2017年09月02日
ジェットブルー ハバナに2か所の営業オフィス開設 キューバ定期便運航開始から1周年
ロビン・ヘイズ、米国の航空会社ジェットブルーの最高経営責任者、ハバナ市内の同社営業所開所式でのテープカット
Cubadebate、2017年9月2日
2016年に米国の航空会社として初めてキューバへの定期便運航を開始したジェットブルーは、ハバナに2つの営業所を開設した。これは同社のキューバへの操業の関心と可能性を示すものである。
ラ・ランパ地域と、ホセ・マルティ国際空港第3ターミナルでの2か所の営業所の開所は、同社による昨年8月31日のキューバ便運航開始から1周年を祝っておこなわれる、と同社のロビン・ヘイズ最高経営責任者は式典で語った。
ヘイズCEOはまた、キューバでの操業開始2年目を迎えて同社は首都ハバナでさらに多くの旅行者に低料金のサービスを提供する方針であると語り、ハバナ、カマグエイ、オルギン、サンタ・クララへのルートの乗客数を運航数を維持しながら調整してきた、と述べた。
最近ハバナに開設されたジェットブルーの営業所
この市場で長期的に操業を確保することを目指し、顧客により良いサービスを提供するための改善を続けていく、とヘイズCEOは語った。
クバーナ航空のビジネス・ディレクターのイブライム・フェラーダス氏は、ジェットブルーや米国のほかの航空会社の営業所の開設は、米国によるキューバへの経済・商業・金融封鎖にも関わらず、彼らのキューバでの関心を示すものだ、と述べた。
フェラーダス氏によると、現在米国の航空会社6社(ジェットブルー、アメリカン航空、デルタ、ユナイテッド、サウスウエスト、アラスカ)がキューバ各地に定期便を運航しており、このことは航空安全分野におけるキューバの強みを示している。
フェラーダス氏は、米国との尊重しあう協力関係を発展し続けようとするキューバの意向を強調した。
キューバと米国は2016年、ワシントンとハバナの国交正常化交渉の過程において、それまで50年以上休止していた両国間の直行定期便を再開した。
現在も米国人は観光客としてキューバを訪問することは禁じられており、バラク・オバマ政権が両国民の交流のために承認した12の一般カテゴリに基づく渡航のみ許されている。
ハバナに開設されたジェットブルーの新営業所
ロビン・ヘイズ、ジェットブルーの最高経営責任者、ハバナにて
JetBlue ratifica su apuesta por Cuba al inaugurar dos oficinas comerciales en La Habana
http://www.cubadebate.cu/noticias/2017/09/02/jetblue-ratifica-su-apuesta-por-cuba-al-inaugurar-dos-oficinas-comerciales-en-la-habana/#.WaxET_iLTIU
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