルの観光客たち(ハバナ)

Cubadebate、2018年8月9日

2018年に海外からキューバを訪れた旅行者の数が8月9日(木)に300万人に達した。キューバ観光省が発表した。観光省は今回の発表のなかで、わが国への米国人訪問客の流出を抑制しようとする米国政府によって組織統制されたキャンペーンのさなかにこの結果が達成されたことを強調した。

MINTUR(観光省)によると、訪問客の多い国別では、カナダ、ヨーロッパ諸国(フランス、ドイツ、英国、ロシア、スペイン)がトップを続けており、ラテンアメリカではメキシコ、アルゼンチン、チリが多い。

「今回の数字は、きたる冬季の繁忙期の前段階で達成されており、その繁忙期では昨季同期比の結果を上回ることが予想される」、と発表は伝えた。

また、「今回の数字は、キューバ観光業が平和・健康・安全の旅行先として信頼・認識されたことを示している」、と伝えた。

先日、観光業を専門とする大学教授でアドバイザーのホセ・ルイス・ペレジョーは取材に対し、キューバ観光業は旅行者数が7%減少した今年始めの損失を回復し始めていると語った。

ペレジョー教授は、今年上半期終了時点で、6月の海外からの旅行者数は、2017年同期比の数に並んだと語った。

2017年最終四半期と今年上旬の強烈なネガティブキャンペーンは、11月から5月までのキューバ観光業の繁忙期に悪影響を与えたが、今回のデータはこれらからの緩やかな回復を示している、と教授は述べた。

(キューバ観光省の情報による)

Cuba llega a los tres millones de visitantes internacionales pese a campañas adversas de Estados Unidos
http://www.cubadebate.cu/noticias/2018/08/09/cuba-llega-a-los-tres-millones-de-visitantes-internacionales-pese-a-campanas-adversas-de-estados-unidos/#.W24UxCQzbIU
posted by vivacuba at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | cuba

負傷者の大半が退院 子どもは1人手術要 サンクティ・スピリトゥスでの交通事故

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Escambray、2018年8月9日、Arelis García Acosta記者

シエゴ・デ・アビラとサンクティ・スピリトゥスの県境で今週木曜日未明に起きた交通事故の負傷者17人の大半が、県内の病院施設で治療を受けたあと退院した。

カミーロ・シエンフエゴス県総合病院の医療副部長アルベルト・ヒメネス・エルナンデス医師によると、同施設に入院した13人の負傷者のなかに、重傷を負った者はいない。

事故の知らせがはいったときすぐに緊急医療統合システムが始動され、ハティボニコ市と県都の医療ユニットが迅速に行動した、とヒメネス・エルナンデス医師は語った。

一方、本稿時点で、ホセ・マルティ県小児病院では、負傷した子ども4人が入院を続けており、そのうちの1人は顔面に外傷があり、外科手術を予定している、と同院の関係者が話した。

事故被害者の証言によると、この痛ましい事件は、シエゴ・デ・アビラ県のラ・テレシータと呼ばれる場所の中央道で、サンティアゴ・デ・クーバから来たジュトン製バスが、車線を外れてきたトラックとの衝突を避けようとして道路から飛び出して起きた。

県のキューバ共産党や政府、保健当局者たちは午前中に負傷者のもとに向かい、治療状況を確認した。

Reciben alta médica mayoría de los hospitalizados por accidente de tránsito
http://www.escambray.cu/2018/reciben-alta-medica-mayoria-de-los-hospitalizados-por-accidente-de-transito/
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サンクティ・スピリトゥスで交通事故 子ども4人を含む17人が負傷 キューバ

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Radio Sancti Spíritus、2018年8月9日、Arelis García Acosta記者

シエゴ・デ・アビラとサンクティ・スピリトゥスの県境にある、通称ラ・テレシータの名で知られる場所の中央道で今週木曜日(8月9日)未明、交通事故が起き、子ども4人を含む17人が負傷した。

