2017年04月27日
ハービー・ハンコック キューバは国際ジャズの日の舞台にふさわしい
現在ハバナに滞在中の、傑出した米国人音楽家ハービー・ハンコックは今週水曜日(4月26日)、キューバは国際ジャズの日2017を開催するにふさわしい完璧な場所である、と述べた。
ハンコックは今週水曜日、世界各地のミュージシャンたちとキューバ首都に到着したあと、革命広場の文化の家でのプレートを明らかにした。革命広場は、いまや世界レベルの卓越したジャズ祭のひとつになったフェスティバル・ジャズ・プラザが35年以上前に生まれた場所である。
「ユネスコから革命広場の文化の家へ フェスティバル・ジャズ・プラサの生地 ユネスコとキューバの交流70周年に」、とプレートには記されていた。
キューバでのユネスコ代表者カトリーヌ・ミュラーは、「ジャズの尽きることのない豊かさと根気さ、その開放性、解釈の自由さと民主的性質」を強調した。
ミュラーは、ジャズはひとつの「人生の形式」であると述べ、革命広場の文化の家で培われた文化活動、特に、1979年に始まったジャズ・プラサの創設者であるキューバ音楽家ボビー・カルカセスによる活動に感謝を表明した。
「国際ジャズの日は、理解、紛争の解決、平和、文化間の対話を促進するための機会である。」、とミュラーは説明した。
一方ハンコックは、「ジャズを楽しむひとびとはみな、これが文化間をつなぐ橋の役割を果たす音楽であり、対話と協力を促進し、平和的共存を育てるための道具であることをわかっている。」、と語った。
今週日曜日、この名高い音楽家は、国際ジャズの日におけるアリシア・アロンソ大劇場での大コンサートに、特別ゲストの一人として出演する。
キューバでの国際ジャズの日のプログラムのフィナーレは、ハービー・ハンコック、チューチョ・バルデスの両ピアニストをメインに、マーク・アントワン(フランス)、ティル・ブレナー(ドイツ)、A Bu(中国)、イゴール・ブットマン(ロシア)、黒田卓也(日本)、イバン・リンス(ブラジル)らが加わるステージとなる。
Herbie Hancock: Cuba es lugar perfecto para celebrar Día Internacional del Jazz 2017
http://www.cubadebate.cu/noticias/2017/04/27/herbie-hancock-cuba-es-lugar-perfecto-para-celebrar-dia-internacional-del-jazz-2017/#.WQXmD9LhDIU
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