2017年03月13日
キューバ代表、日本戦先発はブラディミール・バーニョス 捕手はアラルコン
Joel García記者
今週月曜日(3月13日)、東京ドームでのキューバ代表チームの練習後に、生きるか死ぬかの勝負のかかった日本戦でのブラディミール・バーニョスの起用と、予期せざる負傷によりさらなる攻撃力を求めたラインアップの変更のニュースが流れた。
カルロス・マルティ監督は、「ピナールの右腕バーニョスは日本戦の切り札になる。」と記者団に断言した。現在日本は4戦全勝で、一次ラウンドでは11対6でキューバを破っている。「もしうちの投手陣が変化球をうまく使えれば試合を支配することは可能だろうと考えている。なぜなら直球は非常に簡単にミートしてくるから。」、と監督は話した。
「日本は非常に完成されたチームだ。ツーストライクに追い込まれたとき彼らは我々の打者のようにスイングはせず、コンタクトにミートすることを心がける。われわれは初戦でやったように、非常にスピードがあり質の高い投手に対して絶望することなく打席に立ち、塁上の走者を返す必要性を強調してきた。」、と監督は語った。
今回の試合でなされるであろうラインアップの変更についてマルティ監督は、フランク・カミーロ・モレホンが腰に重い負傷をし、集中治療を受けていることを明らかにし、そのため今週火曜日の日本戦ではヨスバニ・アラルコンが起用される可能性が高いと述べた。
「彼(モレホン)はプレーしたがっているが、われわれは医師とともに選手の健康をチェックしている。もちろんアラルコンは責任の重い打順に入る。攻撃力を求めておそらく5番か6番になる。」、と話した。
同様に、攻撃力を高める観点から、ユリスベル・グラシアルが二塁に、ジェフェルソン・デルガドが三塁に起用される可能性が非常に高い。この変更がもたらす危険性についても考慮しながら監督は検討している。
「われわれには多くの選択肢がない。首脳陣でこれを分析している。確かにこの2つのポジションでの守備が弱まるが、われわれにはほかの専門の二塁手がいないし、カルロス・ベニテスは打撃が不調だ。すでに説明してきたように、ラウル・ゴンサーレスを昇格させるには、捕手が負傷し、それをMLBが評価することが必要だ。チームを編成したときにそのように通達があった。」、とマルティ監督は説明した。
「生死をかけた試合に向かう。攻撃力を高めなければならないし、われわれのすぐれた投手陣は用意万端整っている。」、とマルティ監督は締めくくった。
バーニョス:「つねに勝利を目指していく」
ブラディミール・バーニョス投手は負けられない試合に恵まれているようだ。先日のクリアカンでのカリビアン・シリーズや、今回のWBCでの中国戦でもそうだ。そのようなときでも彼はあわてず、落ちついて、非常に楽観的にその任務を負う。
「調子はいい。すべてを得るか、または失うか、といった試合であることはわかっている。もし負ければほぼ大会敗退となるだろう。いつものようにすべてを発揮して、キューバのファンたちを裏切らないようにしたい。これらの試合はわれわれ選手を少し偉大にする。」、と今大会5イニングを投げ1安打のみに抑えた右腕は語った。
「つねに勝利に向けて考えている。日本選手のこともよく研究している。彼らが準備していない形のピッチングをしなければならない。打者たちはバッターボックスで非常に規律がとれている。プロ野球でプレーしている分だけ、われわれより少しだけスキルがある。」、とバーニョスは述べた。
「WBCでのキューバに対する日本のジンクスは明日変わりうる。大試合になり、わが国の国民が期待している喜びを与えられるよう期待している。」、とバーニョスは話した。球数制限が80球に伸びたことによっても非常に落ち着いており、リリーフ投手がもっとも勝利を確保しやすい形でマウンドを引き継ぐつもりである。
Clásico Mundial: Baños contra Japón y cambios en la alineación
http://www.cubadebate.cu/noticias/2017/03/13/clasico-mundial-banos-contra-japon-y-cambios-en-la-alineacion/#.WMdsYdLhDIU
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