負傷者全員が、シエンフエゴス県総合病院と、サンクティ・スピリトゥスのホセ・マルティ小児病院で治療を受けている。

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Accidente de tránsito deja 17 lesionados. Todos reciben atención médica en Sancti Spíritus
http://www.radiosanctispiritus.cu/es/2018/08/accidente-de-transito-deja-17-lesionados-todos-reciben-atencion-medica-en-sancti-spiritus/
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運転免許の無料試験実施 キューバ・ハバナ 8月11日

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Cubadebate、2018年8月9日、ACN

交通安全教育運転教習所は8月11日(土)、運転免許の取得に関心のある16歳以上を対象に、無料試験を実施する。運輸省(MITRANS)当局が発表した。

同省の交通安全グループ長、ヤニア・プラ・ラミレスは、試験は午前10時から、東ハバナにあるグアナボのロータリー交差点近くのエリアでおこなわれ、合格者には対応する学科試験を受けるための証書が与えられる、と説明した。

この機会に申し込む人には、運転免許取得に必須である運転教習所のコースが保証される。

この試みはまた、キューバで有効な交通安全規則に関する知識を確保するのにも役立つ。

プラ・ラミレスは、これらの活動がおこなわれる間、児童劇団「ラ・コルメニータ」による子ども向けのショーと、スポーツ体育レクリエーション庁(INDER)県本部と共同による参加ゲームがおこなわれる、と発表した。

また、クラシックバイクや、子ども用カーの展示に加えて、キューバ音楽グループ「ラス・チカス・デル・ソル」のステージもおこなわれる、とつけくわえた。

これらのイベントは、交通安全全国委員会が進めているキャンペーン「行き先に...無事に着く」の一環である。

このようにして、同委員会は、交通事故とその被害を防ぐために、道路上の利用者の安全な移動に適した習慣や行動について、省みてもらうことを目指している。

Convocan a examen de conducción gratuito el próximo sábado en La Habana
http://www.cubadebate.cu/noticias/2018/08/09/convocan-a-examen-de-conduccion-gratuito-el-proximo-sabado-en-la-habana/#.W2y0pSQzbIU
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2018年08月08日

シエンフエゴスでの少女暴行殺害事件の公判終了 判決宣告へ キューバ

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シエンフエゴス県人民裁判所

5 de Septiembre、2018年8月8日、Magalys Chaviano Álvarez記者

シエンフエゴス社会を震撼させた昨年9月の少女暴行殺害事件の被告人3人に対する公判が8月8日(水)、終了した。

今からおおそ10ヶ月前の2017年9月にシエンフエゴス住民を震撼させた事件の裁判は2日間、18時間以上もの長時間をかけて、40人以上の証人の証言がなされ、3人の暴行殺害容疑者の罪状に関する証拠文書が提出された。

証拠の確認と証人たちへの聞き取りがなされ、被告人たちによって重ねられた犯罪を明らかにした長期間の調査過程については、担当検察官によって詳細が述べられた。検察官は、テクノロジーに基づき、捜査技術を用いて、いかに司法手続きを開始するための結論に達したかを、そこで明らかにした。

裁判はなべて平穏に進行した。3人の被告人は弁護人たちに付き添われた。彼らのあらゆる権利は尊重された。法廷開始前に、被告人とその代理人たちは、法廷憲章に宣誓した。そこには3人の職業裁判官と2人の一般裁判官が出席した。

法廷では被告人3人の安全と権利が尊重され、当事者たちの声を聞き、犯罪・法医学の専門家たちの発表があり、あわせて事件を国民に伝えるという使命で行動する人間たちの要請にも対応された。

今回の非公開の公判には、限られた人数の、犠牲者と被告人たちの家族が出席し、安全対策がとられたが、そこには本紙も立ち会った。これは前例のないことであり、そこでわれわれが国民の目と耳になるという、情報のソースとともに達成すべきすぐれた関係性の発露である。

検察官と弁護人による弁論のあと、裁判は判決にむけて終了した。これから裁判官たちは判決宣に7日間、当事者たちへの通知に5日間要する。判決に対して、被告人または検察は、人民最高裁判所の刑事法廷で上訴の申し立てをすることができる。

