2017年03月13日
ヨスバニ・アラルコン WBCイスラエル戦後インタビュー
アラルコンをレギュラーに望む人たちは少なくない
Juventud Rebelde、2017年3月13日、Norland Rosendo記者
その打撃力ゆえに、キューバ国内で待望論が多かった変化のひとつである。捕手にと考える人もいれば一塁にと考える人もいるが、いずれにしてもヨスバニ・アラルコンをレギュラーでプレーさせたいと考える人は少なくない。フランク・カミーロ・モレホンの腰の負傷に直面して、アラルコンの時間(とき)が到来したようだ。
イスラエル代表との試合で防具を身に着け、守備やキャッチングで目立った動きを見せたが、期待された打撃では3回打席に立ち力強いスイングを見せたものの、結果が出なかった。
- 今大会での自身の捕手デビューをどう見ていますか。
与えてもらった機会には喜んでいるが、満足はしていない。安打が打てなかったし、なによりもチームの敗戦はつらい。
- 懲戒のために6ヶ月間国内リーグの試合から遠ざかっていました。その間は何をしていましたか。
トレーニングは欠かさず続けていた。私の行動を評価してもらい、大会代表メンバーに選ばれるという幸運にめぐまれた。
- いまご自身は最高の状態にありますか。
トレーニングが不足しているとは思わないが、試合に出ていない期間が長かったので、代表レベルの野球に適合する
- あなたがスタメンにいるべきだと意見を伝えてくるファンがキューバにはたくさんいます。
国民が私のことを信頼してくれていることは誇りに思う。彼らをがっかりさせたままにはしない。いい結果を残せなくても試合不足を理由に自分を正当化はしたくない。試合に出たらグラウンドで全力を尽くす。
- 今大会は盗塁走者を刺すのは難しいですか。
このレベルの大会はそのとおり難しい。タイミングの取り方も、走り方もすべてうまい。投手の責任かどうかという議論に私は立ち入らない。プロの野球選手はほとんど常に、やるべき形で、やるべきときにすべておこなうものだ。
- 大会前の強化試合ツアー以降ここまで、非常に厳しい投手陣と対戦してきました。もっとも印象深かったことは何ですか。
キューバには時速90マイルを投げる投手はほとんどいないよね。この大会にもほとんどいないんだが、それは95マイル以下では投げないからだ。さらには多くの球種と、すぐれた配球の技術を持っている。この点においてわれわれより優れている。
- キューバの投手陣がこれだけの四球を与えてしまう原因は何でしょうか。
いくつかあると思うが、キューバでは審判のストライクゾーンが広すぎる。ここでは妥当な形になっている。ホームベースから若干外れたボールはキューバではストライクだが、ここではボールになる。
- 捕手としても一塁手としてもうまくプレーするという利点をあなたは持っています。どちらでも用意万端ですか。
ここでは一塁の練習はしていない。ラス・トゥナスでは両方のポジションで練習してきて、どちらもまかされてきた。
- あなたが好きのはどちらですか。
両方だ。
- それはよかった。ちょうど今あなたの県では捕手の大会がおこなわれています。
うん、ラファエル・ビニャーレスは非常に高い可能性を持った才能あふれる若者だ。チームが、ひとつのポジションに、代表メンバークラスの2人の選手を持てれば非常に有利になる。競合する2人を探しださなければならない。
- あなたにとって捕手の代表的選手は誰ですか。
私の捕手のアイドルはアリエル・ペスタノだ。
- また召集された場合の準備はできてますか。
私はいつでも機会をもらえるように準備している。
日本戦での安打(3月7日)
イスラエル戦盗塁刺殺(3月12日)
二次ラウンド日本戦での勝ち越し安打(3月14日)
La hora de Alarcón
http://www.juventudrebelde.cu/deportes/2017-03-13/la-hora-de-alarcon/
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