キューバ刑法第263条は、残虐的な衝動行動または残忍な凶悪行為によって人を殺した者には、懲役15年から30年、または死刑を定めている。

レイディの命は決して戻ってこないが、シエンフエゴスの人びとは殺害犯に法のすべての重みがかかることを信頼している。

Finalizó el juicio a los tres acusados por los delitos de violación y asesinato
http://www.5septiembre.cu/finalizo-el-juicio-a-los-tres-acusados-por-los-delitos-de-violacion-y-asesinato/
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2018年08月07日

シエンフエゴスでの少女暴行殺害事件の裁判 1日目終了 キューバ

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シエンフエゴス県人民裁判所

5 de Septiembre、Adonis Subit Lamí記者、Magalys Chaviano Álvarez記者

8月7日(火)の午後6時、事前の予定通り、シエンフエゴスで1人の少女を暴力をふるい殺害した被告人への非公開法廷の1日目が終了した。20人以上の証人の陳述がおこなわれた。

裁判はなべて平穏に進んだ。3人の被告人には弁護士が伴い、彼らの権利が尊重されるように細かく対応した。裁判開始前に、被告人とその代理人たちは裁判憲章に宣誓した。裁判には3人の職業裁判官と2人の一般裁判官、すべて女性が参加した。

裁判では、事件がどのようにして起きたのか詳細に述べられ、数多くの証拠書類や立証物が提供された。それらの中には事件を再構築した映像資料もあった。証拠の検証は非常に網羅的におこなわれた。

内務省は、事件の重要性を考慮し、報復や復讐を避けるために必要とされるあらゆる安全対策措置を保証した。一日を通していかなる事件も報告されなかった。

中休憩と昼食のための時間があり、これは、すべての出席者に例外なく保証された。

明日8日(水)には、残りの証人たちの陳述と、両当事者側の報告が予定されている。判決に向けて裁判の終了が告げられると、裁判官は判決宣告のために7日間、当事者たちへの通知のため5日間を要する。宣告された判決に対して、被告人また検察は、人民最高裁判所の刑事法廷に上訴の申し立てをおこなうことができる。

われわれ報道メディアはきょう一日を通して裁判に密着できたことによって、法律、正義感、合理性、迅速性、当事者たちの保証と透明性への尊重を目の当たりにしながら働いた。

われわれ自身が知っているとおり、それぞれの司法判断は、その法的根拠やその透明性、その厳粛性や賢明さによって特徴付けられており、正義をもたらす最大の担当者たちもまた、この分析や解釈、意思決定という過程において、個人として行動するのではなく、社会の、つまり国民の信託によって、行動するのである。国民は、判断し決定することを彼らに委ねているのであり、その信託は、国民の価値感や、その個性、知性、完全性、感受性にしたがって行動したときのみ、完全に満たされるのだ。

それがゆえに、シエンフエゴスの人びとは平穏だったのであり、なぜなら悲しい1日であるにもかかわらず、正義がなされることを信頼しているからだ。

Culmina primer día de juicio a acusados de violación y asesinato de joven en Cienfuegos
http://www.5septiembre.cu/culmina-primer-dia-de-juicio-a-acusados-de-violacion-y-asesinato-de-joven-en-cienfuegos/
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シエンフエゴスで少女暴行殺害事件の裁判はじまる キューバ

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シエンフエゴス県人民裁判所

5 de Septiembre、2018年8月7日、Adonis Subit Lamí記者

昨年9月にシエンフエゴス市内で18歳の少女レイディ・マウラ・パチェコ・ムルに暴力をふるい殺害した被告人たちの裁判が、県人民裁判所本部で始まる。

裁判は非公開でおこなわれるが、被告人たちは、レイディの事件以前にも起こしたとされる事件の容疑で、他の暴力被害者たちにも対する必要があり、その証拠と証人(現在までで45人)の量の多さから、2日間かかると予想される。

きょう8月7日(火)には、被告人陳述、証拠文書の提示、証人20人の陳述が予定されている。明日(水)は、さらに25人の証人の陳述て予定されている。判決に向けて裁判終了が告げられると、裁判官たちは判決のために7日間、当事者たちに通知するために5日間要する。宣告された判決に対して、被告人または検察は、人民最高裁判所に上訴を申し立てることができる。

少女レイディ・マウラ・パチェコ・ムルの被害事件は、女性への虐待や非道はいかなる状況でも容認できないと考える国において、シエンフエゴスの多くの人の心を揺り動かした。キューバ刑法第263条は、残虐的な衝動行動または凶暴な悪行で人を殺害した場合、懲役15年から30年または死刑を定めている。

レイディの命が戻ってくることはないが、、シエンフエゴスの人びとは、殺害犯たちに法のすべての重みがふりかかることを信じている。

裁判所の好意によって、また昨年2月に調印された協定によって、本紙は、この裁判をフォローし、この悲惨な事件を報道し続ける。

Comienza juicio a acusados por violación y asesinato de joven en Cienfuegos
http://www.5septiembre.cu/comienza-juicio-a-acusados-por-violacion-y-asesinato-de-joven-en-cienfuegos/
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2018年08月06日

キューバの代表的映画俳優セルヒオ・コリエリ 追悼イベント開催 8月15日より

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映画「低開発の記憶」の1シーン

Cubadebate、2018年8月6日、ACN

2008年に亡くなったキューバ人俳優セルヒオ・コリエリに捧げられたドキュメンタリー「マス・アジャー・デ・"メモリアス..."」(「記憶...」の向こう側へ)が8月15日(水)に、ハバナのインファンタ複合映画館の第一上映室でプレミア上映され、同タイトルのコリエリ追悼イベントの口火を切る。

映像作家ルイサ・マリシィが監督・脚本を担当し、キューバ映画芸術産業庁(ICAIC)とパブロ・デ・ラ・トリエンテ・ブラウ文化センターが製作したこの作品は、知識人およびクリエイターとしてコリエリのイメージを見直すことを提起する。

作品の概要によると、その取り組みにむけて、彼の詩や、テレビ番組「クバーノス・エン・プリメール・プラーノ」(キューバ人の前景)でなされた彼のスピーチが伏線としてとりあげられ、また、知識人や家族、近しい友人たちの証言は、現在まで知られていない彼の人生や作品の詳細を明らかにする。

この64分間の作品は、音楽にキューバの傑出した歌手ポリート・イバニェスのオリジナル音源を用い、撮影監督はアダルベルト・ロケ、編集はクラウディア・バルマセダとホルヘ・E・ゴンサーレス・クルースが担当している。

第3回ベダード映画フェスティバルの一環ともなるこの追悼イベントでは、キューバ映画の古典「低開発の記憶」も上映される。この作品は、著名な映画作家トマス・グティエレス・アレア(1928年〜1996年)の監督作品であり、今年が公開から50周年となる。

また、公開から45周年を迎えるコリエリのもうひとつの代表的長編映画「マイシニクーの男」も上映され、あわせて、写真展「顔のない男はなぜ死に行くか」や、その撮影チームによるシンポジウムも、8月15日にチャップリン映画館で催される。

セルヒオ・コリエリ(1939年〜2008年)は、キューバの演劇界・映画界におけるもっとも重要な俳優の一人であり、詩集3冊と小説1冊を出版したほか、未発表の2冊の詩集に加え、知識人としての自身最高傑作とされる「エスカンブライ演劇集団」に関する短編小説を残した。

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映画「低開発の記憶」の1シーン


キューバTV番組「クバーノス・エン・プリメール・プラーノ」でのコリエリの回パート1


キューバTV番組「クバーノス・エン・プリメール・プラーノ」でのコリエリの回パート2


映画「低開発の記憶」予告編


映画「マイニシクーの男」

Estrenarán documental sobre el actor cubano Sergio Corrieri
http://www.cubadebate.cu/noticias/2018/08/06/estrenaran-documental-sobre-el-actor-cubano-sergio-corrieri/#.W2jagNIzbIU
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